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知識と身体作りの共通点:網羅と精緻さと

専門家(知識、パフォーマンス)を目指す上で重要なのは差別化と他よりパフォーマンスが高いことだと思います。その他大勢であるならば、いつでも代替え可能で、専門家としての活動はやや厳しいです。

少なくとも上位に入る、依頼されたり、注目されるレベルに達していないと活動、事業は厳しいですよね。


アスリートを目指す上でトレーニングが雑で、身体作りも思考も戦略性も適当であれば勝負が出来ないのは明白ですよね。徹底してやれることをやってくる。トレーニングは当然のこと、生活において全般が競技中心に。睡眠、栄養、ケアなど、出来ることは全てやっていこうという選手がトップに近づいていきます。

それだけやっても後は元の素質の違いや運などによっても結果は左右されるシビアな世界。

知識などによる専門家も同じですよね。

徹底的に専門分野を極めていく。網羅し、深化し、差別化を図る。その上で関連する分野、範囲もカバーし、さらなる強みを構築していく。そうすることで様々な依頼に対応できるし、信頼も増す。多くの接続点も持つことが出来る。


正直なところ、上記は理想であり、やっぱりある程度誰しもがどこかに手抜きしたいですよね。妥協しちゃうところはある。完璧に遂行し、素質にも運にも恵まれ、創り上げられた人が偉大なスター選手になれるでしょう。ただやはり思うように運や機会が巡ってこないことを考え、天秤にかけた結果、手抜きや妥協もしちゃうでしょうし、どこか引き気味になっちゃう人も多いでしょう。

絶対自分はこの道で勝負する!極めるんだ!!

周りから見たら酔狂なくらい、猛進出来る人は強さでもあり、脆さでもあるかもしれません。ただやはりとことんやれた人が強いのは確か。偉大ではなくても、強さを発揮できる程度ならなんとかやれるかもしれませんよね。

偉大になれないからって諦めないのも肝要だったりします。


最高峰はどこかは知っておきたい。

自分なりの最高レベルの努力はどこかも解っているでしょうけど、そこを物差しに界隈、当該分野全てをフィルターかけて見るのではなく、事実のみを見ておきたい。国内だけでなく、世界全体を見渡して「偉大」なアスリートを知っておきたい。同じ競技、種目ではなくても良いですよね。

そう考えると、「効率よく」ちょちょいとこなして専門家を名乗るのは誰にでも出来るけど、どこかで馬脚を表すし、行き詰まるであろうことも想像が付きますよね。

中途半端なトレーニングでは不足だし、あちこちに偏りやムラがあっても勝負は出来ない。全体をどれだけ網羅し、丁寧に、徹底してやっているかを考えたい。それがたとえ趣味であっても、ちょっとでも結果を上げていきたいならその最高峰の取り組み、一流アスリート、専門家の取り組みは大いに参考になる。


変に線引きし、「住む世界が違う」と無視するのは勿体無いですよね。うちひしがられるくらいなら見なくても良いかもしれないけれど。でも、せっかくこれだけの情報が回ってくる、集められる時代なんだからこそ出来る限り参考にしたいし、活用したい、試してみたいですよね。

大いにチャレンジしてみたい。もちろん自分なりでも結構。


そう考えればアスリートのセカンドキャリア問題もあまり「問題」として本人たちは不安になる必要はないと思うんですよね。競技と同じように自分なりに打ち込める分野を見付け、日頃からトレーニングと同じように取り組んでおけば良いと思うんですよね。

スポーツ分野に将来従事し続けたいと考えるなら尚更スポーツ以外で接続する何かを見付けて取り組んでおく。地域創生やBCM/BCP、会計学や法、営業などでも多く接続可能。スポーツ「だけ」で取り組もうとするよりは遥かに確率も高いし、強みにもなる。

色々考えていきたいですよね。キャリアに関しては相談に乗ってくれる人を探しておく、見付けておくのも大事。もちろんこうしたnoteも参考にして頂けると嬉しいですよね。

クリエイターも同じ。大抵の人、誰もが同じ。共通すると思うんですよね。

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