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反応する女子たち【史上最も醜い学級会】

⑩「今日の学級会ではセックスの相手を決めてもらいます。」史上最も醜い学級会が始まった!政府のとんでも政策、少子化対策案とは?T県中学校2年1組の生徒の運命は・・・

反応する女子たち

 一方、中学女子は14歳では皆、ほぼ人格が完成しているように見える。男子と比べると、ものすごい精神年齢の差だ。ほとんど皆落ち着いている(平はのぞく)。不思議だ。高瀬麟空の、いきなりの名指し願望発言にも関わらず、冷静に受け答えしていたのは粟島佳帆である。といか、こんな発言にも少し微笑んで返している。誰のどんな発言や行動に対しても、いつも大人の笑顔で優しく対応する、なんというか、大人すぎる女の子だ。下ネタ王の高瀬麟空とはランクが違いすぎる。この願望は間違いなく通らないだろう。また、「えー--!どうしよ。私やったことないし。てか、みんなやったことあるん?ねえねえあるん?私ないんだけど。」と一人で盛り上がり、経験なしと暴露しながら周りを巻き込む発言をしているのは、小畠菜月だ。この女、とんでもない天然の超おバカである。いついかなる状況でも笑顔、というかヘラヘラしているようにしか見えない。ヘラヘラしながら、とんでも発言をしてしまう、爆弾要素も含むおバカだ。しかし、この女一人でなんとなく教室の雰囲気が和んでしまうという、とびぬけた能力も持っている。黒岩弼の発言に対し、中指を立てて「黙れボケ!」と暴言を吐いているのは安川千夏だ。この女、とんでもなく自己中である。自分がそのような行為に及ぶにも関わらず、男子に暴言を吐かれると、すぐに泣く。そしていじめだと騒ぎ立てる。その日のうちにモンペの母親から電話がかかってくること間違いなしだ。そちらのお子様も、いじめと受け取ることのできる暴言をなさってますよと伝えても、「うちの子はそこまでじゃありません。相手の方がひどいからこっちが傷つくんです!」と聞く耳をもたない。親子そろっての自己中ペアだ。もちろん女子からも、少し話しかけてもらえなかっただけで、仲間外れにされただのいじめと決めつける。その後は上記の通りだ。もちろんクラスではかなり嫌われている。だが我がクラスには神か仙人かのような女子が複数いる。そのおかげで今年はだいぶトラブルが減ったのだが。平百合香、安川千夏以外の女子には本当に感謝する他はない。ぜひ幸せな未来を迎えてほしいと思っていた。がしかし。少子化対策のモデルクラスに選ばれてしまったわけだ・・・。


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