卵をたくさん食べると健康になれる

卵をたくさん食べると健康になれる
北京大学の研究

卵は色々な料理に使えるし、美味しい
ありがたい食材である
卵は大好きだがコレステロール値が気になっている人も多いはず
しかし、卵を食べてもコレステロール値が悪化することはない
むしろ、たくさん卵を食べることのメリットが研究で判明した

中国カドリーバイオバンクに登録されている4778人を対象に、卵の消費量と健康について調べた
被験者のうち、3401人は心血管疾患を患っており、残りの1377人は健康的な対照群であった
卵の消費量は、ほとんど食べない、週に1~3個、週に4~6個、毎日、で比較した

血液を採決し、サンプルを分析した結果、卵をたくさん食べる人は心血管疾患のリスクが減っていることが判明した

特にコレステロール値の改善が目覚ましかった
HDLコレステロール値が多くなっていた
一般的に善玉コレステロールと呼ばれており、血管内に溜まったコレステロールを取り除く働きがある

一方でLDLコレステロール値は下がっていた
一般的に悪玉コレステロールと呼ばれるもので、動脈硬化の原因になる物質である

要するに、卵を食べると血管が若返って、動脈硬化で引き起こされる心筋梗塞や脳梗塞のリスクが減っていたのである

具体的にどれくらいの卵を食べればいいのかと言うと、中国のガイドラインでは40gを推奨している
日本の一般的な卵は殻の重さを抜いた場合、Mサイズが50g、Lサイズが60g、である
1日1個を目安に食べればいい
(中国での1日の卵の平均的な摂取量は30gである)

1日1個で心血管疾患のリスクが下がるのなら、安い買い物である
卵は色々な料理に使えるし、あって困るものでもない
今後は、是非とも卵を食べていきたい

卵焼き、スクランブルエッグ、ゆで卵、オムレツ、さて何から食べようか？

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参考文献
Association of egg consumption, metabolic markers, and risk of cardiovascular diseases: A nested case-control study
https://elifesciences.org/articles/72909