デザインと物書きが好きである共通する3つの理由

デザインと物書きは両方とも、わたしが仕事関係なく自然に興味をもち、やり始め、無償で継続していたことなのですが(デザインは特に仕事としてやっていた期間が長いですが、スタートは興味本位)、最近そのふたつにわたしが好きだと思うことの共通項を発見したので、備忘録として残しておきます。

1. 頭の中にあるモノを具現化できて気持ちいい

ブログを書く時は、その時ふわふわ頭の中でよく考えていることを論理展開をまとめてから文字におこすので、自分の気持ちがより鮮明になっているという感覚と自分の内から外に吐き出したという感覚があり、とっても気持ちがいいです。時に不安なこともありますが、自分の正直な気持ちを吐き出すのは、絡まっていたタンを吐き出したような、そういう爽快さをわたしは得られます。

デザインをする時は、このくらい余白のある感じがいいなとか、こういうレトロ感を出したいな、というこれまたふわふわしたイメージにどんどん色をつけて具現化できるので、こちらは爽快感というよりも達成感が得られます。

両方とも、「これで本当にわたしの頭にあるモノを具現化できているのか」ということを何度も何度も考えては微調整していくので、ブログは特に自分との果てしない対話が繰り広げられなます。本当にこれは、いまわたしの心の中にあった言葉なのか、イメージなのか、少しも嘘はないか、この表現は本当に伝えたいことを伝えてくれる"モノ"なのか、そういうことをぐるぐる考え続けます。それでも気持ちいんです。


2. 受け手がどう感じているかを想像することは幸福感に似た感覚がある

ブログを書く時は、基本的には何を伝えたいのかに注力しているけれど、ざっと書き終えたあとは、読み手がどこでどういう気持ちになるかなーということを想像しながらまた微調整していきます。時には大枠の論理を変更することもあります。その時の気持ちは、楽しいというわけでもないし、ましてやタスクのひとつとしてやっている感覚なんて微塵もなくて、むしろ温かい気持ちになるんです。ここではちょっと嫌な気持ちにさせてしまうかもしれないけれど、でもその次にはなにか力強い言葉があるから待っててほしい・・・こんな感じで、読者の気持ちを想いながらも書き手の自分が登場して対話しています。

デザインをする時は、伝えたいことを一番にわかってくれるかどうかはタスク的に見ているけれど、もう少し感覚的な部分ではどのように受け取ってくれるかなあとよく想像しています。デザインは、商品やサービスの顔となることがよくあると思っているし、デザイン次第で生かすことも殺すこともできると思うのです。だから、慎重に想像する。想像するけれど、勝てないなって思うデザインが無限にある。


3. 表現方法がたくさんあるから面白い

ブログを書く時は、論理の展開方法や、ひらがなやカタカナ、句読点の打ち方、言葉の言い回しなど、表現方法が無数にあって、その中から自分の伝えたいモノを最もよく表してくれていると思われる媒体を選びます。少しの言葉尻で印象が良くも悪くも変わっていくので、正しい媒体を選べているかよく考える必要があって、だからこそ面白いなと思います。わたしが「自由」を最も感じる瞬間かもしれない・・・

デザインをする時は、pinterestで参考資料を漁りますが、これこそ本当に表現方法は無数だと感じます。もちろんデザインのゴールはあるわけですが、そのゴールの達成方法が無限大!!!だからそこには意思や志向、センスが必要なのではないかなと思います。それがなかったら一生できあがらないかもしれない。ゴールに向けてやり方は無数だけれど、それでもゴールが達成できるならこの手法が好きだ!とか、そういうのも入れちゃえるのがデザインの好きなところだったりします。(もちろん、手法もゴールのうちに含まれている場合もあります)


まとめ

こうしてまとめて見たけれど、わたし、物書きの方が圧倒的に好きなのではという気がしてしまった。書くスピードと分量が違ったけど、でもそれは多分デザインは仕事にしてしまっていたから、、、かもしれないし、そうじゃないかもしれない。みなさんはどんな気持ちで言葉を日々書き連ねているのですか。


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