仲村

名ばかりの大学生(ほぼニート) 私はどこへ行きたいのでしょうか。 頑張るよ、否が応でも。

仲村

名ばかりの大学生(ほぼニート) 私はどこへ行きたいのでしょうか。 頑張るよ、否が応でも。

記事一覧

混濁

荒れ狂う嵐が故郷を襲う。氷塊を心に宿し、衝動と破壊を以して自己を形成する。 メシアの再来は隷属を意味する。僕は僕だ。自己是認を通し、僕は僕となるのだ。 カフェオ…

仲村
7時間前
2

素敵な言葉を紡ぐ人の素敵な文章を読むと自分も素敵な人になったかのような錯覚が起こる。穢れ驕り、最悪だ。

仲村
10時間前
2

本音と自分

私は独りの音 重なって単語となる 更に連なり文節となる 孤独な太陽が完成する 手を繋いで文となり 銀河系が誕生する 天の川を泳ぎつつ 水平線を知覚する 正直さを取…

仲村
2日前
4

つまらない

つまらない日々をつまらないものとしてつまらない自分がつまらないことをつまらなくもつまらないものとしてつまらないと思いながらつまらないと言ってつまらないと愛せるよ…

仲村
2日前
6

にゃはははははฅ(◝𖥦◜)ฅ
僕は最強になってしまったのだ(ฅº꒳​ºฅ)

仲村
3日前
3

深淵への誘い

知るな。見るな。聞くな。 この扉を開けたものは総じて帰還しなかった。深淵に導かれ、彼らもまた深淵を望むようであった。 何も見えず、何も聞こえず、何も感じとれず。…

仲村
3日前
4

何処へと。

何処へと。 浅薄と漂流。 深炎を燃料に。 浪費するだけで。 風向きは作られて。 目的地を見失うだけ。 涙は海水へと同化する。 後悔と恥だけ手元に残り。 軽薄に連れられ消…

仲村
3日前
2

太陽が夜に眠る時 私は静かに目を覚ます
月明かりの灯す下 幽霊達の集う場所
声を出さずに泣く君の 心の叫びが木霊する
萎れ散りゆく睡蓮が 花開く時を待ち侘びる

仲村
5日前
2

まだ見ぬ誰かへ。

手紙を書く。 宛先はまだ見ぬ誰かへ。 「今日はとても寒い1日でした。腰まで雪が積もり、私は必死になって、その雪をかき分けておりました。」 ゆっくりと、静かに、ペ…

仲村
6日前
5

少女

過去の再演。トラウマとフラッシュバック。 寝かしつけていたはずの少女が目を覚ます。 「まだ眠っていていいんだよ」 なんて言えるはずがない。殺したのは僕だから。心…

仲村
12日前
2

靄 = {I,愛,哀,穢}

仲村
13日前
2

他人の幸福を祈るのは自己の罪悪感を払拭するため。根源的に他者の幸福を祈れない。そのことが更に罪悪感を肥大化させる。良心が敵へと変貌して何度も姿を現す。

仲村
2週間前
3

内在化された彼岸の点滅

逃走に続く逃走。何処までも逃げの歯車が根幹を動かす。錆が魂に付着し、肉体を蝕む。 「居場所がない」と孤独に嘆く彼女の全てが虚言であり、欺瞞に包まれていた。 闘争…

仲村
2週間前
4

唯一の共感者。

凡そ命を宿すもの、いや万物は常に孤独を抱えている。 一期一会とは期間の問題だ。街中ですれ違う人、学校生活を共同する者、社会的生産の為の雇用関係、大切な友人や恋人…

仲村
2週間前
7

「人間の生き方としては健康よりも狂気が本源的です。健康の方がむしろ作られた状態なのです。」理想に患者を同一化した先にあるものは現状であり、そこから一歩ずれれば理想の追求へと後退する。根幹を織り成すものは「健康」ではなく「納得」である。故にその人自身の倫理に居直ることが重要となる。

仲村
2週間前
3

鳥が鳥であることを証明する為には鳥という言葉を使ってはならない。そもそも鳥は鳥ではないのだから。

仲村
2週間前
4

混濁

荒れ狂う嵐が故郷を襲う。氷塊を心に宿し、衝動と破壊を以して自己を形成する。

メシアの再来は隷属を意味する。僕は僕だ。自己是認を通し、僕は僕となるのだ。

カフェオレ 混濁 苦味と甘味の調和点

複雑と単純を反復し、孤独を自認。酸素は有毒性を持つのだ。僕は息を吸えない。排水管。粘液状の穢れが気管支を詰まらせる。

「地球なんてものは丸形のゴミ箱だ」

深く頷く。その通りだ。諦観と妥協がカタルシス

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素敵な言葉を紡ぐ人の素敵な文章を読むと自分も素敵な人になったかのような錯覚が起こる。穢れ驕り、最悪だ。

本音と自分

私は独りの音 重なって単語となる
更に連なり文節となる 孤独な太陽が完成する
手を繋いで文となり 銀河系が誕生する

天の川を泳ぎつつ 水平線を知覚する
正直さを取り戻し 素直な自分に回帰する

起承転結 運命を愛す 段落を通し宇宙が生まれる
小さな蛍を手中に収め 童心を以って没頭する

空言 虚言 嘘 偽り
自分の言葉で話してごらん

一人の人間 本音の受容
いつの日か その音が物語となる

つまらない

つまらない日々をつまらないものとしてつまらない自分がつまらないことをつまらなくもつまらないものとしてつまらないと思いながらつまらないと言ってつまらないと愛せるようにつまらない世界に対してつまらなく俯瞰しながらつまらなさ自体をつまらないというつまらない現実としてつまらない状態をつまらなく感じながらつまらなさをつまらなくもつまらないと認められたらな。

にゃはははははฅ(◝𖥦◜)ฅ
僕は最強になってしまったのだ(ฅº꒳​ºฅ)

深淵への誘い

知るな。見るな。聞くな。

この扉を開けたものは総じて帰還しなかった。深淵に導かれ、彼らもまた深淵を望むようであった。

何も見えず、何も聞こえず、何も感じとれず。感覚という感覚が遮断され、自己の存在すらも危うくなる。

迷うな。

扉を開けるのであれば開ければ良い。そして一歩一歩、噛み締めながら足を進めるのだ。消えて無くなるその日まで。

狂え。狂うのだ。

君は普通にはなれない。特別にもなれや

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何処へと。

何処へと。
浅薄と漂流。
深炎を燃料に。
浪費するだけで。
風向きは作られて。
目的地を見失うだけ。
涙は海水へと同化する。
後悔と恥だけ手元に残り。
軽薄に連れられ消えてゆく。
不信と敵意で首輪をつないで。
飼ってるつもりが飼われている。
別に今のままでもいいじゃないか。
見て見ぬふりが君の本懐なのだろう?

太陽が夜に眠る時 私は静かに目を覚ます
月明かりの灯す下 幽霊達の集う場所
声を出さずに泣く君の 心の叫びが木霊する
萎れ散りゆく睡蓮が 花開く時を待ち侘びる

まだ見ぬ誰かへ。

手紙を書く。

宛先はまだ見ぬ誰かへ。

「今日はとても寒い1日でした。腰まで雪が積もり、私は必死になって、その雪をかき分けておりました。」

ゆっくりと、静かに、ペンを進める。

「溶けた雪が肌に沁み、赤く腫れてしまいました。手は震え、吐息が白く消えてゆきました。」

夢うつつに眠る。朦朧として薄くなった字を眺めながら。

「この手紙を読むあなたはどのような姿をしているのでしょうか?どのようなお

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少女

過去の再演。トラウマとフラッシュバック。

寝かしつけていたはずの少女が目を覚ます。

「まだ眠っていていいんだよ」

なんて言えるはずがない。殺したのは僕だから。心の烙印がいつも君を想起させていたのだから。

僕は君のアドボカシーには決してなれない。罪の意識に耐えられないから。
君の言葉を理解できないから。無意識に拒絶してしまうから。

何よりも君を生んだのは僕だから。

「ごめんね」

そう何

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靄 = {I,愛,哀,穢}

他人の幸福を祈るのは自己の罪悪感を払拭するため。根源的に他者の幸福を祈れない。そのことが更に罪悪感を肥大化させる。良心が敵へと変貌して何度も姿を現す。

内在化された彼岸の点滅

逃走に続く逃走。何処までも逃げの歯車が根幹を動かす。錆が魂に付着し、肉体を蝕む。

「居場所がない」と孤独に嘆く彼女の全てが虚言であり、欺瞞に包まれていた。

闘争自体が逃走だ。思考を麻痺させ、鈍感に、そして盲目的に自己を消費する。君はこの世界を生きられない。

白紙ですらない。物体すらない。何ひとつない。

自己像と主体の相克。生きる屍に過ぎない。

気付いてほしかった。気付かないでほしかった。

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唯一の共感者。

唯一の共感者。

凡そ命を宿すもの、いや万物は常に孤独を抱えている。

一期一会とは期間の問題だ。街中ですれ違う人、学校生活を共同する者、社会的生産の為の雇用関係、大切な友人や恋人、家族。

その他諸々、全ては一期一会であり、マクロ-ミクロの違いでしかない。

故に人間はいつの日も寂しさを抱え、孤独の世界を生きている。ここには仮初の繋がりだけが存在し、芯なき点線を御守りに息をする。

季節の移ろいの美しさを味わう。

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「人間の生き方としては健康よりも狂気が本源的です。健康の方がむしろ作られた状態なのです。」理想に患者を同一化した先にあるものは現状であり、そこから一歩ずれれば理想の追求へと後退する。根幹を織り成すものは「健康」ではなく「納得」である。故にその人自身の倫理に居直ることが重要となる。

鳥が鳥であることを証明する為には鳥という言葉を使ってはならない。そもそも鳥は鳥ではないのだから。