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小須戸ARTプロジェクト2024 -小さな町のショク(織・職・食)とアート- AIR成果展 開催間近の事業紹介!

小須戸ARTプロジェクトは、新潟市の片隅の、小さな町の小さなアートプロジェクト。水と土の芸術祭2012でのアーティストの来訪・地域での作品展示をきっかけに始まり、今年度で12回目の開催となりました。

フライヤー表面、信濃川越しの夕日の写真を背景に

今年のテーマは、3つのショク。
3名の参加作家が、3つの異なるショクに纏わる取り組みを進めました。
その活動とその成果を発信する機会になります。

  • 大川 友希 – 小須戸縞機業の物産業と地域の歴史

  • 光延 咲良 – 鍛金の人技と匙日記

  • 森 健太郎 – 新潟と小須戸の文化

事業内容の告知、作品の設営など、10月5日(土)の成果発表展の開幕に向けて絶賛準備中です。

今回の投稿では、そんなプロジェクトの事業内容を紹介します!



AIRの成果発表・作品展示

プロジェクトのメインは、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業の成果発表となる作品展示です。

今年度は2か所の会場で、2名が作品展示を、1人が次年度以降の制作に向けて取り組んだレポートを展示します。

展示会場は2か所、どちらも会期中の土・日・祝日のみ、10時~16時のオープン。入場・観覧料無料です。

フライヤー裏面に、事業内容や展示会場の情報などをまとめています

町屋ラボ

光延 咲良 作品展示

作家本人が8月10日から25日にかけて地域に滞在し、制作した“匙日記”や“おやつの時間”の記録、滞在中に関わった空間を表現する鍛金作品などを展示予定です。

制作された匙日記の一部

森 健太郎 レポート展示

新潟市周辺や小須戸地域の食文化についてのリサーチ内容や、それをふまえての考察、次年度以降に取り組む制作プランの提案などを記載したリサーチレポートを展示予定です。

森健太郎さんのリサーチレポートより


大川前4倉庫

大川 友希 作品展示

小須戸縞の織物産業で栄えた地域、関わった人々の歴史を背景に、地域で収集した古着を素材として、会場内に古着の柱が林立するインスタレーション作品を制作予定です。

9月28日、会場に運び込まれた古着たち。
全体像は公開時のお楽しみです!

関連イベント等

オープニングイベント
作家と巡る作品解説ツアー|10.5 SAT 13:00-

オープニングイベントとして、作品解説ツアーを行います。
2つの会場を回り、それぞれの作家の作品解説を聞いて作品を鑑賞します。

<スケジュール>
13:00- 町屋ラボ集合 光延 咲良 作品解説
13:30- 大川前4倉庫 大川 友希 作品解説
14:00 CAFE GEORG前で解散予定

※参加無料、申込不要。当日直接町屋ラボへ
※歩きやすい服装、靴でご参加ください


アーティスト応援プロジェクトin CAFE GEORG
-あちらの方からの1杯です-

参加作家を気軽に応援。CAFE GEORGでカードを購入すると、お店のフードやドリンクが参加作家に提供されます。応援カード1枚500円(税込)。


光延 咲良 作品販売 in CAFE GEORG

光延咲良の鍛金作品を展示・販売する他、作品(匙) を使って食べる“おやつ”も提供予定。町屋ラボの展示作品と合わせてお楽しみください。


小須戸ARTプロジェクト紹介展(協力事業)

新潟市中央区のAIR施設・ゆいぽーとで、プロジェクトの会期に合わせて紹介展が開催されます。

会期:10月5日(土)-11月4日(月・祝)
会場:ゆいぽーと(新潟市中央区)

会期中には、関連イベントとして、「地域とアートの交点、アートプロジェクトやAIRを考える」トークイベントが開催されます。以下、ゆいぽーとのWebサイトより引用!

トークイベント「地域とアートの交点、アートプロジェクトやAIRを考える」
新潟市小須戸地区で毎年行われる「小須戸ARTプロジェクト」。かつて川湊として栄えた小さな町で水と土の芸術祭を契機に始まったこのプロジェクトは、今年で12回目を迎えます。
今回のトークイベントでは、小須戸ARTプロジェクト実行委員会代表の石田高浩さんと、美術家の南条嘉毅さんをお迎えし、これまでの取り組みや活動をご紹介しながら、地域で開催されるアートプロジェクトやアーティスト・イン・レジデンス(AIR)について考えてみます。
石田高浩さんは小須戸ARTプロジェクトを立ち上げ、企画から運営まで全てを手掛けているプロジェクトの中心人物。
一方、南条嘉毅さんは小須戸ARTプロジェクトスタートのきっかけとなったアーティストで、「水と土の芸術祭」「奥能登芸術祭」などの地域芸術祭や、各地のAIRや展覧会で精力的に活動を展開しています。
本トークイベントの最後のセッションでは、参加者の皆様も交えての意見交換を予定しております。アートプロジェクトや地域芸術祭、アーティストやAIRに興味のある方は、ぜひこの機会にご参加ください。

■ 開催概要 ■
日程|2024年10月18日(金) 19:00~20:30
会場|クリエイティブスタジオ
参加費|無料

ゲスト:石田高浩(小須戸ARTプロジェクト実行委員会 代表)
    南条嘉毅(美術家)
モデレーター:佐藤帆乃香(ゆいぽーとアシスタントディレクター)

ゆいぽーとWebサイトより

プロジェクトでの新たな試み

掲載広告を募集、新たなお店・動きが繋がるきっかけに

今年度事業のフライヤー制作にあたり、有料広告の掲載者を募集したところ、小須戸地域を中心に地域外からも申し込みがあり、最終的に計10件の広告を掲載することになりました。

有料広告募集のためのPRバナー

小須戸地域で新たにオープンしたお店(Vintageshop Colorfulさん)、今後オープンする予定のお店(こすどっこさん)、会場の大川前4倉庫の隣の美容室(hair design FLOTさん)など、プロジェクトをきっかけに新たなつながりが生まれたのはうれしいことです。

プロジェクトの主旨に共感いただいた地域外の事業者の方とのつながりも生まれました。隣接する南区の訪問介護事業所(訪問介護ねんりんさん)、三条市を中心とした県央エリアの空き家対策事業の一環で立ち上がった残置物の活用の取り組み(REYOOさん)などです。

広告を掲載いただいた事業者は、プロジェクトWebサイトでもご確認いただけますので、よろしければご覧ください!


新潟市トビラプロジェクト 学生インターンの受け入れ

今年度は新潟市のトビラプロジェクトを通して、新潟大学や長岡造形大学に通う学生3人がインターン的に参加して、プロジェクトを手伝ってくれることになっています。

トビラプロジェクトについてはこちら。

アイスブレイクのワークの様子

9月13日には初日のオリエンテーションを行いました。
学生さんたちは全員、今回初めて小須戸を訪れたそうですが、町屋の建物や地域のお店にも興味を持ってくれたようです。

展示会場での作品制作のお手伝い

28日には大川友希さんの作品制作のお手伝いも体験してもらいました。
学生さんたちには今後、展示公開中の来場者対応などを通してプロジェクトに関わってもらう予定です。

…と、全部概要をさらっと紹介した感じです。
小さい活動ではありますが、それなりのボリュームに見えますね。

掲載情報はほぼ同じですが、プロジェクトのWebサイトにも情報をまとめていますので、よろしければこちらも合わせてご覧ください。


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