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Snapmakerの改造・カスタム・設定

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Snapmaker 3in1 3Dprinterの改造、カスタム、設定などをマガジンにまとめています。 本体をお持ちの方も購入検討中の方もぜひフォローを!
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記事一覧

Snapmaker2.0のアクセサリーにAir PurifierとCAN hubが追加

Snapmaker2.0のアクセサリーにAir PurifierとCAN hubが追加

かねてよりSnaapmaker2.0には各種アクセサリーが予定されていましたが、今回エアクリーナーであるAir Purifier とCANポート拡充用のCAN hubが追加となりました。
現在は予約受付中、発送は10月の予定となっています。

関連記事

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2020年に主要なFDM/FFF用ノズル各種の寸法を確認しておく

2020年に主要なFDM/FFF用ノズル各種の寸法を確認しておく

この記事ではタイトルの通り現時点で主流を形成するFDMプリンタ用のノズル形状を再確認し、適切に選択できるような道標をつけておきたいと思う。
もちろん形状が違うので、印刷に与える影響もそれぞれ違うことになる。この辺りも整理しておきたい。

基本的にはホットエンドはヒートシンク、ヒートブレイク、ヒーターブロック、ヒーター、サーミスタ、ノズルを含む部分を指す。これらは一体で開発されているが、互換性がある

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Snapmaker2.0で有効なコマンドリスト

自分へのメモ
もしかしたらあなたへのメモ

Snapmaker Lubanで抜き出したコマンド基本のコマンド類

CNCとレーザー用のコマンド

3Dプリント用のコマンドM92が無いので、エクストルーダーのキャリブレーションはできない。スライサー側で調整しよう。

FDM/FFFによる微細造形への適合性を考える

FDM/FFFによる微細造形への適合性を考える

Snapmaker Originalが印刷エリアサイズ、ノズル位置精度、バックラッシュ等を勘案すると非常に微細印刷に向いているのではないか?と考えてテクダイヤの0.1mmや0.15mmノズルをいただいて造形テストを行っています。
しかし実際にはどの程度までの微細造形へ適合するのか、あるいはどのようなマシンなら微細造形仕様が微細造形への適性を持つのか確認したいと考えました。
そこで思考実験をしてみる

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細いノズルを使う時の知見と設定をまとめておく #テクダイヤ #100umノズルチャレンジ

細いノズルを使う時の知見と設定をまとめておく #テクダイヤ #100umノズルチャレンジ

0.4mmノズルでは出なかった問題がノズルを細くすると途端に顕在化してきて苦しめられる。
ノズル直径という重要なパラメーターが一つ動くと、それに伴って様々な要素の最適値も引き連れられ動いていく。それに追従しなきゃならない。
これはスライサーのパラメーターもあるし、物的なものも変更する必要があるかもしれない。

さて、というわけでテクダイヤ製の0.15mm及び0.1mmノズルでプリントして見えてきた

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テクダイヤ製 0.4mmノズルを試してみる #テクダイヤ #400umクオリティチャレンジ

テクダイヤ製 0.4mmノズルを試してみる #テクダイヤ #400umクオリティチャレンジ

2020年9月時点では非売品であるが、デュスペンサーノズルの製造などをしておられるテクダイヤの代表、小山さんが0.1mm、0.15mm及び0.4mmのノズルを配布されています。
興味ある方は小山さんのツイッターにダイレクトメッセージを送ってみてはいかがでしょう。

主旨というのは評価して、比較して、知らせてほしいということですね。
特に0.1mmノズルは難易度が高く、使用する上での知見が溜まってい

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SNAPMAKER 2.0は3Dプリンタの未来だ

SNAPMAKER 2.0は3Dプリンタの未来だ

去年の5月から、丸まる1年、加えて2か月ほどたった。
あの日、モジュラー3IN1複合機として世の中の2歩先を行こうとする、SNAPMAKER 2.0 A250のバッカーになったのだ。
最初の計画で年始ごろの到着予定だったが、最終的には7月になってしまった。でもSNAPMAKERのチームは本当によく頑張ったと思う。
もう、自分の手元にあるというだけで許してしまうほどうれしい。

購入予定のない人たち

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SNAPMAKER用レイヤー冷却ファンコントローラーを作る

SNAPMAKER用レイヤー冷却ファンコントローラーを作る

SNAPMAKER 3in1 3DPrinterには一つ問題がある。
というのもレイヤー冷却ファンの風量調整ができない!
PLAを印刷したりするのにはあまり困らないが、PETGやABSを印刷する際にはファンを止めたり弱めたりしたい。
3Dプリンターモジュールの左の蓋を外して、コネクタを抜けば止めることはできるけど......

ダイオードを挟んだら電圧下げられるね、ノブで切り替えられたらいいねとい

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3Dプリンタで柔らかいフィラメントを出力する

3Dプリンタで柔らかいフィラメントを出力する

某所でNinjaFlex SemiFlexという柔らかいフィラメントを格安で手に入れたので出力してみることにしました。
NinjaFlexというのは元祖の軟質フィラメントですね。
TPUフィラメントとかで検索すると各社の柔らかいフィラメントが出てきます。

SemiFlexのグレードはコシのある感じです。硬めの消しゴムぐらい?
写真のように結んでも元に戻せます。

レッツプリント!

エクストルー

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Curaに便利なプラグインを入れよう

Curaに便利なプラグインを入れよう

そうだ!プラグインを入れよう!
プラグインが好きですか?ではますます好きになりますよ。
(コマンドー的ノリ)

プラグインはどこにある?右上の【Marketplace】をクリックしてください。
するとMarketplaceの画面が開いてくるので、下段にメジャーなプラグインが一覧されます。とりあえず一つクリックしてみましょう。

するとこんな感じでプラグインの説明と青い【Install】のボタンが出

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Cura Backupsでスライス設定喪失に備える

Cura Backupsでスライス設定喪失に備える

人間は間違いを犯す。
ときに取り返しがつかないこともある。
3Dプリントを長く続けているとスライス設定が秘伝のタレのようにかけがえのないものになってくる。

という訳でスライス設定のバックアップのススメをご紹介します。

Cura BackupsでクラウドにCuraの4.0ぐらいからUltimakerのサーバーへの設定のバックアップが実装されています。
上段のExtensionsのところにあります

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肉薄ケースのプリント時間を短縮するちょっとした工夫

肉薄ケースのプリント時間を短縮するちょっとした工夫

『FDMな3Dプリンタを持っている人の大半は、電子工作も好き』
だと勝手に思っています。
なので電子工作で作った物を3Dプリントしたケースに入れるでしょう。
きっと友達の分も印刷しているでしょう。
しかし何にせよ印刷時間はかかる。少しでも短縮したい.......
という訳でちょっとした工夫で印刷時間を短くしてみようと思います。
印刷品質の低下は出来るだけ避けて!

お題はコレ
Arduino Un

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サポート材のスライス設定に真正面から取り組む[FDM 3Dプリンタ]

サポート材のスライス設定に真正面から取り組む[FDM 3Dプリンタ]

「45度を超えるオーバーハングを避けてモデリングする」
「サポート材まみれ、サポートがはがれない。」
「サポート材が付いちゃうから形状変更しなきゃ」
というようなツイートを見かけることがちょいちょいあるのですが
「いや!ちょっと待ってくれ!」
「切削加工や射出成型よりも自由に形状を作れることが3Dプリンターの有用性でしょ!」と思うわけです。
サポート材の生成がうまくできれば自由な造形が可能になりま

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CURA 4.1にしたら印刷が遅いんだが?

CURA 4.1にしたら印刷が遅いんだが?

3Dプリンタの汎用スライサソフトCuraの4.1の正式版が公開されました。

機能の向上、バクの修正、変更するべきなんだが.......

印刷が遅い問題印刷が遅い.....
というかトラベルのあと3秒ぐらい止まってない???????
場合によっては全く動かん事もあるらしい......

原因新しくZ方向の最大速度のパラメーターが追加されたのですが、そのデフォルト値が0mm/sなんですね。
トラベ

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