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バレンタインデーに自分に贈るチョコレートの味は。
コンビニのポスターを見ながら「そうか、バレンタインか」と気づく。2月14日という日付を気にしなくなって、もう随分となる。
ー久しぶりにチョコでも買ってみるかな
コンビニで並べられているチョコの前で立ち止まる。ダイエットのために間食を減らしてから、チョコは長らく食べていない。バレンタインの今日くらいは、食べてもいいかもしれない。
そして、そのチョコとコーヒーを飲みながら、昔の恋人に思いを馳せて
モロッコでの3日間の忘れられない恋物語
忘れられない恋物語と聞いて思い出すのは、一番付き合いが長かった彼女でも、結婚を考えた彼女のことでもない。
モロッコで3日間だけ一緒に過ごした女性のことだ。赤い月が見える砂の町で。
その時、私は、モロッコのある町のユースホステルで新聞を読んでいた。旅行中に新聞なんて読む必要はなかったけれど、暇だったのだ。暇だったので、ホテルのテーブルの上におかれていた新聞を読んでいた。
すると、彼女が話しかけ
自分に贈りたいものって実は...。
ーなんで...。昨日まであったのに
帰り道に寄った恵比寿アトレで私は立ち尽くす。
自分のご褒美として買おうと思っていた、kate spadeの長財布。ハートのモチーフと色合いがとても好きで一目惚れしてしまった。
でも、私がすぐに買える値段でもなかった。だから、TOEIC800をとったら買おうと思っていた。それが今日だったのに。2週間前まではあったのに。
店員さんに在庫を聞いてみたが、もうな
異国でみるべきはツイッター?インスタグラム?
遠い異国の首都からさらに飛行機を乗り継いでたどり着く街で宿をとる。
「とれるチケットならどこでもいい」と考えた旅行だったけれど、思ったよりもワイルドな街に降り立つことになった。英語もうまく通じないし、そもそも空気だって日本と違う。水が国によって異なるように空気だって国によって異なるものとなる。アジアの島国に降り立つ時に南国の匂いが鼻孔を驚かせるように、異国の空気は肺を驚かせる。「なんかきたよ」と
テクノロジーで花見はどう楽になった?
テクノロジーによって我々の生活はとても便利になったと言われるけれど、実際、便利になったものは少なかったりする。花見なんて、なにも便利にならない。
たとえば、週末に花見を予定したとして、「週末の天気は?」と簡単にインターネットで調べられるようになったかもしれない。ただ、昔から、177に電話をすれば、天気を知ることはできた。
花見の撮影がスマホでできるようになったからって、撮影は昔からできた。イン
ツイッターで事故死を演出する男
ツイッターで死を演出するということを楽しんでいた。
たとえば、「このアニメが好き」という設定の人物を作る。そして、その設定に合わせたプロフィールを作り、ツイートを始める。そのアニメのことをつぶやき、そのアニメが好きそうな人をツイートする。食事や週末の遊び方も練り上げて投稿する。
そして、同じようにそのアニメが好きそうな人をフォローする。コメントする。リツイートする。趣味がある者同士はつながる傾