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#20 誰でも読めるMTG英語 equip して double strike

equip

今回のカードはこちら

《炎叫びの杖》

サブタイプ「Equipment」のアーティファクトですね
注目すべきは下のキーワード能力

Equip

このキーワード能力とサブタイプの類似性
#9の「enchant」と「enchantment」の時と同じですね

動詞に「ment」が付くと名詞化する奴です

キーワード能力と、それを名詞化したサブタイプを持つアーティファクト
武器の様なイラストも含めて考えると、もう予想できますね

そう、動詞「Equip(イクイップ)」とは「装備する」
キーワード能力としては「装備」です
そして「Equipment」は「装備品」です


attach と as a sorcery

それでは「Equip」の注釈文を訳していきましょう
「:」があるので起動型能力ですね
コストはマナだけなので、とばして実際の効果の1文目

Attach to target creature you control.

「to target creature」で「対象のクリーチャーに」ですが
「creature」が「you control」に修飾されてるので
「対象の」「あなたがコントロールする」「クリーチャーに」

肝心の動詞「Attach(アタッチ)」の意味は「付ける
名詞化した「attachment(アタッチメント)」は
「付属品」という意味でカタカナでも使われますね


続いての文がこちら

Equip only as a sorcery.

#8で「as」の意味は「時には」か「として」だとやりました
今回はどちらでしょうか

取り合えず他の単語
「a sorcery」はそのまま「ソーサリー」
動詞「Equip」は「装備する」
「only」は「だけ」

なので、まとめると
「ソーサリー」「の時には」「だけ」「装備する」か
「ソーサリー」「として」「だけ」「装備する」

正しいのは「として」の方な気がしますが、どちらでも一応は訳せそうです
as a sorcery」は解りやすく言えば「ソーサリータイミング」のことです

つまり、起動効果は通常、インスタントタイミングで起動できますが
この効果はそうではないよって事ですね

まぁインスタントで装備できたら強すぎますもんね


double strike

戻って上の効果がこちら

Equipped creature has double strike.

「creature」に過去分詞「Equipped」が付いてるので
「装備されたクリーチャー」
「has」は動詞「have」の三単現なので「持つ」

double strike(ダブルストライク)」は
前回「first strike」をやったので解りますね
そう、「二段攻撃」です


both

それでは「double strike」の注釈文を訳します

(It deals both first-strike and regular combat damage.)

最初の「It deals」と最後の「combat damage」で
「それは戦闘ダメージを与える」
「regular(レギュラー)」は「通常」なので
「first-strike and regular」で「先制攻撃と通常」
それらを併せると
「それは先制攻撃と通常の戦闘ダメージを与える」

……あれ?「both」無しでも「二段攻撃」の注釈になっちゃいました
ですが、だからといって「both」が意味のない単語ではありません

both」の意味は「両方
今回は「and」があったので、日本語的には「both」が無くても解りましたが
「both」だけで出てくる事もあるので、覚える意味は大いにあります


おまけのhomework

今回のおまけ問題はこちら

《マルコフの報復》

「both」が「and」無しで使われてる呪文です

ヒントとしては

  • 「Vampire」はクリーチャータイプ「吸血鬼」

  • 「another(アナザー)」は「他の」

「equal」に関する表現は#17でやったので、そちらでご覧ください

答えは画像の下のカード名で検索して確認してください
それでは、また次回



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