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Vhigh! x NFTmeijin AMA 文字起こし

NFTmeijinの今村です。今回は注目のNFTであるVhigh!についての紹介記事となります。すでにCoolcatsコミュニティでも話題になっていますが、Vhigh!は非常に革新的なNFTであり、個人的にも2022年後半で最も注目すべきNFTの一つであると考えています。このAMAで話せていない内容もありますが、その辺りは今後の続報をぜひチェックしていただけると嬉しいです。

なお、今回のnote記事は、こちらのTwitter AMAを要約したものとなります。興味のある方は元の音声も聞いてみると良いかもしれません。


コンテンツ内容
・Vhigh!プロジェクトとは
・他のVtuberプロジェクトとどう違うか?
・Vtuber x NFTをどう組み合わせていく?
・NFTの発売情報
・Vhigh!プロジェクトの展望

Naoto:本日はお忙しい中ありがとうございます。最初に、まず簡単に自己紹介をいただけたらと思います。

Vhigh! Founderの大田です。ハイボールという会社をやってます。日本ではSNSマーケ、シンガポールではVhigh!をやってます。
Co-Founderの岩永です。にじさんじの立ち上げやエンタメ関係の新規事業をやっていました。今は自分の会社をやりながら、Vhigh!に参画しています。

Naoto: NFTmeijinとしても2月くらいからマーケティングなどお手伝いしているのですが、まだプロダクトなど何もなかった当時から関わらせていただけているのを嬉しく思っています。
早速ですが、 Vhigh!がどういうプロジェクトなのか、他のプロジェクトと比べどのような特徴があるのでしょうか?

大田:Vhigh!をひとことで言うと、Web3 x VTuberです。
NFTを活かしてコミュニティやタレントを産み、新しい形のVTuberプロダクションを創っていきたいと考えています。

他と比べた最大の違いは、チームだと思っています。
私もずっとSNSマーケ周りの仕事をしていましたし、岩永さんはにじさんじをゼロから立ち上げたりしてきました。
良いタレントや面白いものを出し、価値を生み出していくことが、このビジネスを進めていく上で重要だと思います。
その点で、ビジネス経験がない人がNFTプロジェクトを始めるケースが多い中、経験豊富で資金力もあるチームであることが特徴かなと考えています。

岩永:やはり、NFTとVTuberと組み合わせている点だと思います。
NFTはコミュニティとの相性が良いです。
また、私がこれまで取り組んできたVTuber事業は、特にファンコミュニティの力で成長してきました。
となると、NFTとVTuberという組み合わせも、相性がとても良いだろうと考えています。
今後はNFTをうまく活用し、VTuber事業やコミュニティをさらに強化し、相乗効果を起こしていきたいと思っています。

Naoto:もしよろしければ、NFTやVTuberに注目したきっかけなどを教えていただけませんか?

大田:もともと私の会社が岩永さんに投資していただいていたこと、またイラストを描く人が身近にいたことから、VTuber事業に親和性はありました。
また、私自身は2017年くらいからクリプト系の会社でインターンしており、ブロックチェーン技術の革新性は認識していました。
そのような背景もあってVTuberとNFTを組み合わせるという発想が浮かんだので、岩永さんに話を持っていき、一緒にやることになりました。
まずVhigh! Avatar Gen 0.0というNFTコレクションを2日で作り、今年の頭にリリースしました。

https://opensea.io/collection/vhigh-avatar-gen-0-0

Naoto:これからVhigh!でリリースするGen 1のプロジェクトについては、どのようにNFTを利用していこうと考えているのか教えていただけますか?

大田:いくつかあります。
まず、私たちはこれからVTuberのオーディションを行う予定です。Gen 1のNFTを買うと、このオーディションに参加できる権利を手に入れることができます。

次に、VTuberを大きくするための一つのツールとして活用していこうと考えています。
Gen 1では10000人にNFTを出します。このNFT、初めのうちは眠っているのですが、VTuberが成長していくにつれて、NFTのデザインが変化していきます。
また、特に熱量の高いファンの方にNFTを持っていただき、このNFTが変化していくような仕組みも導入しようとも考えています。
全てのNFTがLive2Dで動くようになっているので、応援を通し、自分が持つNFTのアニメーションが変化していく様子を楽しむこともできます。

Naoto:NFTを持っている人以外でもVtuber自体は楽しむことができるということでしょうか?

大田:そうです。
NFT発のプロジェクトで、NFTを知らない人にも価値を提供できているものは、ほとんどないと思います。
例えばBAYCはアニメや映画を作るとのことですが、その作品がNFTを知らない人にまで広がるのか・・・というと、私は疑問です。
一方、VTuberであれば、NFTを知らない人でも、例えば「このVTuberは好きだ、可愛い」などと思ってもらえる可能性があります。
この点もVTuberの強みだと考えています。

Naoto:ちなみに、どのプラットフォームを主に使おうと考えていらっしゃいますか?また、中の人には、どのような言語を話す人を想定されているのでしょうか。

岩永:グローバル展開を考えていることもあり、Twitchを想定しています。
海外の有名ストリーマーはTwitchを使うことが多く、グローバル前提であればTwichが良いと考えています。

中の人については、理想を言えば日本語と英語の両方ができる人ですが、あまりこだわってはいません。
VTuberの文化だと、たとえば日本語の歌配信に、英語のコメントが入ったりすることが結構あります。
雰囲気が可愛かったり面白かったりすると、ノリで書き込んでくれたりするのだと思います。

Naoto:中の人を探す方法はどうやるのでしょうか。オーディションを行う場合、それについて詳しくお伺いしたいです

大田:オーディションについては近日中にリリースを出す予定ですが、普通のVTuberと同じような形になると思います。
具体的には、書類選考と面談を行い、これを通過した方に向けて公開オーディションを実施する、というものです。
また、これとは別に、すでに活動している方に向けた枠も用意しています。ここでも良い人を募集しようと考えています。
公開オーディションにはNFTホルダーも投票できるようになります。

Naoto:オーディションをする上で、ホルダーの投票は、どの程度重視しようと考えていますか?

大田:最低限のスクリーニングは私たちが行った上で、変なことにならないよう注意しつつ、ホルダーの投票を結果に反映させようと考えています。

岩永:ホルダーの投票で1位になった人は、絶対に採用したいと考えています。
ただ、かつて私もオーディションを行ったことがありますが、わかるようでわからないというのが正直なところです。
トレンドは常に移り変わっていきますし、ユーザーの好みも時代によって変わっていきます。

そもそも、タレントが伸びるかどうかは、運やタイミングなどに左右されます。
例えばこの3年くらいでゲーム系で伸びた人はAPEXの実況をやった人でした。
「流行るゲームを見極めることができるのか?」とか「それを自分が面白いと思えるのか?」といったような、運やタイミングの要素が大きく関わってきます。

なので、どのタレントが成功するのか事前に見極めるのは、正直かなり難しいです。
私はかなりオーディションをやってきた方ですが、実際のヒット率はプロ野球選手の打率のようなもので、2、3割くらいだなと感じています。
世間的に著名なタレントプロデューサーでも、実はかなり失敗した事例があります。失敗した事例は目立たないから、一見ほとんど成功しているように見えるのです。
その中で、どれくらい大ホームランを打てるのかが重要です。

そういう意味でも、NFTホルダーによる投票をかなり尊重したほうが良いと私は考えていますし、応募される方にはできれば公開オーディションを受けていただきたいなと思っています。

Naoto:すごく面白いです。ちなみに、オーディションを通過する人は何人くらいになると考えていますか?

岩永:おそらく最初は3〜5名くらいになると思います。

Naoto:ミント価格や発行枚数、発売日、使用チェーンなどは、どう考えていますか?また、「価格がどれくらいになってほしい」などありますか?

大田:フリーミントで1万枚、11月末くらいに発売しようと考えています。
使用チェーンはイーサリアムになります。

価格については、フロア価格を上げよう上げようという思想はあまりないです。
VTuberを好きだったり、応援してくださる方にたくさん入ってほしいな、と考えています。
NFT購入にお金がかかりすぎないよう、敷居は下げていきたいです。
そっちの方が、長期的に見て、ホルダーにとってもプラスになると思います。

Naoto:今後、Vhigh!プロジェクトが、1年後と5年後とでどうなっていたいかという未来像などあれば、教えていただけませんか?

大田:1年後については、一旦スターが生まれてほしいなと思っています。
最低1人、ここから有名なタレントが出てきて、NFTの世界の外にも人気が広がっていったらいいなと思います。
5年後については、今のVTuber事務所の構造を変え、クリエイターにより多くの分を還元していけるVTuber事務所になっていきたいなと考えています。

岩永:1年後については、ファンコミュニティがアクティブであってほしいなと思っています。
普通のNFTプロジェクトは共通の話題がないことが多いのですが、Vhigh!の場合はタレントの活動がコミュニティの話題であり続けると予想しています。
5年後については、大田さんと同じ意見で、事務所のモデルのあり方をリプレイスしていきたいなと思っています。
今のVTuberプロダクションの収益構造はどこもだいたい似ており、だいたい事務所とクリエイターで収益を折半する形になっています。
この仕組みの大枠は、4年前に私が作ったものですが、今では当てはまらなくなっているものも多いと感じており、今後は変わっていくように思います。
その部分をVhigh!やWeb3.0の仕組みを活かし、5年後には変革を起こしていきたいです。

Naoto:ここからは、参加者の方からいただいた質問に回答していただこうと思います。

Naoto:既存のVTuberとのコラボやグッズ展開などは決まっていますか?

まだ決まっていませんが、展開していく中でありえると思います。

Naoto:Vhigh!ならではのコンテンツは出す予定ですか?例えばWeb3.0の解説動画とか

Web3.0の解説動画などは出していくのもありかなと思っています。

Naoto:メタバース系で使うプラットフォームはどこを考えていますか

とりあえずはTwitchのような既存のプラットフォームを使おうと思います。
ただ、メタバースでどこが勝つかはわからないので、そこにうまく乗っていきたいと考えています。
タレントによって個性もありますし、各タレントが自分で判断していただく形になるかなと。

Naoto:NFTにレアリティはありますか?ある場合ユーティリティに違いはありますか

一応あるものの、見た目が少し違うくらいで、あまり前面に出してはいません。
ユーティリティの違いについては、つける予定は今のところありません。現時点ではフラットです。

Naoto:Gen0ホルダーにGen1のWLを与える件について、今後スナップショットを取得する機会はありますか

ノーコメントでお願いします。

Naoto:Vhigh!の男性キャラバージョンを出すことは検討されていますか?

現在は女性キャラだけですが、うまくいけば男性キャラのバージョンもやりたいと考えています。
VTuber業界は女性VTuberが人気が出ることが多いのですが、男性VTuberにはエンゲージメントの高い女性ファンがつくケースが多いです。それもあって、男性VTuberを軽視してはダメだなと思っています。


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