コミヤ

不登校の子ども2人を持つママです。(1人は支援級から復学)比較的近所なはずなのに道に迷…

コミヤ

不登校の子ども2人を持つママです。(1人は支援級から復学)比較的近所なはずなのに道に迷えるという特殊能力を持っています(^^;)わたしは凄くないけど、わたしと子どもを取り巻くプロ達が凄かったという話。子どもの不登校経験から思うこと、日常のことなどを書きたいです。

最近の記事

他者とは

娘が不登校になり、 支援者の方々のサポートを受けて 試行錯誤する中でのことです。 我が子に対して 『本当は、 この子はこんなことを 感じていたんだ?!』 『本当は、 こういう子だったんだ?!』 という数々の発見がありました。 本人にじっくり 話しを聴くことや、 カウンセラーの先生に ご指摘いただく中で、 それまで 私が娘に感じていた 『自分の子どもは、こういう子』 という認識は 決めつけであったり、 とても浅いものだったんだな、 と気付かされました。

    • 対話の力がすごいらしい

      12月の上旬に、 一般向けの 『オープンダイアローグ』の講演会 に行ってきました。 オープンダイアローグは 精神医学や臨床心理の 分野で注目されている 対話による 新しい治療方法のようです。 私のような素人が行っても 場違いでは?と、 ドキドキしながら行きました。 しかし、 実際には 一般向けだったので 難しい治療の話しなどはなく、 講演してくださった講師の方は 限られた時間の中で オープンダイアローグの 元になる思想的な部分を 例え話しや ご自身の

      • 自分の見えている世界が全てではない

        例えば 親が子どもに 『良かれと思って』 アドバイスをしたり 行動をしたり することがあると思います。 良かれと思って やっているのだから 当然やっている側は 自分は正しいと思って やっています。 でも、その 『良かれと思って』 『自分は正しい』 は、 ある意味危険だなと 自戒をこめて思います。 例えば 花束をもらうのは大抵の人が 喜ぶとは思いますが 中には 花粉などで体質に合わず、 いただいても 実は大迷惑、 ということも 絶対にないと

        • 不登校支援

          文部科学省が 不登校を 『問題行動扱いしてはいけない』 と、通達しているのをご存知でしょうか。 以前からいわれているので、 ご存知の方もおおいと思います。 わたしも、 聞いたことはあったのですが、 あらためて文面をよんで はげしく共感する箇所がありましたので お伝えしたいと思います。 【不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)平成28年9月14日】 一部抜粋 『不登校とは,多様な要因・背景により,結果として不登校状態になっているということであり, そ

        他者とは

          見えないものを見る!心理の話し

          長女も次女も 不登校状態のときに 不安な気持ち がありました。 不安というか、 苦悩というか… 学校に無理して行ったときも、 行けなかったときも。 その心情は 外からは見えづらいものでした。 その心情を代弁してくれていると 感じるのはこのことばです。 『不登校解決ブログ』 を書かれている 青田進さんのブログより抜粋します。※ 《不登校の心理状態について話したいと思います。 不登校を学校を休んでいるだけの子だと 思ってはいけないということです。 見た目と心の

          見えないものを見る!心理の話し

          支える側を 支えるしくみ

          不登校の次女(小4)と 特性にすこしの理解が必要な長女(中1) 2月、3月、4月、5月、6月と… いろいろな方々と 面談させていただきました。 (カウンセラーの先生の アドバイスにより、 面談させていただいています。) 丁寧にみると大変だとおもうので スクロールで! ①親担当カウンセラーの 先生とのカウンセリング 毎月3回 ②小学校の支援級の先生と 小中連携支援シートの 作成のための面談2回(2月と3月に)⭐︎ ③中学支援級の先生方と の面談(入学前1回、入学後1

          支える側を 支えるしくみ

          5月のこと

          学校に行けず 適応指導教室に 通っている娘(次女、小4) 適応指導教室にだいぶなれて ほぼ毎日通っています。 教室に来ているお友だちは ふだんは2、3人。 多いときで6人ぐらい。 集団にまだ不安があるので 小集団が安心できるようです。 最初はその小集団にも なかなか入れませんでした。 けれど 適応指導教室の先生方が 超スモールステップで 取り組んでくださったおかげと カウンセラーの先生が どうすれば本人の不安を 小さくできるか? を、一緒に知恵をしぼって

          5月のこと

          支援の理論③

          不登校のお子さんを もつ親ごさんへの オススメ本 精神科医 斎藤環さん 著 『ひきこもりはなぜ治るのか? 精神分析的アプローチ』 つづき。 (理論の部分ではなく、) だいぶざっくり、 しかも主観的な 選びかたですが 不登校のお子さんをおもちの 親子さんに 著書の中から伝えたい箇所を 一部ピックアップしました! ↓ ◎まずは、 学校に行くか行かないか ではなく、 本人が元気になることを目指す! 『どうすれば個人として より良い状態に なることができるか』

          支援の理論③

          支援の理論②

          不登校のお子さんをもつ方への 推薦図書 精神科医 斎藤環さんの 『ひきこもりはなぜ「治る」のか? 精神分析的アプローチ』 前回のつづき。 この本はたぶんですが、 不登校のお子さんをもつ おやごさんは、 中々 手にとらないと 思います。 わたしも、 ただ、斎藤環さんの著書に 興味があったから 読みたかっただけで この本のタイトルは 『他人ごと』という認識でした。 だって うちの子、不登校だけど ひきこもりじゃないですし。 しかし、読んだ感想としては…

          支援の理論②

          支援の理論

          精神科医の斎藤環さんの 『ひきこもりはなぜ「治る」のか 精神分析的アプローチ』 を読ませて いただきました! すばらしい本でした! しかし、 不登校でも ひきこりでもない方には あまり関係のない オススメ本かもしれません。 すいません。 わが子は不登校で、 ひきこもり ではありませんが 読んで、とても勉強になりました! 明確に 『不登校』というところに ふれているのは 数ページですが、 それでも、 『不登校』のお子さんを お持ちの方が読まれたら、 き

          支援の理論

          先生のアドバイス

          現在 学校に行けない娘(次女) 適応指導教室に かよっている。 教室に いる時間、行く回数が ふえている! 本人も前向きで 「慣れてきたら毎日行きたい」 と言っている。 そして… 月曜日の午前 参加 (月曜だけは午前しかやっていない) 火曜日、 最初から最後まで参加 あしたの水曜日も、 最初から最後までいたい と言う。 木曜日も行きたいと言う。 でも… 「つかれた」 という言葉がおおくなり、 夜に 「なんか分からないけど 大声をあげたいきぶん!」

          先生のアドバイス

          コミュニケーション

          受け止めてもらえない可能性が 高そうなことを 人に伝える時は 内容によっては 心の負担になります。 今そんな 案件を抱えています! 子育て企画の アサーションで 伝え方にはコツがあることを 知って学びになったけれど、 教えてくださった先生も、 伝え方というだけではなく、 伝わらない時はある とおっしゃっていたなぁ… アドラー心理学の アルフレッド・アドラーなら 『伝えることは自分側の課題』 だけれど 『それを受け止めるか どうかは相手の課題』 と言われ

          コミュニケーション

          変わる

          自分に自信のない娘(長女)が 不登校から、 復学していく過程で とても 感じていたことが あります。 それは 『徐々に 自分を肯定的に とらえるようになっている!』 ということ。 自分にはこんな 良いところがある、 自分はお話しを 作ることが得意だ 自分は人前でダンス をすることが 好きだ などを、 わたしにも 伝えてくれるように なっていきました。 周囲の方々のサポートの おかげですね! その体験を 的確にあらわしている!と かんじた言葉がこちら

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          手作りクッキー

          一昨日 不登校の娘(次女)と 2回目の放課後登校を しました。 最初、娘に 「お母さん 学校の先生のところに 書類をとどけに行くんだけど、 一緒にいこうよ!」 と言うと 「こわいから行けない」 という返事。 「新しい先生に 〇〇(娘)のこと、 もっと知ってもらいたいから 一緒に行きたい と思ったんだけど?」 とわたしが言うと 「じゃあ、 クッキー作って持って いくのが良いんじゃない?」 という娘からの提案で 決まりました。 なぜ、 『クッキーを作って持っ

          手作りクッキー

          つなげてほしい

          子どもが不登校になると すぐに ソーシャルワーカーの方が 来てくれて 学校とのパイプ役を やってくれる。 必要であれば 専門的な支援の方 (外部もふくむ) などにも すぐにつなげてくれる。 という自治体があるらしいです。 「何それ?! うらやましい! 引っ越ししたい!!」 と、教えてくれた友人に 言ったところ、 本当に引っ越しをした という方もいたらしいです。 「そういったところに くらべると うちの自治体は かなり遅れている。」 と友人は言っていました

          つなげてほしい

          ごあいさつ

          不登校の娘(次女)と一緒に 始業式の放課後に 担任の先生に ごあいさつに行ってきました! 担任の先生は 若く、やさしそうな 女性の方でした。 そして 支援のことを よく勉強されている というウワサ!! 学校の先生方は もちろん どなたも 教育のプロフェッショナルな方々 だと思っているけれど 支援は支援で またちがった専門的な分野だと 思うので 支援のことにくわしい というのは 心強い! その担任の先生は 普通級に交流する支援級の 生徒さんを うけもつことも 多

          ごあいさつ