podcastを聴いていたら死刑制度についての話題があった。英語ではdeath penaltyやcapital punishmentという。 国際的には、先進国では死刑廃止の流れとなっている。OECDに加盟している38ヵ国のうち、死刑制度を維持しているのは日本、アメリカ、韓国の3ヵ国のみ。特にEU諸国は死刑廃止を推進しており、死刑が人間の尊厳を究極的に否定する非人道的な刑罰であると見なしている。また、冤罪のリスクとその不可逆性や、死刑による犯罪抑止効果が証明されていないことも
NetflixでThe Residentというドラマを見ている。2018年から2023年まで放送されていたようだ。 まだ2シーズン目を観ている途中だが、やはり日本の医療ドラマとはリアリティが全然違う。特殊メイクとCGのおかげだが、手術のシーンでは本当に手術しているような映像になっているし、新生児も本物と錯覚してしまうほどリアルだ。 日本と違ってアメリカでは自分で保険に入らなければならず、その料金が高額であるため、15%ほどは無保険らしい。無保険の場合、個人に支払い能力がない
海外ドラマをみていたら、オキシコドンの過量服薬による意識障害に対して点鼻スプレーでナロキソンを投与している場面があった。 Narcanという商品名で海外では使用されているが、日本ではまた承認されておらず、使用することができない。 米国では年間10万人近くがオピオイドの過剰摂取により死亡しているとのことで、日本とか状況が全く違うが、在宅緩和ケアのセッティングではナロキソンの点鼻スプレーがあると安心だ。 緩和ケアの成書を確認すると以下のように記載されている。 「ナロキソンを過量
すごい本が出た。 米国で緩和ケア医をしている中川俊一先生が執筆したACPの本だ。 中川先生は3 stage protocolという面談における「型」の提唱者でもあり、ACPがうまくいかない理由をこの型の理論も用いながら明解に解説されている。 3 stage protocolは、ACPだけではなくすべての意思決定で効果を発揮する。 医師は臨床家であるならばどの診療科を専門にしても患者さんとの面談は避けて通れないが、面談のスキルを学ぶ機会はほとんどない。研修医のときに上級医の
Netflixで映画「ナイアド」をみた。 60代のスイマーがキューバからフロリダまでの遠泳に挑戦する、実在の人物を元にした映画だ。 若い頃に達成できなかった偉業に60歳になって再挑戦する。 主人公の親友役がジョディ・フォスターで、久々に出演作を見たが、演技はさすがだし、年齢に逆らわない歳の取り方で美しいと思った。 (以前の出演作「パニック・ルーム」はとても面白かった!) ノンフィクションとは思えないくらい壮絶な挑戦の記録で、「決して諦めない」「挑戦するのに年齢は関係ない」こ
テントを購入して初めてのキャンプに7月に行った。 白老町にある「ブウベツの森キャンプ場」。 2020年オープンした比較的最近できたキャンプ場だ。 13時からチェックインできるが、準備に時間がかかって結局15時頃に到着。 さっそくテント設営を開始し、1時間ほどかかって完了。 ヒモの結び方がよく分からず、固結びで固定。 ここでは薪が自由に使えるように置いてあり、自分で切ったり割ったりして使用できる。 ノコギリや薪割りの道具は現地で貸してくれた。 思ったよりも木が大きく、ノコギ
今日は子供と公園に遊びに来た。 公園はこじんまりした遊具が3、4個ほどしかない小さなというところだったが、全体的に高い木に囲まれていたため、ほとんど日陰になっていた。 今日は快晴で今年一番の暑さだったため、有り難かった。 遊具が多くても日陰がなければ、今日のような暑い日にはあまり楽しめなかったかもしれない。 娘に「今日は遠くだけど遊具がいっぱいある大きな公園に行こうか」と行ったところ、「いつもの公園に友達がいなかったらね」と言われた。 遊具の数や大きさよりも、やはり友達と遊
今年の夏はキャンプを始めようと思う。 これまでキャンプは何度かやったことがあるが、どうも自分には合わないと思っていた。 寝具が硬くてよく寝れないし、虫も嫌いだし、準備から片付けから面倒くさいと思っていた。 なぜ始めようと思ったのかというと、いくつか理由があるが、ホテルなどの宿泊料金が高くなっていることと、子供達にとって良い経験になると思ったからだ。 キャンプ道具を揃えるのもそれなりにお金がかかるが、一度揃えてしまえばその後のコスパはいい。 子供にとってアウトドアの経験は印象深
最近体調を崩して、夜に嘔吐と下痢が続いたときがあった。 おそらく腸炎であったと思う。 何を摂っても吐いてしまうため、水分もほとんどとれなかった。 翌日になり少し水分がとれるくらいまで回復したときに、ソルティライチを買ってきてもらい飲んだ。 めちゃくちゃ美味しかった。 もともと好きだったが、この時は特に脱水気味の体に染み渡った。 ソルティライチはKIRINから販売されている「世界のkitchenから」シリーズの清涼飲料水だ。 暑い国タイの家庭で出会った塩と果物のスイーツ「ロー
住宅ローンの借り換えをしたいと思っているが、どうやら難しそうだ。 現在は地方銀行でローンを組んでいるが、金利が高いのでモゲチェックでシミュレーションしてみた。 すると、ネット銀行への借り換えで手数料を考えても500万円以上安くなるという結果がでた。 投資用不動産を持っているが、自分は医師で与信が大きいから大丈夫だろうと思っていた。 が、甘かった・・・。 2社に申し込んだが仮審査で落とされてしまった。 信用情報も確認したが、それは問題なかったので、何か他の要因があるのだろう
ANAやJALにはステイタスという制度があり、 取得するとさまざまな優遇が受けられる。 周囲にも取得している人がいて取りたいなと思う一方、 飛行機に乗りまくる「修行」をしなくてはならないので 躊躇していた。 今年の春から、 JALが「ライフステイタスプログラム」を開始した。 今までは実際に飛行機に搭乗することでしか ステイタス取得ができなかったが、 特定のJALカードを使用して日常生活で貯めたポイントで ステイタスが取得できるようになった。 しかし最近の平均的なカード使用
目標を達成するためには日々少しずつ前に進む必要がある。 人間は「変化が嫌い」だが、一方で「慣れる」能力はとても高い。 習慣にしてしまえば、楽に、やるべきことを続けられる。 自分の場合は、「早起き」「英語」「筋トレ」を習慣化したいと思っていた。 ある本で、「みんチャレ」というアプリの存在を知った。 全く知らない人たちとグループを作って、お互いに励まし合いながら習慣化するというものだ。 新しいことを始めたとき、ひとりだとなかなか続かないが、誰かと一緒だとモチベーションが高くなる
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)を検診で定期的に行っている。 自分は一応、内視鏡専門医を持っている。 いろいろな方がいるが、胃カメラを受けるのが上手な方と下手な方に分けられる。 上手なほうが、こちらもストレスなく検査できて、見逃しが少ない質の高い検査ができると思っている。 では「胃カメラを受けるのが上手」とはどのようなことか。 嘔吐反射が少ない 唾を飲み込まない ゲップを我慢できる まず、「嘔吐反射が少ない」。 嘔吐反射とは、食べ物以外のものを喉の奥に入れたときに「オ
椎名林檎が好きだ。 ファンクラブにも10年以上前から入っている。 ライブも2013年の党大会から始まり、 ほぼ毎回参加している。 (昨年は抽選には当たったものの、 日程が合わずに泣く泣くキャンセルした。) 今まで行ったライブの中で、 横浜での「ちょっとしたレコ発2014」が最高で 今でも映像が頭に残っている。 大桟橋ホールというロケーションもよかったし ウッドデッキなのでライブ中は起立禁止なのも 落ち着いて音楽を聞けてよかった。 このライブは2日間しか行われず キャパも12
医療では 「エビデンス・ベースド・メディスン(EBM)」 が推奨されている。 エビデンスとは 「根拠」や「証拠」という意味である。 ビジネス分野でも使われているようだ。 EBMとは、 「根拠に基づく医療」であり、 勘や経験に基づくものではない。 医療におけるエビデンスとは、 大規模な研究の結果から決定される。 いわゆる「ランダム化比較試験(RCT)」だ。 これは、ある薬が効くかどうかを調べたい時に、 A群とB群に分けて、 どちらかにはその薬を、 もう一方には益にも害にもなら
3年ぶりくらいにゴルフをした。 スコアは123だった。 ドライバーやアイアンはそれなりに当たったのだが、 アプローチとパターが全然うまくいかなかった。 でもとにかく久々のラウンドは気持ちよかった。 ゴルフの楽しさは、 自然の中での開放的であったり、 よいショットが打てたり、 スコアがよかったり、 いろいろあると思うが、 一番は一緒に回っている人との交流だろうと思う。 いくらショットがよくても、 スコアがよくても、 一緒にラウンドする人によっては 辛い時間になる。 昼食もい