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誰でも読めるMTG英語

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2022年6月の記事一覧

#29 誰でも読めるMTG英語 Planeswalker のルール

loyalty と while今回のカードはこちら 「Sarkhan(サルカン)」のプレインズウォーカーですね 昔のカードなので記載されてませんが、プレインズウォーカーなので 勿論「Legendary(レジェンダリー)」つまり「伝説の」パーマネントです さっそく「+1」能力から訳していきましょう 「Until end of turn」なので「ターン終了時まで」 次はカード名が来てるので「これ」としましょう 動詞「becomes」の意味は「なる」 「Dragon」はそのま

#28 誰でも読めるMTG英語 Vehicle に乗って

Vehicle と crew今回のカードはこちら サブタイプ「Vehicle」を持つアーティファクトですね クリーチャーでないのにパワーとタフネスが書かれてるという事は このサブタイプは「機体」ですね 英単語としての「Vehicle(ビークル)」の意味は「乗り物」 そのままカタカナでも使う様な単語ですね すると、下のキーワード能力「Crew 2」の意味も自ずと解りますね そうです「搭乗2」です 「crew(クルー)」はカタカナだと「搭乗員」の様な意味で使われますが 英

#27 誰でも読めるMTG英語 scry は好きな order で

Centaur 今回のカードはこちら 『Born of the Gods』つまり『神々の軍勢』の 宿命的サイクルの呪文の1つです まずは、1つ目の効果から訳していきましょう 「tokens」とあるので、トークン生成効果ですね #15でやりました 「put ~ onto the battlefield」は「create ~」の事なので 「生成する」と訳せます トークンを指定する時の順番は 数、(スタッツ、)色、サブタイプ、パーマネントタイプ だったので 「two」が

#26 誰でも読めるMTG英語 ワードじゃないよ ward だよ

接続詞 If 今回のカードはこちら なんか特殊な起動効果を持った、青マナを生む土地ですね まずは最初の能力を見てみましょう 「if」なので条件分岐の「なら」 「you control」はそのまま「あなたがコントロールする」 「two or more」は#14でやった表現で「2以上」 「other」は「他の」なので「other lands」で「他の土地」 その後はカード名なので「これ」として 「enters the battlefield」は、いつも通り「戦場に出る」

#25 誰でも読めるMTG英語 ダメージを prevent して

prevent今回のカードはこちら 4つの効果の中から2つを選んで使う 命令サイクルのインスタントですね #4でやったのと同じです まずは1つ目の効果から訳していきましょう 「Prevent all damage」なので「全てのダメージを prevent する」 ですが、後ろに主語や動詞が見えるので「all damage」は修飾されて 「何かの all damage」みたいです 主語「target instant or sorcery spell」は 「対象のインスタ

#24 誰でも読めるMTG英語 絶対防御の hexproof とindestructible

hexproof とindestructible今回のカードはこちら やけに長い注釈文があるインスタントです 実際の効果がこちら ほとんどが#1でやった簡単な表現ですね 主語は「Target permanent you control」なので 「対象のあなたがコントロールするパーマネント」 動詞「gains」は「得る」 「hexproof and indestructible」は、パーマネントが得ている事から 恐らくキーワード能力なので、一旦飛ばします 「until e

#23 誰でも読めるMTG英語 以外な menace と X の定義

menace今回のカードはこちら キーワード能力を持ったエンチャントクリーチャーですね 「Menace(メナス)」とは「脅威」や「威嚇」 MTG的に言えば「威迫」です ですが、あまり馴染みの無い英単語ですね 覚え方のこじつけとしては 「men(メン)」は「男性」の複数形だから「複数のクリーチャーにしかブロックされない」 或いは 「ace(エース)」の「1」から「単独のクリーチャーにはブロックされない」 と連想すると良いかもしれません except 注釈文も訳していき

#22 誰でも読めるMTG英語 未来を変える instead

would今回のカードはこちら 1つの効果だけのエンチャントですが 新しい表現が多いので1つ1つ見ていきましょう まずは文章の前半 「if ~」は条件分岐の「~なら」 「effect(エフェクト)」はそのまま「効果」 助動詞「would」は「will」の過去形というイメージがあるかもしれませんが カードテキストに使われる「would」は ほぼ「will」と同じ未来形と考えて構いません 「create ~ tokens」で「~ のトークンを生成する」 「one or

#21 誰でも読めるMTG英語 どんどん mill して墓地肥やし

mill今回のカードはこちら 早速1つ目の効果から訳していきます 「At」で始まってるので誘発効果ですね 「beginning(ビギニング)」は「始まり」なので 「At the beginning of your upkeep」で「あなたのアップキープ開始時」 「may」は「してもよい」なので 「you may mill two cards」で「あなたは2枚 mill してもよい」 いや「mill」って何だよ って、当然なりますよね 後ろに注釈文がある事から、いつも

#20 誰でも読めるMTG英語 equip して double strike

equip今回のカードはこちら サブタイプ「Equipment」のアーティファクトですね 注目すべきは下のキーワード能力 このキーワード能力とサブタイプの類似性 #9の「enchant」と「enchantment」の時と同じですね 動詞に「ment」が付くと名詞化する奴です キーワード能力と、それを名詞化したサブタイプを持つアーティファクト 武器の様なイラストも含めて考えると、もう予想できますね そう、動詞「Equip(イクイップ)」とは「装備する」 キーワード能力

#19 誰でも読めるMTG英語 first strike を flash で

flash今回のカードはこちら キーワード能力2つ持ちのパターンです まずは1つ目 「Flash(フラッシュ)」はカタカナでも使うので MTGプレイヤーなら「瞬速」って解る方が多いでしょう ですが、確認のために注釈文も訳していきましょう could 注釈文がこちら 「may」は「してもよい」なので 「You may play this spell」で「あなたはこの呪文をプレイしてもよい」 現代のテキストだと「play」じゃなくて「cast」になるので 「プレイ」は

#18 誰でも読めるMTG英語 その for 、 each につき

復習今回のカードはこちら 前半は今までやった表現だけなので、サクサク訳してきましょう 「Vigilance」は#16でやりました「警戒」ですね 続いて 「Whenever」は誘発効果であることを示す「~たび」 次に主語であるこのカードの名前がきて、「enters the battlefield」で「戦場に出る」 つまり#1でやったETB能力ですね まぁ「or attacks」もあるので「攻撃する」ことでも誘発するようですが そして、誘発して実際に解決される動作が 「e

#17 誰でも読めるMTG英語 謎の equal と commander の基本

はじめにいよいよ本日から「Commander Legends:Battle for Baldur's Gate」 つまり「統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い」 のプレリリースが始まります それにちなんで、今回は統率者に関するカードを訳していきます 統率者に関係なく重要な表現も出てくるので、今は統率者に興味ないよって方も、ぜひ見ていってください commander's color identityそれでは、今回のカードはこちら (……バルダーズ・ゲートの収録カード

#16 誰でも読めるMTG英語 reach と vigilance は説明が簡単

reach今回のカードはこちら 初めて見るキーワード能力を持ったクリーチャーですね とりあえず注釈文を訳してみましょう 主語「This creature」で「このクリーチャーは」 述語「can block」で「ブロックできる」 目的語「creatures with flying」で「飛行を持つクリーチャーを」 非常に解りやすい作りの英文でしたね つまり、この「Reach」とは「到達」です 読み方が「reach(リーチ)」だと解れば 「届く範囲」だから飛行に届くと連想で