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手の中で生み出すのと、腕全体を使って生み出す違いについて #身体性論

なんの話かと言えばスマホとパソコンです。noteを書く上でも、何かを読む時でもスマホは非常に便利です。ハードル低く、いつでもどこでも扱うことが出来る。

だから何かを創作するにも、思考の基となるインプットも、ほんの小さな手のひらに乗っかるサイズで生み出せる、きっかけを与えることが出来てしまいます。

パソコンの場合はそうはいかず、やはり目の前に座ってじっくりと取り組まないとなかなかことは上手く進まないですよね。

どちらが良い悪いは関係なく、そのような特性の違いがあるということ。

これは読書、「読む」という行為においても同じで、電子書籍をスマホで読む、タブレットで読む、パソコンで読む、新聞や書籍のように紙ベースで読む違いによって得られるものはきっと違うと思うんですよね。


ここに「身体性」というキーワード

スポーツに長年従事している軸で見ると、創作にしても学びや体験にしてもこの身体性というキーワードは非常に大きな役割を負っているように感じます。

手のひらで操作する、思考したものも指先で表現していくのと、PC前に座って行うのとでは全然違う身体性を伴います。

歩きながら思考するのと、座って、会議室で、寝そべって思考するのとでは全然違うのと同じです。

ビジネス文書や企画書を練る時に寝転んでスマホでやるのは難しくないですか?ゲームをやる時もアクションゲームを寝ながらやるのって難しくないでしょうか??

囲碁や将棋の棋士がなぜあれほどピンと背中をまっすぐに碁盤に向き合うのでしょうか。多分PCだけだと何かが違うと思うんですよね。背筋をまっすぐにさせる何かが「身体」にアプローチしているのだと思います。

恩師に、憧れの人に会う時に背筋が伸びるのと同じだと思います。そういった身体性をヒントに創作を、思考を考えてみると良いと思うんですよね。


これからは身体性という軸が大切に

ウェアラブルも進み、いつでもどこでも会議が出来る、ミーティングが出来るとすれば会議室で行う必要は下がると思います。もちろん会議室だからこそ生み出される価値もあります。

ですが今まで全部会議室でやっていたものを、その生み出したい価値に応じて公園でやる、歩きながらやる、ランニングしながらやる。

色々な身体性を通じて考えることが出来ると思います。

オンライン会議も同じで遠方でありながら、でも対面という手段ですよね。そのうち海を見ながら会議、山を歩く映像に合わせて会議するなどもあったりするかも。

身体性は自分が体験していないことでも影響は受けますよね。スポーツ観戦の面白さってその身体性があるからだと思いますし。プレイヤーと共に熱狂できる。身体が反応する。


ツールや方法を選ぼう、意識しよう

自分で何を使い、どうやってやっているのかをあまり意識したことがなければぜひこのnoteを参考に意識して頂けると嬉しいです。

きっと思っている以上に身体性に影響されているものは多いです。

広々とした空間も、狭くて窮屈な場所でも。開放感と閉塞感によって生み出されるものも違うと思います。noteを書く時もきっと微妙に味付けの違うものが書き出せるはず。

トレーニングやランニングも同じ。

いつもと全く同じ環境で取り組んでいるのと、環境を変えながら行うのとではきっとそこで得られる効果もそうだし、学びや身体性、短期的にではなく、中長期に渡って影響が変わってくるはずです。

これから少しでも身体性を意識しつつ過ごしてみませんか?何かの活動に取り組んだり、参加したりしてみませんか??

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