NFTmeijin

NFTmeijin CEO←戦略コンサル←米大学研究者(ホワイトハウスで発表)←京大博…

NFTmeijin

NFTmeijin CEO←戦略コンサル←米大学研究者(ホワイトハウスで発表)←京大博士 | 1️⃣NFT販売戦略 2️⃣Discord運営サポート 3️⃣海外進出サポートをしています | NFTmeijin https://www.nftmeijin.com/

最近の記事

国内のNFT市場に真冬が来つつあるかもしれない件について

NFTmeijinの今村です。様々なNFTの分析やコミュニティ運営を行なっています。第13回となる今回は「国内のNFT市場において真の冬が来つつあるかもしれない件」について説明します。特に 国内NFTへの新規参入者が大きく減少しており、約50-100wallet/dayの増加ペースまで激減している 新規参入を必要とするNFTが停滞もしくは価格下落している 今後のシナリオとして、投資勢が抜け、本質的な価値を提供するNFTへフェーズが移行する可能性がある などについて解説

    • 投資家中心主義の限界と、その解決策としてのNaaM

      NFTmeijinの今村です。様々なNFTの分析やコミュニティ運営を行なっています。第12回となる今回は「投資家中心主義の限界と、その解決策としてのNaaM (NFT as a Marketing)」について説明します。特に 現状の投資家の力に頼ったフロア価格戦略には限界がある この問題を解決する1つの手段としてNaaMを提案する NaaMによって、NFTを用いた持続可能性のある運営が可能となる などについて解説します。 既存のNFTの課題点一部のNFTでは、フロア

      • Vhigh! x NFTmeijin AMA 文字起こし

        NFTmeijinの今村です。今回は注目のNFTであるVhigh!についての紹介記事となります。すでにCoolcatsコミュニティでも話題になっていますが、Vhigh!は非常に革新的なNFTであり、個人的にも2022年後半で最も注目すべきNFTの一つであると考えています。このAMAで話せていない内容もありますが、その辺りは今後の続報をぜひチェックしていただけると嬉しいです。 なお、今回のnote記事は、こちらのTwitter AMAを要約したものとなります。興味のある方は元

        • スターバックスのNFT Starbucks Odysseyの解説と、このモデルが国内チェーン店で成功しそうな理由

          NFTmeijinの今村です。様々なNFTの分析やコミュニティ運営を行なっています。第11回となる今回は「スターバックスのNFT Starbucks Odysseyの解説と、このモデルが国内チェーン店で成功しそうな理由」について説明します。特に スターバックスのNFTに対する理解度が極めて高く、現実的かつ効果的な施策となっている 米国チェーン店がNFTをリリースして成功した事例があり、顧客のエンゲージメントが非常に高い 国内チェーン店ではむしろ米国の事例以上に成功する可

        国内のNFT市場に真冬が来つつあるかもしれない件について

        • 投資家中心主義の限界と、その解決策としてのNaaM

        • Vhigh! x NFTmeijin AMA 文字起こし

        • スターバックスのNFT Starbucks Odysseyの解説と、このモデルが国内チェーン店で成功しそうな理由

          NFTのライセンスプラットフォームBored Jobsについて解説

          NFTmeijinの今村です。様々なNFTの分析やコミュニティ運営を行なっています。第10回となる今回は「NFTのライセンスプラットフォームBored Jobs」について説明します。特に Bored Jobsとは何か どこが革新的なのか Bored Jobsの懸念点 について解説します。 Bored Jobsとは何か?Bored Jobsをひとことで言うと、自分の保有するNFTを企業にライセンスして対価を得たいNFT保有者と、そのようなNFTをIPとして起用したい企

          NFTのライセンスプラットフォームBored Jobsについて解説

          国内でNFTが盛り上がりをキープしている理由

          NFTmeijinの今村です。様々なNFTの分析やコミュニティ運営を行なっています。第9回となる今回は「国内でNFTが盛り上がりをキープしている理由」について説明します。特に 海外と国内とで、NFTを買う際に重視するポイントが大きく異なる この違いの背景にある社会的構造 NFTの販売戦略を立てる際に意識すべき点 について解説します。 既にご存知の方も多いと思いますが、7月のNFT取引ボリュームは世界全体で過去最低を更新しました。また、8月は7月以上に取引ボリュームが

          国内でNFTが盛り上がりをキープしている理由

          NFTiffに学ぶハイブランドNFT戦略

          NFTmeijinの今村です。様々なNFTの分析やコミュニティ運営を行なっています。第8回となる今回はNFTiffに学ぶハイブランドNFT戦略について説明します。特に ティファニーがなぜ高価格戦略をとったか Crypto Punksとどのようにしてコラボを成立させたか NFT事業者が、ハイブランド戦略を取るためにどうするべきか について解説します。 NFTiffとは先日、ティファニーがNFTiffというNFTを販売しました。 NFTiffは、1つ30ETHのNFTを

          NFTiffに学ぶハイブランドNFT戦略

          6月下旬に国産NFTが歴史に残る変化を迎えた件について

          NFTmeijinの今村です。様々なNFTの分析やコミュニティ運営を行なっています。第7回となる今回は国産NFTが歴史的な変化を迎えた件について解説します。特に 6月から国産NFTの世界シェアが拡大し、グローバルの11%のシェアに到達した 国産NFTのシェアが拡大している理由はいくつも考えられるが、数字で示せるような原因は不明 今後NFT市場に大きな変化が生まれる可能性がある について説明します 国産NFTの世界シェア率
まず4月時点での国産NFTの世界シェアはどの

          6月下旬に国産NFTが歴史に残る変化を迎えた件について

          国内外DAOを分析してみて得た知見についてまとめます

          NFTmeijinのナオトです。様々なNFTの分析やコミュニティ運営を趣味として生活しています。第6回となる今回はNFTではなく、DAOの運営について解説します。特に ・DAOが機能するケースは限られる ・DAOにおいて運営の初期負担は、非DAOよりもずっと大きい ・成功したDAOとそうでないDAOの違いの1つは、最初のコミュニティ設計 について話します DAOはどの段階で崩壊するか幸運なことに、ここ半年の間にさまざまなDAOの深い分析をする機会をいただきました。分析の結果

          国内外DAOを分析してみて得た知見についてまとめます

          なぜフリーミントや低価格NFTが増えているか

          NFTmeijinのナオトです。様々なNFTを分析することを趣味として生活しています。第5回となる今回は特定のNFTではなく、NFTの価格について解説します。特に フリーミントや低価格NFTが増えている理由 今後もこの戦略は有効か について解説します TL;TRフリーミントや低価格NFTが増えているのは、NFTが冬の時代(=Traded Volumeが極端に低い状態)を迎えているから NFTのTraded Volumeが回復すればこの傾向はおそらく変わり、以前と同様

          なぜフリーミントや低価格NFTが増えているか

          日本におけるNFT購入人口推定と、それを含めた販売戦略の一例

          NFTmeijinのナオトです。様々なNFTを分析することを趣味として生活しています。第4回となる今回は特定のNFTではなく、ジェネラティブNFTの全体像について解説します。特に 日本におけるNFT購入人口推定 NFT購入人口を踏まえた販売戦略 について解説します TL;TR日本におけるNFT購入人口はおよそ2-3万人程度 NFT購入人口を踏まえて販売戦略やビジネスモデル、各種パラメータ(販売個数・認知率)を逆算する必要がある。 日本におけるNFT購入人口は?Du

          日本におけるNFT購入人口推定と、それを含めた販売戦略の一例

          日本におけるNFT市場規模と、海外展開の困難さと解決策

          NFTmeijinのナオトです。様々なNFTを分析することを趣味として生活しています。第3回となる今回は特定のNFTではなく、ジェネラティブNFTの全体像について解説します。特に 日本のNFT市場規模 最近良く見られる日本発のNFTの海外展開の困難さと、その解決策 について解説します TL;TR日本のNFT市場規模はグローバルの高々3パーセント程度。日本人をメインターゲットに設定すると、市場全体の95%以上を見捨てることになる 初期に国内をターゲットにし、その後海外

          日本におけるNFT市場規模と、海外展開の困難さと解決策

          Moonbirdsの戦略分析

          NFTmeijinのナオトです。様々なNFTを分析することを趣味として生活しています。第2回となる今回は現時点で2022年において最も成功しているNFTの一つである Moonbirds です。 TL;TRNFTの分野ではすでに確立されたチームが成功しやすい Moonbirdsはスタートアップがファンドを獲得する手段として、NFTが十分機能することを(BAYCに続いて)再証明した Moonbirdsとは?Moonbirdsは4/16にリリースされたジェネラティブNFTで

          Moonbirdsの戦略分析

          @TheDeFiEdgeさんによるトケノミクスの基礎(翻訳記事)

          NFTmeijinのナオトです。様々なNFTを分析することを趣味として生活しています。今回は@TheDeFiEdgeさんが、トケノミクスについて非常にわかりやすいツイートをしてくださったので翻訳させていただきました。 翻訳に関しては本人よりDMで許諾をいただいております。 以下、元ツイートと翻訳もしもトケノミクスのことを理解していないのであれば、これからの将来、困ったことになるかもしれません。 トケノミクスってなんでしょう?そして、どこに気をつけたらいいのでしょうか? こ

          @TheDeFiEdgeさんによるトケノミクスの基礎(翻訳記事)

          BAYCの歴史+ApeCoinの戦略分析(後半)

          NFTmeijinのナオトです。様々なNFTを分析することを趣味として生活しています。前半の記事ではBAYCの歴史をまとめました。 後半ではBAYCが先月公開されたApeCoinについて解説を行います。 ApeCoinとはApeCoinはBAYCの運営母体であるYuga Labsが立ち上げに関わったトークンです。 Whitepaperやディスカッションなどは公式サイトから見ることができます。 記事執筆時点で時価総額が$3B=3000億円となっており、リリースしてわずか数日

          BAYCの歴史+ApeCoinの戦略分析(後半)

          BAYCの歴史+ApeCoinの戦略分析(前半)

          NFTmeijinのナオトです。様々なNFTを分析することを趣味として生活しています。第一回となる今回は2021年の顔として有名な BAYC(Bored Ape Yacht Club) です。 2021年最も大きく成長し、定価0.08ETHのNFTが2022年4月5日現在111ETHの値段をつけています。 BAYCはホワイトペーパーがないので、BAYCのdiscordや海外Podcast、海外ブログを読み解くことから始めましょう。 この分析を通じNFTの注目ポイント、

          BAYCの歴史+ApeCoinの戦略分析(前半)