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「国民の眠りを覚ます参政党」読んでみた。

「今年の夏に参院選が行われること」
あなたは知っていましたか?

まだ候補者が出そろっているわけではありませんが、
岸田首相にとって初めての国政選挙という事もあるのか
私が通勤で歩く道に岸田首相のポスターが張られているなど、
既に選挙を見据えた活動が行われているように感じます。

私自身選挙に関心があり、
20代の頃に投票の立会人をした事もあります。

その際に感じたのが投票率の低さ。
特に若い世代が投票しないという話は聞いてはいましたが、
実際に現実として見せつけられると
事実であることを痛感させられます。

「果たしてこのままでいいのだろうか?」

立会人を務めてから私は漠然とした不安を抱くようになりました。

ですが先日この漠然とした不安に
一つの答えを出してくれそうな本を見つけたのでさっそく読んでみました、その本とは↓

「神谷宗平×吉野敏明 国民の眠りを覚ます参政党」

という本です。


著者はどのような方?


まずは著者のお二人について少し解説します。

表紙の左にいるのが「神谷宗平」さん。

神谷さんは21歳、大学生の際に米国に行った際に
日本の若者と外国の若者の意識の違いに驚き、
日本がこのままでは衰退すると危機感を覚えたという事です。

しかし周囲に話しても相手にされず、
高校教師をえて大阪府吹田市の府議会議員として政治家になるも
政治の現実を突きつけられてしまいました。

その後YouTubeやニコニコ動画で
様々な講師の方に協力してもらい、
経済や教育、医療に歴史、食など様々なテーマにまつわる
動画を配信されています。


一方で既存の政党では利権に切り込めないと考えた為
新規の政党である「参政党」を立ち上げられました。

もう一人の著者である「吉野敏明」氏は
当初歯科医でしたが、東洋医学を学んだ事で
西洋医学と東洋医学を融合させた
新しい医療を提供すると掲げられている医師です。

参政党とは?


ここで先ほど述べた「参政党」についても簡単に解説します。

参政党とは
「国民が政治に参加する党」という思いで作られた政党です。

まだまだ規模は小さいですが、
実は私の住んでいる和歌山県にも支部があり、
オレンジの旗が目立つ街頭活動を目撃した事もあります。

本の内容は?


では本の内容についてみていきましょう。


こちらの本は2年前に発生し、
今もなお続いている「新型コロナウイルス騒動」の最中で
参政党の構成員を通じて出会った
著者のお二人による対話という形で記述されています。

内容について軽く説明すると

・著者二人の出会い
・医療とマスコミの問題点
・歴史認識について


・日本の食が抱える課題
・教育の問題点
・日本を良くしていく為に

以上の順番で対談が行われています。

どの問題も国にかかわる大きなものですね。
特に食が気になりました
(食レポ動画投稿しているので……)

私の感想


で、読んでみた感想ですが

・対話という事もあるのか、堅苦しさはなく読みやすい

・一方で問題提起もきちんとされており、
日本が抱えている課題を分かりやすく説明してくれている。

・しかし中には「?」がつく部分もあった。
(49pの飛行機より新幹線の方が安全という部分など)

・全てを一気に解決するのは不可能だが、
参政党の名前通り政治に参加するなど、
少しでも出来る事を私もしようと思った。
以上が私の感想となります。

夏の参院選に対する興味、関心がある人はもちろんですが、
ない人も、いや、むしろない人にこそ読んでいただき、
今の日本が抱える課題を知ってほしいと思える本でした。

「眠りが覚めた人が増えればきっとこの漠然とした不安」も解消される、
そう思わせてくれました。

まとめ


まとめると今回紹介した

「国民の眠りを覚ます参政党」はあなたが

・日本の将来が不安
・周囲の政治に対する興味関心が薄い
・投票に行っても誰に入れればいいのか分からない
・未来を明るいものにしたい

このように思っているのであれば
是非読んでいただきたいです。

参政党に投票するか否かは別として、
政治について眠ったままでいないために
自ら学ぶのも必要だと思います。

日常演舞の読書感想本日は
「国民の眠りを覚ます参政党」を
読んでみました。

明日またお会いしましょう!!

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