ファッションも、愛も、人それぞれ
フランスに来てから、どうでもよくなったというか、気にしなくなったもの。
いろいろあるのだけど、性別はそのひとつだ。
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街中を歩いていると、当たり前だけれど、いろんな人がいる。
髪型やファッションは、本当に人それぞれだ。
ラフな格好の人、ばっちりお出かけ用に決めた人、シンプルだけどおしゃれな人。
顔立ちは女性っぽいけど、髪型は刈り上げで、かっこよくスポーティにしてたり。
反対に、ブロンドを直線的なおかっぱにして、タータンチェックのシャツを着て、かわいらしく決めている男性もいる。
街ゆく人が、みんな自分なりのこだわりや美学をもっているようで、眺めているだけでも楽しい。
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通りすがりのビストロやカフェで、土曜日の人ゴミで、同性同士の組み合わせを見かけることも珍しくない。
友達同士かと思いつつ、きらきらと輝いた顔や親密そうなしぐさに、カップルかもと思う。
(この街の人は、どっちかというと控えめで、ところ構わずいちゃいちゃすることはあまりないみたい。フランス人はどこでも大胆なんて、フィクションが作ったイメージなのかもしれない)
みんな自然体で、構えずに過ごしている。
いい意味で、誰も、何も気にしてない。
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昨日の帰り道、バスを降りたら、おばあさんがふたり、手を繋いで歩いていた。
カップルかな、いやいや姉妹かも、、、と考えてから、まあどっちでもいいじゃないの、と思い直した。
そう、どっちでもいいのだ。
ふたりがしあわせであるならば。
ふたりが楽しそうに笑いあっていた、その事実があれば。
最後までお読みいただきありがとうございます。 これからもたくさん書いていきますので、また会えますように。