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面白い/興味深い/共感するnoteたち

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タイトル通りの基準で素晴らしいnoteたち、何度も見直したくなる、お勧めしたいものを集めました!どうぞフォローして自分にあったnoteと出逢って頂ければ☆
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2018年9月の記事一覧

なぜ「お茶が好き」と言えないのか。

好きだという自覚がなくとも熱中できたり,考え続けることができたり,気分が最悪な日もお茶を点て続けたりできる。1日の過ごし方を考えることは,1日のどこにお茶の時間を設けるかを考えることであり,プライベートでもお茶がきっかけの人々と会っている。 しかし,別に「お茶が大好きです」と話したことはない。少なくとも,自分からそのようなポジション取りをしたことはない。 ではなぜ現代茶道を(学士から修士まで)論文の主題にしたかというと,茶道を手放しで好きだと言えないことに対する疑問が根底

ミーハーが世界を変えていく 〜ネットワーク科学からみたミーハー〜

シリコンバレーは一見のどかな田舎だが、世界を変えるスタートアップを次々と生み出すカンブリア紀の海のような土地だ。なぜシリコンバレーがそのようになったかという考察は多くされている。Stanford大学があるからとか、周りの成功者の率が高いから自分もという錯覚を起こからとか。これらは正しいだろうけど、別にそれだけというわけではない。 ネットワーク科学少し前に流行った『群衆の英知もしくは狂気』というゲームをご存知だろうか。ネットワーク科学を一般の人でもわかるようにと、@ncase

SNSで本の表紙を載せた紹介は、「まだ」違法ですか?

2018/916 新規作成2024/4/8 一番下に嬉しい話を追記しました 初めまして。TwitterではAという名前で本のデジタルPOPを書いている一介の読書好きな人です。(@hon10pop)※今はこのアカウントは更新しておらず、鍵垢です。 なんでnoteを書こうかと思ったかというと、これから書くお題についてTwitterでは文字数が少なくて誤解を招きそうだと思ったからです。(noteで書いても誤解や賛否両論は起きるかもしれないけれど) 賛否両論というのはあるすでに

ヒトはコンピューターを尊敬できるのか。

 囲碁史上伝説的な名人:イ・セドルとディープマインド社が開発したアルファ碁の対局は世界的な注目を集めた。結論から言えばアルファ碁は5局のうち4局に勝った。コンピューターが最強の棋士を破ったことで、人間の囲碁に対する関心が薄れるか、囲碁をやっても面白くなくなるのではと当初は思われていた。しかし振り返ってみれば、NFLスーパーボールを見るよりも多くの人が対局をネットを通じて観戦、基盤の売り上げは急増し、MITは囲碁部の部員が倍増したと発表した。 ▼初戦からの3連敗、その対局後の

SOSを出してくれて、ありがとう

「死にたい」と思ったことがある人は、どのくらいいるのでしょうか? そういった感情を抱いたとき、精神科へ行くのはもちろん有効な手段のひとつです。しかし、それだけでは改善されない生きづらさもあります。 そんな生きづらさと向き合う活動をしているDr.ゆうすけさんにお話を伺いました。 誰かの「死にたい」に向き合うのがライフワークDr.ゆうすけさんの本業は内科医ですが、ライフワークとして、顔と本名を公開せずに「Dr.ゆうすけ」名義でメンタルヘルスに関わる活動されています。 精神

15年間「不安」に苦しんだ私がいま本気で作りたいものとは何か?

【追記】 2021年9月に認知行動療法に基づくオンラインカウンセリングサービスを一般公開しています!まずは「無料相談会」でお悩みをお聞かせ下さい。 https://www.mycoping.com/ -------------------- いま個人プロジェクトとして、「こころ」の領域で新しいサービスを考えています。そのために「なぜやるのか?」をきちんと文章にしておこうと思いました。自分自身が苦しんできたこと、そしてそれを乗り越えてきた経験をもとに、同じような「壁」にぶつ

世界の終わりがくるまえに残しておきたい「ほんとうのこと」

北海道胆振東部地震が起きたとき、わたしはスマホを片手にうつ伏せで眠りこけていて、朝、ドンドンと部屋の扉が叩かれる音で起きた。 夜が明け、深夜3時に発生した地震が引き起こした甚大な被害を知る。 わたしが暮らす下川町は不幸中の幸いでガスは止まらず断水もせず、ひと晩、電気が止まっただけだったのだけれど。 ──否、“だけだった”と書くと、仕事や地域によっては大打撃を受けた方々がおられるので、ひどく語弊があるから訂正する。 けれど、土砂崩れした山肌の写真や真っ暗な都市部の様子、

スポーツはありふれた日常にシナジーする【野球に学ぶ#00】

スポーツの価値ってなんだろう?ということを、ここ最近はずっと考えていた。 学生時代は体育の授業が嫌いだった。私自身は子どもの頃からずっとソフトボールクラブと陸上のクラブに通っていたこともあって、体育の授業は苦労せず、むしろ得意としている方だった。それでも体育が嫌いだったのは、自分が好きなスポーツが、「誰もが平等に楽しめるものになっていない」ことが悲しかったから。運動神経が良くないというだけの優しくて他の才能に長ける子が、憂鬱な顔をしながら体育の授業を受けている光景は日本どこ

デザインと物書きが好きである共通する3つの理由

デザインと物書きは両方とも、わたしが仕事関係なく自然に興味をもち、やり始め、無償で継続していたことなのですが(デザインは特に仕事としてやっていた期間が長いですが、スタートは興味本位)、最近そのふたつにわたしが好きだと思うことの共通項を発見したので、備忘録として残しておきます。 1. 頭の中にあるモノを具現化できて気持ちいいブログを書く時は、その時ふわふわ頭の中でよく考えていることを論理展開をまとめてから文字におこすので、自分の気持ちがより鮮明になっているという感覚と自分の内

プツンと糸が切れるとき

がむしゃらに頑張って頑張って頑張って頑張って頑張り続けた人が、ある日 急にプツンと糸が切れたように"もう無理だ"となる。心が折れたとも言うような、そんな状態。 頑張れども頑張れども、周りの期待に応えられないと感じたり、自分の理想に届かなかったり、結果に繋がらなかったり…。 もっと頑張らなくちゃとか、自分は○○みたいに頑張れていないとか、そんな思いが、自分をどんどん追い詰めていく。そうしてある日、急にプツンと糸が切れてしまう。本当に急に。もういいや、と。もう頑張れない、と。

相談窓口になりたい。

家の子供には発達障害があります。 周りのお母様たちには 「うちの子には 発達障害があります。」 と、伝えることもある。 それもあってか、よく育児相談をされる。 「うちの子、しゃべりが遅くて。。」 「うちの子、癇癪が酷くて。。」 みんな子育てで たくさん悩んでいる。 自分の子供に発達障害があるかもしれないという不安を抱えている人も少なくはない。 まだ小学生までしか育てていない私に何が出来るだろう。 発達障害につい

パラレルキャリアをDRIVEせよ

ここ日本で、アスリートのキャリア形成に注目が集まり始めて久しく時が経った。アスリート自身はもちろん、サポートする周辺の人間、そして受け入れる社会に至るまで、それぞれの立場で議論が展開され、徐々に内容が成熟し、課題が浮き彫りになってきたという印象を受けている。 アスリートという特異な存在を、自分自身はどう活かすか。 アスリートという特異な存在を、周りが、社会がどう活かすか。 キャリア形成の考え方の変化今までアスリートのキャリアというと、セカンドキャリアに注目が集まっていた

数年内にJクラブで起きうる4つのシフト

いまJリーグクラブで働いていてクラブ運営のいろいろをこの1年見てきたが、課題を目の前にした時に、人やお金を使えばある程度は解決することはできると思う。ただJクラブはそれらリソースがないという課題があってそれらをスルーするつもりはないが、そのリソースを理由に場当たり的になると中期的なコスト増になってしまう。一旦深呼吸して、これからJクラブがこうなっていくという視座をもって、解決する必要があると思う。 そこで、最近考えていたことを棚卸しするつもりで、Jクラブ経営で数年以内に起こ

【質問回答01】デザインの勉強の仕方、フリーランスになる前にするべき事

今日は本当は美意識うんぬんの話を・・・と思ったのですが、書いてあるやつを推敲していて、辛辣な物言いで誤解されそうだったのでちょっと寝かせておきます。 というのが、特定の人に向けて書いた内容ではないのですが、特定の人に刺さったときに冷水をかけるようにやる気や心をくじいちゃう可能性もありそうだなぁ・・・と思ったんです。 少々過激な方が誰かの心には刺さる可能性は上がりますが、鋭い分だけ余計なものまで傷つけちゃう恐れもある。 しかも、それ書いてちょっとスッキリしている自分がいて