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フルリモート×定時退社の企業に転職した私の日常

転職活動を始めた際、「絶対フルリモート」とは考えていなかった。
それまでの通勤がとても快適だったから。

退職直前の通勤は、自転車で駅まで行き、そこから電車で10分。駅に着いたら10分ほど歩くとオフィスに着く。

電車は座ることができ、乗り換えも必要ないのでスマホをチェックしたり、考え事をしつつほど良い運動にもなる時間が好きだった。

だから転職活動の時には通勤を前提に調べていたが、ビビッとくる企業がなかった。

しかし、旦那さんと一緒に近い将来引っ越しをする可能性が出てきたので、「住所に左右されず、キャリアを構築できる」ことの優先順位が高くなった。

そうしてフルリモートでリサーチし、ありがたいことに内定をいただき、勤め始めた今の会社。

・社員は全員フルリモート
・定時退社(口だけ退社をして夜中まで仕事... なんてことは本当になかった...!)

全員がフルリモートで働き、定時上がりを実現しているからこそ、コミュニケーションや業務の進め方で躓きがちなことやコツは入社時にノウハウとしてしっかり共有された。

「フルリモートに慣れる」というのは、仕事に関することだけじゃない。通勤時間がなくなるので、生活スタイル全てに影響を与える。

フルリモートのメリットとして、通勤に当てていた分の時間が増える一方で運動不足になりがち、という懸念もある。
上手くメリットを活かしつつ健康な生活を送れるように、あれこれ試行錯誤してきたここ3か月ほどの成果を残しておこう。

運動の時間を作る

強制的に運動になっていた通勤時間がなくなったので、意識的に運動の時間を作ることにした。
運動をするのは2つのタイミングがある。

①朝の就業前20~30分
眠気覚ましと頭の中を整理することも兼ねて、朝一で家の周りを20~30分ほど散歩している。
元々はルンバに掃除してもらうタイミングで、ルンバの邪魔にならないように外へ出かけていたのが、ルンバの掃除の日でなくても自然と散歩するようになった。
朝に散歩するのとしないのとでは、日中の眠気が全然違うことに驚いた。

車のナンバープレートの数字を使って暗算したり、スマホにメモしておいた「時間がある時になんとなく考えたいことメモ」の1つを考えたり、葉や花の変化を観察したり、歩いているとあっという間だ。

②PCから離れた時2分
お手洗いや水分補給にPCから離れたタイミングでスクワットやストレッチをしている。
SNSで流れてきたものや、YouTubeで見つけたものを適当にやっているが、1つハマるとそれだけをずっとやってしまう性格なので1か月は同じものを継続している。

気分転換で頭と体がスッキリする上、「趣味はゆるゆる筋トレです」とドヤれるのも良い。

小さな家事をする

午後になると集中力が落ちがちなので、私はお昼ごろとおやつ時に30分ずつ、合計1時間の休憩をとっている。
*ちなみに私の会社では休憩のとり方やタイミングは個人の自由になっている。

その時間でごはんを食べたり読書をするのに加え、小さな家事もしている。

・ごはん(作り置きなど)を作る
・洗濯物(取り込んだり乾燥機に入れたり畳んだり)
・買い物

出社していると帰宅後にまとめてしないといけない家事を隙間時間で日中できるのがありがたい。

ちなみに旦那さんは完全出社型スタイルだが、家事の分担についてはまた書きたい。

無意識を意識下に置く

出社→フルリモートになり、出社で当たり前だったことが仕事以外のことも当たり前ではなくなった。
「運動しないと」「時間の使い方見直そう」などはその一例だが、それまで無意識で行っていたことや当たり前だと思っていたことがそうではなくなったことにより、意識下に置かれた。

佐渡島庸平による書籍、「観察力の鍛え方」では、観察とは無意識で行う行為を意識下に置くことだと述べている。

「できた」「できてない」「良い」「悪い」の結果ではなく、「それはなぜ起きているのか」の過程を考えるきっかけとして「当たり前」に意識を向けてみることを続けていきたい。

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