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『ウクライナから来た少女 ズラータ、16歳の日記』の感想

『ウクライナから来た少女 ズラータ、16歳の日記』/
ズラータ・イヴァシコワ
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ウクライナでロシアの侵攻に会い、紆余曲折をへて日本に被災してきた
16歳の女の子、ズラータさんの話。
 
 
何といえばいいのか、とにかくミラクルが連発します。
 
 
 
不運なことも、あるといえばあるけれども…。
 
 
 
「人生というものは、とにかくなりふり構わず、幸運をもぎ取っていく
ものなのだな」と読んでいて思いました。(ーωー
 
 
 
 
後、ウクライナに住んでる16歳の女の子に、今回の戦争の原因を理解
しろといっても無理がありますね。(ーωー;
 
 
 
内戦やらなんやらは、どこも似たようなものではありますが…。
(不条理でカオスという…)
 
 
 
 
ズラータさんは、日本語についての本を片手に外国語(日本語)を
覚えたり、「異文化と交流する上で、なぜ異国の言語を覚える必要が
あるのか?」という基本を教えてくれるので、とても参考になります。
(ものすごく有利に働くからだよと)
 
 
 
コレって、対人関係にもいえることで、人はある意味、『その人の言語』
を話してるようなものなんですね。(同じ共通語を話してたとしても)
 
 
 
「私はもしかしたら、周りの人のことをロクに見ていないのかもしれ
ない…」ということを、この本を読んで思うようになりました。
 
 
 
「私は、ズラータさんが他言語を習得したのと同じぐらいの熱量で、他者を
知ろうと努力している、興味を持っているだろうか?」と。
 
 
 
色眼鏡を外してみると、人って本来は面白いもの…であるはずなんですけどね…?(そうでもない…? どうでもいいのか……?)
 
 
 
「いくつになっても、外国語を習得できるぐらいにフレッシュな精神を維持
したいな」と思ったわけで。(ーωー
 
 
 
人間、らしく生きたいものですね。 🐈

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