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ツートンカクテルを眺める繊細さん②〜繊細さんも怒ったことはある〜

前回の続き・・・

昨年の春に、私は大切な友人Nに、怒りの感情をぶつけてしまったことがありました。友人は私のことを赦してくれましたが、自分の1次感情を伝えることができていないため、まだモヤモヤしています。

私達は日頃、自分の本当の感情に細かく気付くのは難しいのかもしれません。たとえ気がついても、自分の1次感情である、心配・不安・焦り・むなしさ等を相手に伝えることやその姿を見せることは、容易ではないのかもしれません。理由は様々ですが、私の場合は自分のプライドがあるので、相手にその1次感情は伝えたくなかったのですが、その感情が積もり重なり、結果が怒りとなって表われてしまったのです。
しかし前回の投稿でも書いたように、怒りの感情も自分の大切な感情であり、怒りの感情は悪い感情ではなく、むしろ必要な感情なのです。

私が怒ってしまったとき、まず始めにしたことは、“怒りの分析” でした。紙に書いたり、自分の行動を振り返ったりして、“怒ったあとに自分がどうしたいのか・相手とこれからどうなりたいのか・自分の本当の思いは何なのか” ということを深く考えました。このようにじっくり考えるのも、繊細さんの特徴なのかもしれません(^^ゞ

怒ったあとは、相手の反応が気になったり、相手との関係に亀裂が入るかもしれないと心配になるかもしれません。もしくは相手も怒りの感情をぶつけてくるかもしれません。時と場合によりますが、一度焦る気持ちを脇に置き、“自分が相手とどうなりたいのか・これからどうしたいのか” を考えていく作業が必要なのかと思っています。

1次感情を伝えるのも良し、何もしないのも良し、相手と距離を置くのも良し。自分がどうしたいのかを考えた後、“この行動なら自信を持ってできる” という選択が、自分を成長させることに繋がるのかなと考えています。とくにHSPの方達には、相手の反応を気にしすぎるところがあるので、自分が自信を持ってできるという行動は、大事なポイントかと思います。

この投稿をする2日後に、ようやく私は昨年の春のことについての1次感情を友人Nに伝えます。この選択をするまでに15ヶ月程、気持ちの整理をしました。

今誰かに怒りの感情をぶつけてしまって悩んでいる方に、“私達は素敵な言葉で感情を伝えることができ、センスのある選択ができるよ” という事を伝えたいです^^ 今日一日、みんなが、実りある一日となりますように!

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