「水島広子著 つい感情的になってしまうあなたへ」読んでみた
感情、人間にとって切っても切れず、
ほとんどの悩みに関わっている物です。
・感情的になる自分は未熟だと思う
・不機嫌になってばかりで人付き合いしにくい
・結果が出せるか不安で仕事をしたくなくなる
あなたも一度はこのように思った事がありませんか?
私は少なからずあります。
もしかするとあなたは
「私は我慢できている、問題ない」
とお答えになるかもしれませんが、
その後に
「いずれ爆発してしまうかも……」
という言葉が続く事は
全くないとは
言い切れないのではないでしょうか?
巷では感情をコントロールする等の
教科書的な本があふれていますが、
「それが出来れば苦労しない!!」
と声に出して叫びたくなるような
内容である物も少なくありません。
私はいろんな本を読んでみましたが、
何度もハズレを引きました。
ですが今日紹介する本は
上記の悩みを解決するのに
大きな力になってくれます↓
「水島広子著 つい感情的になってしまうあなたへ」
今まで「それでいいシリーズ」等を
読んだ感想を述べてきた水島広子医師の著書です。
内容について
水島氏の経歴は過去に紹介しているので
今回は早速内容についてみていきます。
まず簡単な概説が入り
・人が感情的になってしまう理由
・感情的になる事と自己肯定感の関係について
・人間関係の「領域」という考え方
・正しさにこだわる事の弊害
・7つの対処法
・感情的な人との付き合い方
以上6章から構成されています。
それぞれの章について
詳しく見ていくと↓
1章では
・人は自分の心を守りたいがために
感情的になるが、結果として
かえって傷つくことが多い。
と感情、心の反応について書かれており、
続く2章で
・自己肯定感が低いと、
心を守ることに必死で感情的になりやすく、
被害者意識を持ってしまい、
結果としてトラブルになる。
自己肯定感と感情に触れています。
3章では少し角度を変えて
・お互いの心に領域があり、
アドバイスなどで領域が侵害されると
人は感情的になる。
と少し具体的な例になり、
侵害してしまう理由として4章で
・お互いが正義感にこだわるほど、
人間同士の衝突となって感情的になる。
とまとめられています。
ここまでが感情的になる原因と
弊害について書かれており、
続く5章で
・感情的になってしまった際
どうすればいいのか具体的な対処法。
が書かれ、最後の6章で
・相手が感情的な場合の接し方。
がまとめられています。
自分が感情的である場合、
相手がヒートアップしているケース、
どちらの対処法も教えているのです。
読んでみた感想
ではここから私の感想になりますが、
「私がすでに知っている内容も多いが、
一方で新たに得た知識もあり、
今後の人間関係について
参考にしていきたいと思う」
となります。
アドバイスが有害である点や
正しさが人の数だけある事、
人格と行動を分ける重要性、
言葉で伝えないと分かってもらえない、
という事は前々から思っていましたが、
今回改めて自覚させられました。
ただ、私は一番下については
以前から何度も投稿している通り
・コミュニケーションは100中99無駄
という考えから
・そもそも伝えて分かってもらおうとすること自体
無駄なのではないか?
と考えており、
さらに対処法で「共感」について
書かれている場面もあるのですが、
これについても以前
・相談は基本しない方がいい
と述べているので
出来る人の運がいいだけ、
相談者ガチャのハズレしかない人の方が
圧倒的に多いので現実的ではないのでは?
と一部には疑問をもちました。
とはいえこの辺りは個人の感想なので
「まあ、そういう考えもある」
位に思っていただければ幸いです。
あくまで「私の正しさ」ですから。
今回読んだ水島広子著
「つい感情的になってしまうあなたへ」は
冒頭で上げた悩みに加え
・感情について学びたい
・対人関係を改善しようと思っている
・難しい人ともそれなりの関係を保つことが必要
あなたがこのように思っているのであれば
ぜひ読んでください!!
まとめ
日常演舞の読書感想文、今日は
「水島広子著
つい感情的になってしまうあなたへ」を
読んでみました。
明日またお会いしましょう!!
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