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【新聞の読み方⑮―新聞の1週間の読み方に慣れよう。+志望動機をPREPで書いてみよう。】

こんにちは。就活モチスキゼミコーチの山内康義(やまうち やすよし)です。

https://jso.co.jp/coaches.html

経済新聞記事は、「火曜日から読みはじめよう!」といわれています。
週明けの月曜日の株式、商品、為替、金利など経済活動のマーケット(市場)の報道記事がはじまるからです。

【ビジネスパースンの1週間の新聞の読み方】

●火曜日~金曜日までは、前日のマーケットの結果や世の中の出来事、日本・世界を代表する学者・経営者の未来予測やどのように社会に向き合っていくべきかなどを確認、理解します。
●土曜日は、金曜日の動きと1週間を振り返ります。
また、読書欄などで教養を深めます。
●日曜日は、新たな情報や考え方を収集して英気を養います。
マーケット予測や1週間の計画を立てます。
社会や自分の仕事をどのようにすべきか、自分の考え方をまとめていくことに使われています。

【就学生の1週間の新聞の読み方】

●火曜日~金曜日は、志望業界・企業の動きをチェックします。
 マーケット情報や世の中の出来事から、日本・世界のあらまし(動きや変化)を知ります。有名な学者・経営者の未来予測やどのように社会に向き合っていくべきかなどの情報を確認、理解して、ES・面接のシナリオに活用しましょう。
●土曜日、日曜日は、日経電子版で、日本・世界で注目される時事問題、就活に関わる情報・統計データを調べて、データ保管したり、メモに残してES・面接に活用しましょう。
●上記情報・統計データを参考にして、ES作成や面接の志望動機(就活の軸、なぜ〇〇業界?、なぜ当社?、当社で何したいの?当社でどんなキャリアデザインを歩みたいか?)について、この社会のために何をしたいのか、業界とその中の志望先企業で何がしたいのか?
自由に発想して、自分の生い立ち・信念との接点を洞察しましょう。

【忙しい時の読み方】

インターンシップ、説明会、採用試験とそれらの準備をしながらで、皆さんは、てんてこ舞いです。
そこで新聞は、すべて本文を読む必要はありません。
新聞全体の見出しとリード文を1日10分読み取ることから、はじめましょう。そのなかで、「これは、読んでおこう」という記事の本文を読めばよいのです。それでも、いそがしくて読めない人に、記事内容を理解するための秘訣を伝授しますよ。
SDS法であれば、S(導入部)とS(まとめ)のみを読みましょう。
PREP法であれば、P(結論)のリード文と本文の冒頭部の記事のみ読みます。さらに本文のP(結び)の末尾の記事を読んで、ポイントだけ押さえる読み方を覚えてください。
記事の筆者は、最初に文章構想を考える場合、文章の構成を章立て・段落ごとに流れをつくり、何を言いたいのか、言語化しています。
したがって「SとS」と「PとP」を固めたうえで、そのあんこ部分のD(概要)やR(理由・根拠)、R具体例)を盛り込む書き方が一般化されているのです。
時間がない時は、まずSとPを抑えることがいいですよ。

【志望動機をPREP法で書いてみよう】

さて、今日は「志望動機」について考えていきましょう。
以下、企業のES出題パターンです。
●Aパターン「志望動機について教えてください」(300~400字以内)の設問の場合、「なぜ、〇〇株式会社(協同組合)なのか?」を中心にPREPで書きましょう。そして、P(結び)で会社に入ってやりたいこと、抱負を書くとよいでしょう。
●Bパターン「志望動機とやりたい仕事について」(300~400字以内)の設問の場合、「なぜ、〇〇株式会社(協同組合)なのか?」結論(P)+その理由(R)
「入社したら何がしたいか?」結論(P)+その理由(R)の
入社動機(P+R)+入社して何をするか(P+R)の2段階式で書くとよいでしょう。
 ●Cパターン「志望動機」(300~400字)1題、「やってみたいこと」(300~400字)1題の別々に記述する場合
それぞれの設問で、しっかりPREPで書いていきましょう。
 明日は実例をまじえて、解説しますね。

ぜひ、電子版を利用して、どしどし検索しましょう。
日経新聞は、ぜひ読んでもらいたいのですが、経済的にきびしい学生の皆さんは、大学の図書館をフルに利用しましょう。
有料電子版・紙面を自由に読んで、活用できますよ。
アルバイトで、自分に投資ができる人は、2月7日まで「2か月間無料キャンペーン」がありますので、申し込んではいかがでしょう。
日経電子版 2カ月無料の初割実施中|日本経済新聞のニュース・専門情報 (nikkei.com)

【就活モチスキゼミコーチが選んだおすすめ記事】

1.1面トップ 海外スマホゲームの消費税、IT大手から徴収へ政府、納付逃れ防止狙う

政府はスマートフォンアプリで利用する海外ゲームにかかる消費税の徴収を強化する検討に入った。米アップルやグーグルなど、取引の間に入るプラットフォーマーに税を納める義務を課す方向だ。海外のゲーム会社は中小企業も多く、日本のユーザーから預かる消費税が日本の税務当局に納付されないケースがある。国境を越えた徴税の適正化を進める。

2023/1/17付日本経済新聞 朝刊
2023/1/17付 日本経済新聞 朝刊

2.1面教育岩盤迫る学校崩壊(2)PTAは限界、外の力頼れ 「サザエさん」家庭は少数派

「PTAをどうやって解散したのか」「保護者への説明は」。群馬県庁から5キロ弱、生徒300人余りが通う前橋市立明桜中学校に他校関係者から複数の問い合わせが寄せられた。

2023/1/17付日本経済新聞 朝刊

3.1面 エーザイ、認知症薬を日本で申請 海外生産、世界に供給

エーザイは16日、米バイオジェンと共同開発するアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について、厚生労働省所管の医薬品医療機器総合機構(PMDA)に承認を申請したと発表した。米国、欧州に続く申請となる。エーザイは2023年中の承認を目指している。バイオジェンは欧米の工場でレカネマブを量産する計画で、早期に欧米やアジアなど世界へ供給する考えだ。(関連記事ビジネス面に

2023/1/17付日本経済新聞 朝刊

春秋
「阪神忌」は冬の季語である。阪神大震災が起きた1月17日を指す。3年前の日経歌壇にこんな句が載っていた。「残しある崩れし埠頭阪神忌」(広田祝世)。遺構として保存される神戸港のメリケン波止場を詠んだのか。6千人超が亡くなった震災から28年がたった。

2023/1/17付日本経済新聞 朝刊

4.2面<社説> 再生エネを迷惑施設にするな

経済産業省が一定規模を超える太陽光や風力などの再生可能エネルギー発電所を開発する事業者に対し、地域住民への事前説明会の開催を義務付ける方針を固めた。23日召集の通常国会に、関連法改正案の提出を目指す。
再生可能エネルギーは脱炭素時代の主力電源と期待される。しかし太陽光や風力の導入が進むにつれ、各地で発電所をめぐるトラブルも増えている。再生エネを迷惑施設にしないために、事業サイクル全体で景観や環境、防災、安全面の対策を徹底する必要がある。

発電量に占める再生エネの比率は2021年度に20%を超えた。一方で太陽光パネルや風力発電設備が景観を損なう、森林の伐採が生態系を脅かす、治水や防水面の危険が高まる、などの理由から、各地で開発計画への反対が表面化している。開発を制限する自治体独自の条例は200を超える。
経産省の有識者会議は一定規模以上の太陽光発電設備について、努力規定だった住民への事前説明会を義務化する方針を示した。小規模でも土砂災害警戒区域など、災害リスクが高い場所での計画は説明会が必要となる。
森林を切り崩す計画は、森林法に基づく開発許可や盛土規制法の認可を事前に取得することを義務付ける。再生エネのコストを電気料金に上乗せして回収する固定価格買い取り制度(FIT)の適用を受ける要件とする。
開発条件の厳格化は妥当だ。カーボンゼロの実現には、再生エネを最大限伸ばす必要がある。そのためには地域住民の不安を取り除く努力を怠るわけにいかない。
使用を終えた太陽光パネルの適切な処分も重要だ。22年7月に事業者に廃棄費用の積み立てを義務付ける制度が始まった。これを定着させ、不法投棄を起こさないようにしなければならない。
事業者の手間やコストが増えるとしても、丁寧に地域住民の理解を得ることが、再生エネとの共存を促し、導入を後押しすることにつながるはずだ。

2023/1/17付日本経済新聞 朝刊

5.5面経済・政策Next Worldピンチの今こそ「大移動」 世界中で教育・訓練ファーストリテイリング会長兼社長 柳井正氏 供給網の透明化進める

米国と中国の対立やロシアのウクライナ侵攻で世界の分断があらわになり、グローバリゼーションは岐路を迎えている。連載「Next World 分断の先に」のインタビュー編では、各界の第一人者に世界秩序やビジネスの将来像を聞く。初回はファーストリテイリングの柳井正会長兼社長。
(聞き手は広井洋一郎)
やない・ただし 1971年早大卒。小郡商事(現ファーストリテイリング)に入社し、2005年から会長兼社長

2023/1/17付日本経済新聞 朝刊

6.9面金融経済 三菱UFJが新興支援、赤字でも融資
AIで成長性評価 亀澤社長、海外モデル逆輸入

三菱UFJフィナンシャル・グループは人工知能(AI)を使ったスタートアップへの融資を国内でも始める。亀澤宏規社長がアジアで評価を得たファンドを逆輸入する考えを示した。過去の実績では融資が難しくても、データから成長性を評価できれば赤字の新興企業にも資金供給しやすくなる。日本の課題であるスタートアップの育成を融資で支援する。

2023/1/17付日本経済新聞 朝刊
2023/1/17付日本経済新聞 朝刊

7.9面金融経済 ESG投資、基準制定続々 三井住友トラストは特性・開示など評価 アセマネOne、ファンドを4つに分類

運用各社がESG(環境・社会・企業統治)投資の基準設定に動いている。三井住友トラスト・アセットマネジメントは投資手法や組み入れ銘柄をESGの観点から評価し、基準を満たす商品を「ESGプロダクト」に認定する。アセットマネジメントOneは投信の新たな分類基準を設けESGなどの名称に関するルールを設定した。

2023/1/17付日本経済新聞 朝刊
2023/1/17付日本経済新聞 朝刊

8.12面国際・アジアBiz インド車市場が世界3位に 昨年販売、日本上回る472万台膨らむ中間層開拓が焦点に マルチ・スズキ、SUV攻勢

【ニューデリー=花田亮輔】インドが新車販売台数で日本を抜いて、初めて世界3位の市場となった。人口や所得の増加を背景に堅調な伸びが期待されるなか、今後は膨らむ中間層の開拓が大きな焦点となる。最大手のマルチ・スズキは、SUV(多目的スポーツ車)で攻勢をかけて牙城を死守する構えだ。電気自動車(EV)など次世代の環境対応車での競争も熱を帯び始めた。
インド自動車工業会(SIAM)が発表した2022年の新車販売台数(乗用車と商用車の合計)は前年比26%増の472万台だった。乗用車は23%増の379万台で、過去最高を更新した。商用車は38%増の93万台で、乗用車と合わせると日本の販売台数(約420万台)を上回る。中国と米国に次ぐ世界3位の市場に躍り出た。

2023/1/17付日本経済新聞 朝刊
2023/1/17付日本経済新聞 朝刊

9.15面 ビジネス レカネマブ、アルツハイマーに挑む(上)エーザイ、半額で新薬普及認知症薬、日本で承認申請 前回の失敗を教訓に

エーザイは16日、米バイオジェンと開発したアルツハイマー病薬「レカネマブ」を日本で承認申請した。患者と家族にとっては待望の新薬で、米国ではすでに迅速承認を得た。米での年間薬剤費は2万6500ドル(約350万円)に設定。これは両社が2021年に発売したものの、普及しなかったアルツハイマー薬「アデュカヌマブ」の半額以下(当初比)だ。戦略的な値付けには新薬普及に懸けるエーザイの強い思いが託されている。

2023/1/17付日本経済新聞 朝刊
2023/1/17付日本経済新聞 朝刊

10.16面投資情報記者の目ファナックがEVロボにシフト、利益率「低下」スマホ加工から 市場が懸念、14年度ピークに遠く

ファナックの主力販売先がスマートフォンから電気自動車(EV)にシフトしている。株式市場ではEV向けを中心に組み立てロボットの需要がさらに伸びるとの予測が多いが、2015年3月期の最高益をけん引したスマホ製造関連の機械に比べて「ロボットは利益率が低いのではないか」という懸念もくすぶる。

2023/1/17付日本経済新聞 朝刊
2023/1/17付日本経済新聞 朝刊

11.26面経済教室経済教室インフレの先にあるもの(中) 家計の現預金保有、リスクに櫻川昌哉・慶応義塾大学教授

過去20年間、デフレに悩んでいた日本経済は、円安とエネルギー価格高騰という外的ショックにより突然インフレに襲われた。直近の消費者物価上昇率は3.7%に達し、経済を取り巻く環境は様変わりした。

2023/1/17付日本経済新聞 朝刊
2023/1/17付日本経済新聞 朝刊

<ポイント>
○かつてない「実質マイナス金利」の時代に
○債権者から株式保有者への所得再配分も
○家計の行動変わらぬなら負の資産効果大
さくらがわ・まさや 59年生まれ。大阪大博士(経済学)。専門は国際金融論、マクロ経済学

以上
ご精読、どうもありがとうございます。
毎日コツコツ進めていきましょう!
就活モチスキゼミコーチ 山内康義

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