子供向け「勉強術」は学生でも、大人でも役立つ
本当に基本的な、原則が抽出されているので役立ちます。どうしても「大人向け」になると複雑な、独特なものが多くなりがちですよね。
たとえばこの本だと勉強の「術」だけに限らず生活の基本にも言及しています。これは出来る限りは大人でも続けたほうが良いですよね。仕事の内容如何によっては、もしくは体質によってはこの原則は適用できませんが、ライフスタイルとして確立するという意味では役立つことでしょう。
生活がきちっと確立し、勉強と睡眠、栄養などが組み込まれ構築される。
それが出来ているとアスリート生活も可能になりますね。ベースとなる生活がしっかりしている人ほど競技スポーツに踏み込んだ時も上手くいきやすい。
トップオブトップは素質の差もあるでしょうけど、最初の伸びの部分や中長期的にはこういったベースの差で潜在能力を上手く引き出せない、努力が効率よく成果につながらない人も多い。
これがアスリート＋勉強（仕事）の両立となると尚更そうで。
時間を有効に使おう！と言っても、その「時間」が乱れ、有効に使える状態でなければ、その余裕を心身に生み出せなければ取り組むのも難しい。その前段階、生活を見直すことが先に必要で。
「術」は土台となる心身（生活）がしっかり構築されていれば大いに役立ちます。術を徹底するのも良し。複数身に付けるも良し。
先ずは土台を構築した上で、基本や型を理解した上で応用編の「術」、様々なハックを活用、自分に見合ったものを発見、身につけるのが大事ですよね。
挙げていけばキリがないくらい「勉強術」の基本には生活があり、その土台の上に建物、教科書やノート（メモ）の使い方、取り組み方が出てくる。
小さい頃に身に付けたものは大人になっても、一生涯役立つものになりますし、立ち返る時、習慣を見直したい時も役立つと思います。この本に限らず、子供向け（育児、勉強法）に書かれたものを参考に読んでみるのは如何でしょうか？
加古川優考塾
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