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SNAPMAKER用レイヤー冷却ファンコントローラーを作る

SNAPMAKER 3in1 3DPrinterには一つ問題がある。
というのもレイヤー冷却ファンの風量調整ができない!
PLAを印刷したりするのにはあまり困らないが、PETGやABSを印刷する際にはファンを止めたり弱めたりしたい。
3Dプリンターモジュールの左の蓋を外して、コネクタを抜けば止めることはできるけど......

ダイオードを挟んだら電圧下げられるね、ノブで切り替えられたらいいねという事で相談したらいい感じのアイデアをもらえたので実際に作ってみましょう。
出来上がるとこんな感じ......

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材料

・ロータリースイッチ 1回路12接点
・ダイオード 1N4007
・XHコネクタ ハウジング
・XHコネクタ ベース付きポスト
・XHコネクタ コンタクト
・適当な配線
・3Dプリントした蓋

はんだ付け

ダイオードをよく考えながらこんな感じで刺しましょう。
外周をテープで止めておくとはんだ付けがしやすいです。

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回路図はこんな感じ...

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ダイオード1本あたり0.7~0.8V程度電圧が下がるのを利用してファンの回転速度を調整します。回すごとにダイオードが直列に接続されるように写真のようにはんだ付けします。
ロータリースイッチはノブを回すごとに真ん中と外側の12本の端子が一本直列に繋がるようになっています。テスターで1番と12番がどこにあるか確認してから作業を開始しましょう。
全部で12個の接点があるので、1個目は24V流れる接点にします。
12個目は完全にOFF用につながずにおいておきましょう。

11個目は24V-(0.7V*10)なので17Vとなります。そよ風ぐらいにファンが回るぐらいでしょうか。
好みに合わせて直列にダイオードを追加すれば好みの風量を作ることもできます。
あまりに電圧が低すぎて電流が流れているけどファンが回らない状態だとファンが過熱して故障してしまいますので注意してください。

XHコネクタと配線はプラスマイナスを間違えないように、実物を確認しながら結線しましょう。

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ロータリースイッチの軸を短くカットする

適当な道具で短くカットしましょう。

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ケースを印刷する

ケースはこんなモデルです。

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こちら側が底面ですね。
サポート無しでプリントできるようになっています。

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スイッチを付属のナットで固定して、ノブを差し込んだら出来上がり!
うまく動くとこんな感じ!

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