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疲れ切るまでやることが本当に美徳なのか

徹底的に物事を突き詰め、取り組むことは確かに凄いし、話題にも美談にもなるのはよく分かるのですが、一方でそのストイックさが本当に効率の良さに繋がるか、ベストな方法かはよく考える必要があります。

トップアスリートやクリエイターの練習量、アウトプットが多すぎて「量が全てではない」という発言が出てきた場合と、その領域に全く達していない状態での、ちょっと言い訳めいた「量が全てではない」では同じ言葉でも全く意味も中身も違うので、そこはもっとストイックに取り組んだほうが良いのでは?という話しにもなったりします。

要は、疲れきるまでやろう、全力を出し切ろうという言葉にもフェーズがあるし、対象者によっては効果的だったり、逆効果だったりします。

だから、言葉に対するリテラシーが大切で、常に受容、受け手側の意識だけでいて、発信する側の言葉を鵜呑みにしたり、依存するとリスクが高いわけです。その言葉が向けられた方向が違うのに、発信、指導者側の責任にしてしまうと学ぶチャンスも失うし、誤った言葉を誤ったタイミングで受け入れてしまうことにも繋がります。

恩師の教えの中に「腹八分」という言葉がありました。

その言葉も受け手によって、その時々によっては「誤った」言葉になることもあるでしょう。ただ、概ねこの意識は大切で、常に全力投球では保たないのも確かです。

難しいのはその判断を誰が行うのか。どんな線引きや意識で「腹八分」を決めるのか。苦楽で決めるのか。物理で決めるのか。精神的な部分で決めるのか。

そこは経験値も必要だし、客観的なデータやフィードバック、アドバイスなども必要だったりします。マネジメントがうまく行くようになると自分や組織のパフォーマンスも上がっていきます。

この辺りを大いに意識し、学び、レベルアップしていきたいものですね。


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