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”健康”のためのミネラル・ビタミンの摂り方 〜あなたは、土壌がスカスカなのを知っていますか〜

5大栄養素で、

・たんぱく質

・炭水化物

・脂質

以上は、現代の食の豊かな生活では、普通の食生活をしていれば足りています。

不足がちなのは、ビタミンとミネラルです。

ビタミンとミネラルは何で摂るのか。

肉・魚類にも存在しますが、主に、野菜・果物・海藻類などから摂ります。

必要とされるミネラルとは、体内に比較的多く存在する”主要ミネラル”と量が少ない”微量ミネラル”です。

果物は、糖が多いことが、健康害にもなるので積極的にはお勧め出来ません。

ところが、現在、植物のビタミンとミネラル自体が大幅に減少しています。

特に、ほとんどの野菜はスカスカです。

理想の農作物の環境では、野菜は土壌から60種類以上のミネラルをとりいれます。

その土壌が長年の化学肥料の使用により、原料であるチッソ・カリウム・リンだけになってゆくのです。

その3種類が特に使われるのは、最低限成長に必要で、かつコストが安いからです。

農薬も長年使い続けると、土壌の微生物が死滅してゆきます。

糸状菌、放線菌、バクテリアなどの微生物が豊かな土壌には必要です。↓

NICHIMO CO.,LTD資料より

土壌が豊かでなければ、ミネラル・ビタミンも不足してゆきます。

こうした悪循環で、土壌はスカスカになるのです。

ほんの一例ですが、下図のようなミネラル・ビタミンの”大幅減少”という調査結果となっています。

つまり、50年以上前に必要だった野菜の何倍も食べ続けなければ、ミネラルとビタミンは不足しがちということです。

しかしながら、このような農業の悲観的に見える食生活の現状を改善出来るのは、四方を海に囲まれた日本の「海の幸」です。

養殖漁業を除けば、魚・海藻類・貝類を中心とした海産物には、十分な「自然の恵み」がありミネラルも摂れます。

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ちなみに、日本人はワカメなどを良く食べますが、西洋人はワカメを食べると消化不良を起こします。

食というのは、何万年の食生活の習慣から、国や人種ごとの遺伝子が型作られています。

こうした現実ですが、私は、化学肥料と農薬に頼る農業の実態を否定しているわけではありません。

経済性(コスト)と生産性(大量収穫)を求めることが「豊かな社会」では必要とされます。

現代人の食生活の「豊かさ」とは、その食材・食事の種類が多様であることです。

人は(物質的に)豊かになると、色々な「食事を楽しみたい」ものです。

和食

焼肉

イタリアン料理

フレンチ料理

スペイン料理

中華料理

インド料理

東南アジア料理

等々。

だからこそ、価格の安さが優先し、栄養的には見せかけだけであっても、そうした食べものを受け入れざる負えない。

それが、現代の毎日の食生活を豊かに楽しくすることです。

そんな食環境でも、人は100歳寿命になり”健康”を維持し続けないといけません。

では、どうすればいいのか。

結論は、①(高価になりがちであるが)豊かな土壌で育った食物を選ぶ、②農作物を自作する、③海産物を摂る量を増やす、④補助食品(サプリメント)から栄養を補給する、ことで健康を維持して病気を予防することです。

話はそれますが、ドリンクなどで、「レモン100個分」のビタミンCとかメーカーは宣伝しますが、そもそもレモンにはビタミンCは少ない。

宣伝文句として、ビタミンカラーのイメージでインパクトがあるだけです。

なおかつ、合成ビタミンCであれば吸収率も少ない。

「レタス何個分」といって、植物繊維が多いように宣伝していますが、

イモの1/4なのです。

「イモ何個分」というより、刷り込まれたレタスのイメージがいいだけです。

このような例は数えきれないほどあります。

現在の生活環境で生きていくためには、テレビや雑誌の利権(メーカー・製薬会社・医師など)による偏った健康情報ではなく、科学的な健康知識が必要です。

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