見出し画像

謙虚なリーダーが必要とされる時代

謙虚なリーダーが必要とされる時代
~プレゼンティーズムを減らし、生産性を高める鍵は謙虚さにあり~

・リーダーには何が求められているのか

リーダーには様々なスキルが求められます。
決断力、コミュニケーション能力、観察力、誠実性、プレッシャーに負けないことなど、リーダーに必要不可欠な能力は多岐にわたります。

しかし、研究で、リーダーに他に必要とされる能力が明らかになりました。

それが「謙虚さ」です。

東京大学の研究チームは、日本の11社の従業員462人を対象にオンライン調査を行い、リーダーに必要なスキルを探りました。
その結果、リーダーに最も求められる能力は「謙虚さ」だったのです。

・謙虚なリーダーが部下の心理的安全性を高める

謙虚なリーダーの下では、部下の心理的安全性が高まり、プレゼンティーズムが減少することがわかりました。

  • 心理的安全性 -
    部下が不安や恐怖を感じることなく、自分の意見を自由に述べることができる状態を指します。

  • プレゼンティーズム -
    従業員が出勤しているにもかかわらず、心身の不調により本来の能力を発揮できていない状態のことです。
    この状態が続くと、会社にとっても大きな損失となります。

謙虚なリーダーの下では、部下が上司に遠慮することなく意見を言えるようになり、プレゼンティーズムも減少します。生産性の向上につながるのです。

・時代が求めるのは謙虚なリーダー

これまでのリーダーには、決断力やコミュニケーション能力、観察力、誠実性などが求められてきました。
確かにこれらの能力は重要ですが、その一方で謙虚さを忘れてはいけません。

傲慢なリーダー、効率一辺倒のリーダー、部下を思いやれないリーダーでは、部下の心理的安全性を損なってしまい、プレゼンティーズムを招きかねません。

時代が求めるのは謙虚なリーダーなのです。部下の意見を尊重し、部下とともに成長していくリーダーが求められています。

・リーダーには常に謙虚さを忘れずに

リーダーは部下の士気を高め、生産性の向上につなげる責任があります。
そのためには、自らが謙虚な姿勢を忘れずに、部下の心理的安全性を高めていくことが不可欠です。

もし自分がリーダーの立場にあるならば、常に謙虚さを忘れずに行動しましょう。部下の意見を大切にし、共に成長していく姿勢が何よりも重要です。

一方、部下の立場にいるのであれば、謙虚なリーダーの下で働けるよう心がけましょう。
安心して意見を言えるような職場環境を作り上げていくことが、生産性向上につながるのです。

リーダーの態度が、チームの成果を大きく左右します。
時代が求めるのは、謙虚なリーダーです。

#研究
#論文
#リーダー
#謙虚
#心理的安全性
#プレゼンティーズム
#生産性
#パフォーマンス
#会社
#組織

よろしければサポートをお願いします。 これからも良質な記事を投稿できるように頑張ります。