丹羽埴輪

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なぜ日本は滅亡するのか

 貴方は、発展途上国を含め世界中で通用する国力の指標は何だと思いますか? GDP? 軍事力? それともノーベル賞受賞者や金メダリストの数?  そのどれも違います。答えは、人口です。 人口=物量=パワー 日本のGDPが中国に抜かれて久しくなりました。今では3倍近い差を付けられています。更にはOECDの発表では国民一人当たりGDPで韓国にすら抜かされてしまいました。  日本がアジアの盟主と呼ばれたジャパンアズナンバーワンの時代も今は昔。バブル崩壊以降長い低成長に悩まされ、働

    • あらゆる価値判断は差別である

       自分達の先進的な価値観をアピールするとき。あるいは言動が差別的だと批判されたとき。「我々はあらゆる差別に反対します」そんな美辞麗句を並べる企業や人や団体を見かけることがあります。  確かに差別は悪です。ただ、「あらゆる差別」という単語を安易に使い、自分の無謬性を信じて疑わない恐れ知らずの態度には驚愕せざるを得ません。  語弊があることを承知で言うなら、あらゆる価値判断は差別です。ただ、許されない差別と許される差別が存在しているだけなのです。  許されない差別の代表例は人

      • コロナ禍で医療従事者が叩かれる理由

         9月15日現在、理由は不明ですがコロナウイルス感染症の第五波もピークアウトし、感染が下火になりつつあります。このままワクチン接種が進み、治療法が普及し、医療従事者もそうでない人たちも平時の生活が取り戻せるようになることを願うばかりです。  さて、感染症が人々の生活を一変させたコロナ禍においては、いまだかつてなく医療に対する関心が高まっています。医師がご意見番として様々なメディアに引っ張りだこになり、専門家でない者ですらコロナ対策を語り、医療従事者と素人が病気について論争す

        • ヴィーガンを叩く、ヴィーガン以下の低劣な人々

           貴方はヴィーガンというものをご存知でしょうか。ヴィーガンとは、動物への非暴力を掲げ、動物性食品を拒む菜食主義者の一種です。ネットでは一部の過激派ヴィーガンの活動が目立って取り上げられることもあり、「脳内お花畑の意識高い系の趣味」「他人の趣味嗜好にケチをつけ暴力行為を働く悪の集団」として扱われることが多くなっています。  先日は「食肉牛さんグッズ作りました🐮」とグッズ制作を報告したヴィーガンに対し、わざわざ「米を作る為にオタマジャクシぶっ殺しました」と動画をリプライする米農

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        なぜ日本は滅亡するのか

          ホームレスを哀れむ僕らは川井みき

           cakesの連載記事が批判を集めました。  炎上の概況 私達の社会からは少し距離を置いて生活をしているおじさん。そんなおじさん達と会話をして、彼らの生き方を知って、そのユニークさにたまに感動したりして、河川敷を訪問している間の時間がまるで異世界にいるような「ユートピア性」を見せてくれる機会が、たまらなく刺激的な魅力を放っているのかもしれせん。  元は「河川敷グルメガイド 2020」という表題のnote記事であり、それがcakesクリエイターズコンテスト優秀賞を受賞して連

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          マルちゃん正麺の炎上に見る #ラブタイツ との相違点

           ATSUGIのタイツ広告がフェミニストを始めとした女性に批判され炎上したのが記憶に新しいですが、今度はマルちゃん正麺が話題となりました。https://www.google.co.jp/amp/s/nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/2011/14/news032.html  フェミニストが批判し、アンチフェミニストがその批判に噛み付いているという点で共通点を見出している人が多いので、ATSUGIとの比較をしつつ整理しておこうと思います。ATSUGIの炎上

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          ATSUGIの #ラブタイツ 炎上の本質

           バーチャル火祭りが連日行われ冬の寒さも吹き飛ぼうかという今日この頃、皆様はどんなインターネットライフをお過ごしでしょうか。  11月2日「タイツの日」に合わせてタイツ・ストッキングメーカーのATSUGIがTwitter上で行った #ラブタイツ というプロモーションが炎上していますね。イラストレーターとコラボし、タイツを穿いた女性を艶やかに描いたイラストを大量にリツイートしたため、(一部の)女性の反感を買い一時「性的消費」「ATSUGI」「タイツの件」等がトレンドワードに上

          ATSUGIの #ラブタイツ 炎上の本質

          「イケメン無罪」と言う危険

           先日、Twitterにてこんなツイートが拡散されていました。  フェミニストの方々から非難轟々となっているのは言うまでもありません。  まず、フェミニストがジャンプやAV等の男が好むものを批判している時ほどアンチフェミニストがそれを晒し上げて炎上させるので、男性アイドルへの批判はアンチフェミニストの目に届きにくいということが原因として考えられます。そしてこういう「あいつらは○○についてスルーしている」という決め付け自体「俺は知らないからきっと存在しないはずだ」と無知の無

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          なぜ野党は政権の選択肢となれないのか

           安倍内閣の支持率がじりじりと下がり続けています。コロナ対策の迷走に加え、検察庁法改正案が非難されたことや、河井前法務大臣夫妻の逮捕・起訴も不支持に繋がっていると思われます。  しかし、その一方で野党の支持率も伸び悩んでいます。7月のJNNの世論調査では、自民党の支持率が35.8%に対して野党第一党である立憲民主党は5.1%と大きく離されている上に、前回より1ポイント下がっています。本来、政権与党が国民から見放された時に政権の選択肢として浮上すべき野党が存在感を示せていない

          なぜ野党は政権の選択肢となれないのか

          東京都知事選に見る絶望と希望

           7月5日投開票の東京都知事選挙にて、現職の小池百合子氏が再選となりました。その結果に喜ぶ人もいれば嘆く人もいるでしょう。私は東京都民ではありません。しかし野党共闘を応援している者として、野次馬的に見ていて感じたことをまとめて行こうと思います。 無風の選挙戦 今回、コロナ禍の最中の選挙ということで、選挙への注目度は決して高くありませんでした。6月1日発表の世論調査では小池氏の支持率は69.7%と非常に高く、その後も小池氏大幅リードの情勢は終始変わらなかったと言えるでしょう。

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          タレントに政治的発言をさせるな

           先日Twitterにて、 #検察庁法改正案に抗議します というハッシュタグを用いたツイッターデモが行われました。日頃政治ツイートをしない芸能人すら巻き込み、国会やニュースでも取り上げられる大きな動きとなりました。  まず前提として申し上げておきたいのが、あの改正案は数多くの検事・弁護士・裁判官・法学者がその危険性と説明不足を訴えている、抗議して然るべきものだということです。条文の読み方も知らない、司法の独立も理解できない自称ジャーナリストや自称政治評論家が「定年を引き上げ

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          気軽に「キモい」と言う女を許すな

           先日、女性向けシェルターに自民党議員が集団で押しかけ女性蔑視的な言動をした事件がありました。手続き的にも横暴であり、また活動の趣旨も理解せず慈善団体を利用しようとしたという点でも傲慢で許されないことだと思います。  しかし、それを告発した仁藤氏のその後のツイート。『シリーズ キモいおじさん』と題して男性の言動を非難していくというもの、これもまた表現として非常に悪いものであり、あってはならないものだという話をします。  「キモい」という言葉は、自分の価値観で他人をなじり、

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          「人権」と「防疫」を天秤にかけたがる厨二病患者ども

           以前、「人権」と「道徳」は相反する、どちらかを重視すればどちらかが損なわれるという記事を書きました。今もその認識は変わっていませんが、昨今のニュースを見る中でその二択を迫ることの害悪さに気付いてしまったので、その話をしたいと思います。  人権と道徳の対立。これは個人主義と全体主義の対立と呼んでもよいでしょう。感染症対策においても、「もっと国に権力があれば外出禁止令を出し、違反者を捕まえることができる」と嘆く声がよく聞かれます。確かに、逮捕という暴力によって国民を脅せば国の

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          フェミニストの敵は「男」じゃない

           酷い記事を読みました。 https://m.huffingtonpost.jp/amp/entry/story_jp_5e8ed79cc5b6458ae2a45fb5/?__twitter_impression=true  この記事です。  中身を私の目線で要約すると、 女の苦しみを知らない癖にフェミニストを名乗る男は気に食わない! だけど、男らしくなくて、弱くて、女が傷付けられることが嫌いで、男の加害性を自覚してて、罪悪感に苛まれていて、でもその苦しさを女に押し付

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          同性愛を愛する差別主義者たち

           皆さん、百合は良いものですよね。尊く、美しく、瑞々しい。人の欲で穢れた現世に顕現したる真善美です。  え、そうは思わない?  そんな貴方はこの記事の想定読者ではありません。お帰り下さい。これは百合、もしくはBLを愛する人に向けた記事です。  先日私は「万物は百合である」という、この世の真実を記したnoteを書きました。また、それ以前にはフェミニストについて語る記事でLGBTを含んだジェンダー平等について触れたこともありました。百合を好むこともジェンダー平等も共に両立し

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          万物は百合である

           百合って良いですよね。最近私気付きました。万物は百合だなって。皆さんにもこの“気付き”を共有して欲しい。そして百合に救われて下さい。 一般論として、“百合とは” 百合とは何か。まず一般的な定義で言うと「女性同士の濃い関係性、もしくは濃い感情」です。では百合じゃないものって何でしょう。それが分かれば百合が何かも分かるかも知れません。 「百合=レズ」も、「レズは百合じゃない」も間違い「百合ってレズのことでしょ?」とか、逆に「レズは百合じゃないでしょ?」みたいなことを言う人が

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