ねじあさい

ただの「ねじや」です。

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最近の記事

卓球歴振り返り

世界選手権とかオリンピックとか、卓球の大きな大会があるとSNS等で好き勝手な事言ってますが、一応まるで素人ではないという言い訳を。(長いです~m(_ _)m) 卓球始めたのは小学校の5年生ぐらい、と言っても近所の児童館に卓球台があったので放課後とかに遊んでた程度。当時結構周りでは流行ってたんで中学入学時に卓球部に入ったのが正式には自分の競技のし始めです。 小学校時代はペンを使ってましたが、中学にあがると皆シェイクになるもんだとなぜか勘違いをしていて入部時に用意していったラ

    • コマ大戦

      「全日本製造業コマ大戦」 数年前、中小製造業の雄「由紀精密さん」が展示会で配布用にと「とにかく良く回るコマ」を作り、それをもらった同じく製造業等の面々が「コマならどこの会社でも作れるだろうから皆で作って競わせたら面白いんじゃない?」という話になったのが事の発端です。その後2012年の「テクニカルショーヨコハマ」で第1回大会が開かれ、以降全国各地で大会が開催されるようになり、コマ大戦協会も任意団体から現在はNPO法人となっています。 自分的には旗揚げした方々を元々良く存じてい

      • 付加価値ってなんだろう

        ※2016年に金属産業新聞さんに寄稿したものです。 当社は現在、ダブルヘッダー10台、ローリング7台、足割機5台にて、3ミリ径までのタッピンねじ、小ねじ類を主に製作しています。従業員はおらず一人で運営しており、2001年に開設しました自社サイトを主な営業手段と位置づけ各種情報発信をしてきました。 今のようにブログやSNSが発達する前は、いわゆる「掲示板」にて製造業のみならず各業種の方のうち、同じように積極的に情報発信する方々と交流を深め、その後SNSが出現し「ミクシィ」から

        • ねじ工房「ブレーキ」

          「ねじ工房」の活動始めたのが2007年の5月。とりあえずまずはサイト作ってネット販売をって考えて、比較的お願いしやすかった革関係の知人に頼みまずは数点用意して販売サイトの体になるようにしました。その年の11月に初めて参加したのがデザフェスで、こういった類のイベント自体初参加でしたので右も左もわからない中、まあまあの感触も得られたので、これは少し本腰をってんで金属系のアクセサリー類のラインアップを増やして行ったのが翌年の2008年。一応本業の方のネット販売ではこの頃は完全に感触

        卓球歴振り返り

          アピールの方法

          「日本のものづくり」と聞くと「良いものをつくってる」と考える人は多いと思います。その「良いもの」とは「精度の良いもの」と考える方も少なくないでしょう。 「当社はミクロン単位の精度で製品をつくる技術がある」 そういった製品を使わざるを得ない箇所へは会社の立派なアピールポイントになるかとは思います。しかしながら、元々そういう精度が必要ない箇所向けの業種の場合はあまり意味は無いポイントです。 当社はどこにでもあるような一般的な「ねじ」の量産メーカーですが、JIS規格品のねじの場

          アピールの方法

          ねじ工房の商品デザイン

          現在「ねじ工房」では数点商品をラインナップしていますが、そのほとんどのもののデザインは、1点だけリピーターさんに「こういったものが欲しい」という提案を受けて考えたものも含めまして、全て自身で考えたものになります。(デザイナーさんにお願いする事を考えた時期もありましたが出来る事は自分でしないと気が済まない性格もあり。。) その「デザイン」を考えるうえで大事にしている、というか外せないところ、実は「仕入れる価格」です。 現在ラインアップしている商品、これは全て「売値」を統一し

          ねじ工房の商品デザイン

          ねじまつり(仮)

          ※2008年に「ねじの日」に合わせて「ねじまつり(仮)」を開催した際に投稿した開催趣旨の転載再掲です。 「ねじまつり(仮)趣旨」 元々草加市には数多くの木ねじメーカーがありました。農家の方々が、1台の手持の機械で農耕期が過ぎるとねじを作る、という程度の「メーカー」も含めますと、国内の半数近くの木ねじメーカーが草加に存在していたようです。しかしながら、木ねじの需要の減少や海外からの安い製品の流入により、今では市内での木ねじメーカーは皆無となり、他のねじのメーカーにしましても数

          ねじまつり(仮)

          ねじ工房の商品コンセプト

          ねじ工房を展開し始めた当初は比較的簡単に加工等もできる革製品のラインアップも複数揃えてはいました。ですが何度かデザフェス等のイベントに出展していく中で、革製に比べ金属製の商品が少なかった事もあってか、今の「ステンレス製」の商材にほぼ行きつきいています。そんな中での現状ほぼ固まっているコンセプトが、本来「ねじ」を使うとこではない箇所にあえて「ねじを締めこむ」です。 「ねじ」は、2つのものを締結するために使うのがほとんどです。(※この場合の「ねじ」は頭があって軸がある一般的な雄ね

          ねじ工房の商品コンセプト

          ねじ工房「リング」

          ねじ工房を展開するきっかけとなったステンレス製リング。これは基本自社製作の真ちゅう製のプラスねじとマイナスのねじを実際に締めこんで制作しています。 使用しているねじは元々は長さが4mm程度ありますが、リングと言う性質上、内側に出っ張り等があるのはNGですので、雌ねじの加工がしてある1mm程度の板にねじをまず締め込み、出っ張った部分を切ったあと平らに削ってからゆるめて抜き、それをリング本体に締めこむ、と言った感じで。 この制作方法をとる事によって、酸化して色が変わってしまっ

          ねじ工房「リング」

          ねじ工房「こだわり」

          以前デザフェスであった事です。 金属加工に携わっているというお年を召した方に「この指輪、表面に引っかかりがあるから服とかにひかっけちゃうかもしれないんで、もうひとなめ旋盤で挽いてくれないか」と言われました。「うちはねじのみ製作なので専門外なんです、すみません」と言うと「だって指輪の表面がギザギザじゃあダメでしょう。普通ピカピカにしなきゃ」と、若干突っかかり気味にきましたので「うちの商品は削って作ったという事を前面に出す意味でも変にきれいに仕上げず、ひきめが残ったままでも良いい

          ねじ工房「こだわり」

          デザフェスへの思い

          ※以前、禁止されている二次創作品をデザフェスに出品し問題になった人が出た時に連続ツイートし、それをブログに記載したものをこちらにも転記します。 今回の件はデザフェスにおける2次創作品出展の情報があって知りました。これが他のイベントでどなたかが「やらかした」んなら別に自分的にはどうってことない事だったかも。個人じゃなく会社でもいろんなとこあるんで気にしてられない。でもデザフェスだとちょっと気持ち的に取り方が違ってくるもんで。 一応長いこと出てるんで趣旨は理解してるつもりでの私

          デザフェスへの思い

          ねじ工房ヒストリーver2

          確か2005年だったか、今もお付き合いをしている女性に「指輪を送りたい」と言いまして。(ちなみに、自分も彼女も共にシングル) したらば彼女がSkypeの画面の先で若干考え込んだあと「売ってるのじゃなく浅井製作所で作った『ねじ』を使った指輪が欲しい」と返してきました。 ※若干の補足説明。当社「有限会社浅井製作所」は、ねじ製造業、いわゆる「ねじや」です。専用の機械での製造のため「ねじしか作れません」。 最初彼女的には、うちの「ねじ」だけもらい、自分で作ってみて、と思っていたよ

          ねじ工房ヒストリーver2