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【前編】 英語コミュ力を上げるために大事だったこと ~アメリカ大学院1年目を振り返って~

NIMOです。日本で経営コンサルの仕事を経て、アメリカの大学院 (MBA)に留学に来ています。(自己紹介記事はこちら

留学に来て1年と1か月半がたちました。

シャカリキにやっていた1年生と違い、2年生は少し肩の力を抜いて楽しめるようになったように思います。授業の理解度やパフォーマンスも上がり、人間関係や交渉事もより効果的にできるようになってきたかもしれません。

1年目と2年目の違いは、やはり1年目の間にほかの学生や教授、アメリカの経営コンサル業の人たちと中身のある会話をしようとする中でネイティブに揉まれ(特にNYの人たちは英語力に欠ける人にも容赦ない傾向にあるらしい)、少し英語のコミュ力が上がったのだろうと思います。まだまだ苦労は多いので学ぶ余地は大いにあるのですが。

今回は、直近の留学生活の様子をご紹介しつつ、1年目に英語コミュ力を上げようと取り組む中で大事だったなと思うことに触れてみました。留学中の方の他、日本で学んでいる方にも使える部分があれば幸いです。


1.近況(楽しくやっています)

キャリア関連

アメリカで「ビジネスアナリティクス」という分野にハマり、顧客データ分析の勉強を始めました。卒業後の就活に向け、企業の人にスキルを見せられるようポートフォリオの作成を進めていますが、インターン先のスタートアップや教授たちのサポートの元、着実に進んでいます。

スタートアップのビジネスの状況に左右されたりとうまくいかないこともありますが、CEOや学内の関係者に交渉したり助けを求め、自分的に複雑なコミュニケーションを経て着実に問題解決できているのが成長したなと感じています。

友人関連

夏休みにリフレッシュしてメンタルの状態がだいぶ良くなったのですが、そのせいか雑談のテンポもよくなったようです。同級生に褒められたり、踏み込んだ内容を話せる場面も前よりも増え、日常のコミュニケーションの質や楽しさも上がってきました。

先週は日本食パーティーを開いてアメリカ人数名も参加したのですが、以前は聞こえづらかったパーティーでのネイティブの雑談がちゃんと聞こえて細かい話もできました。観光地や文化のこと、相手の海外経験など意見交換できて、純粋に楽しいなと思えました。

アメリカの文化的な部分にも少し慣れてきたようで、ディスカッションの最中にカットイン(さえぎって割り込む)するムーブも遠慮なくできるようになり、強くなったなと思います笑。英語関連のネイティブ教授いわく、アメリカではカットインは普通の話の流れらしく、特に問題ないとのこと。日本ではものすごく失礼な気がしますけど、そこは捉え方が違う部分だと教えてもらってから効果的に入っていけるようになりました。 

課外活動関連(リーダーシップ活動)

同級生を見ていると何等かの組織でリーダーの役割についているケースも多く、その経験を通してリーダーシップスキルを磨いたりまわりに貢献しようとする方が多いようです。筆者は去年まで何もできていなかったのですが、なんと今年2つの組織でボードメンバーになりました。

去年は周りをリードできるほどの英語力がなくそのような活動は手を出せていませんでした。今もリードするにはまだまだとは思うのですが、箸にも棒にもかからなかった当時からすると少しは前進が感じられ、最近うれしかったことの1つでした。

運営ボードに入った組織は2つあります。

1つは学校が運営する留学生の英語力向上の支援組織です。去年英語力で苦労してたくさん支援を受けたりリクエストしていたら、教授に勝手に今年度のボードメンバーにノミネートされました(笑)

もう1つはアメリカのNPO法人です。恐らく世界中で名の通った組織でして、支部にもそれぞれボードメンバーがおりそこの一員になりました。ビジネスアナリティクスのスキルセットが受けたようで、顧客分析の方面から支援していくことになりそうです。

2.英語コミュ力の向上に何が大事だったか

来る前にも英語を伸ばすためのトレーニングはしましたが、来てからの取り組みを振り返って大事だったなと思うことを取り上げてみました。

 <後編につづきます>

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