6月末に引っ越しを済ませた。 前いた家は店から自転車で片道15分の場所だった。 自転車で毎日店に来ていたので心配性の実母から「子で腹がデカくなる前に店の近くに家を探せ!早く!!!!!」と耳にタコができるくらい言われていた。 店を開店した直後でやりたいことがたくさんあるのだが、たしかに雨の日にバスに乗るのはいつだって満員で嫌だったし交通費もかかるし、それに母が言うようにいずれは自転車に乗れなくなる時期が来るだろうし、子を授かったのも良い機会だと思って家を移すことにした。 引
壬生の菓子屋・アンフルネさんと、同じく壬生の花屋・草花園さんが母の日ギフトでクッキー缶と花束をセットにしたギフトを企画されていた。 うわ、母の日かー!と正直面食らった。 私たちはオープンして数ヶ月はそういう行事ごとをすっかり忘れていて、母の日はもちろんバレンタインもホワイトデーもなーんにもできなかった。 けど父の日はギフトをやるかと夫が言い出した。 どういう流れか忘れたけど草花園さんの力を貸してもらおうという話になった。 たぶんアンフルネさんとの母の日コラボから便乗して考
病院に行きやすいのも自営業で良かったことの1つだったかもしれない。 検診は定休日の日に行くようにしてるけど、定休日関係なく早めに行かなくてはいけない初診のときや検診ある休みの日だけど急遽店を開けよう!ってなったときなどは夫に数時間だけ店を任せて病院に向かう。 とてもフレキシブルに動けることがありがたいなと思う。 あと、良かったと思えたことは通勤が自転車だったこと。 私は前職では大阪のカフェに配属されていたので京都から大阪まで電車で通勤していた。 昨今、本当に嫌な話で
この春にこっそりと第一子を授かりました。 私、母になる。夫、父になる。 いえーい。 予定は未定ですが。 前の会社で正社員をしている間に産休育休を取らせてもらった方が家計的に良いのかな?とか、いやでも産休入るまでの勤務いけるのかな?しんどいのかな?とか、いろいろと考えていたけど結果妊娠せず。 そうこうしていたら店が見つかり会社を退職。 店をオープンしてからもいつか子ができたらいいな〜と夫も私も考えていて、よっしゃ、もうこの際自営業で妊娠して産休育休がなくても生きていける
スコーンを終了すると同時にあんみつの提供を始めた。 インスタでもかなりうるさく言っているが私はコーヒーにはあんこが1番合うと思っているし、ネクタイではあまりない冷たいスイーツなので満を持しての登場だった。 あんみつはどこかパフェみたいな感覚がある。 クリームあんみつを頼んでもらえたらアイスも乗せるしいろいろともりもり乗ったプレートになる。 あんことアイスはなるべく丸くなるように整えるし白玉も丸いし見た目が可愛らしい。 寒天の半透明色が見てて涼しい。 たぶんそういうことも
インスタでもお伝えしたが一旦スコーンの販売を終了することにした。 スコーンは当店の人気商品だしスコーンを目掛けて来てくださるお客さんもいらっしゃるし、やめるか続けるかはちょっと迷った。 でも暖かくなった今の季節、売上は激減。 冬と比べると5分の1ほどになったというのが正直なところだった。 冬は焼いてもすぐなくなってお昼に焼き足してたくらいやったんだが。 やっぱり夏はもそもそしたおやつを食べるのは抵抗があるよね。 私自身もすっきりさっぱり冷たいやつを食べたい。 パン屋さん
誰が興味あんねんって話しかこのブログでしないと思うんですが、今回も誰が興味あんねんってな話題。 まな板の話をします。 当店はそんなに凝ったフードメニューを出さないのでまな板なんて1つありゃ十分と思っていた。 間借りでもまな板は全く使わなかったし。 ところがすぐにもう1つ買うハメになった。 理由は乾いたまな板が絶対必要だったからだ。 例えば、モーニングプレートは今の季節は水菜と紅芯大根のサラダを出している。 野菜を洗って切っておく。 さらにハムがある。 ハムは塊でやってく
前回の記事で外国人のお客さんはみんな良い人と書いた。 まずみんな褒めることがうまい。 いや〜ほんとうまい。 入ってまず素敵な建物だねと言ってくれる。 コーヒーを注文してサーブすると食器などをうっとり眺めてかわいいねと言ってくれる。 最後、会計のときに美味しかったよと言ってくれる。 とりあえずたくさん褒めてくれる。 思うこと…しかもポジティブなことをストレートに言うなんて素敵だなぁ。 インスタかどこかで書いたかな?って話なんだが、ある日、お客さんがたくさん押し寄せてたい
店の周りに小さなゲストハウスがたくさんあるおかげか外国人の観光客のお客さんが意外と多く来る。 平日の雨の日など、日本人のお客さんが全く来ないめちゃくちゃ暇な日でも外国人のお客さんは来てくれる。 まぁそうよね、雨でも平日でも観光に出かけるんやから。 出かける前の朝にモーニングを食べに来てくれることが多くてとてもありがたいです。 しかもドリンクだけの注文は少ない。 ほとんどのお客さんがドリンクと一緒に何かを食べてくれる。 円安だから安いのか。 2回目の、ありがたい。 来る方
前の投稿でも書きましたが当店のお客さんのほとんどが砂糖とミルクを使わずにブラックでコーヒーを飲む。 たまに砂糖ミルクをくださいと言うお客さんの中にはブラックで飲まないなんて失礼で申し訳ないですと口にする丁寧な方がいるけど全然気にしません。 だって自分の好みと違うものを飲めないと思うのは当然やもん。 ご自身が美味しいと思う飲み方で飲んでください。 でもたった一口だけで良いからブラックで最初は飲んでみてほしい…という思いは強くあります(笑) お客さんにとってはプライド高くてめ
壬生モクレンさんで間借りしていた時から今もそうだがお客さんの95%ほどの人が砂糖とミルクを使わずコーヒーを飲む。 ラテとかミルキーな方がいいんやないの!?とか思う若いキラキラした女子たちでさえブラックでドリップを飲む。 本当見た目で判断するの良くない、ごめんなさい。 ドリップコーヒー…特に当店なら浅煎りのエチオピアなんかは砂糖とミルクを入れない方が美味しい場合がある。 コーヒーを出したら砂糖とミルクくださいとお客さんに言われて、用意してる間にお客さんがブラックで一口飲ん
先日、Googleで「ネクタイコーヒー」をエゴサーチしたらこちらのブログが結構上位に出てきました。 見てくださっている方といいね(noteはスキやっけ?)をしてくださっている方が多いからなのかなー。 よくわからないけどそのおかげだったらありがたい話です。 前回の投稿でナポリタンについて書いた。 思い返せば私は開店前に炊飯器が欲しいと言っていた。 コーヒーだけじゃ生きていけるだけの売り上げは取れない、なにかフードメニューを加えないといけないと夫がよく話していたので定食など
インスタでもお伝えしましたがナポリタンの提供を終了しました。 私はあまりトマトベースの料理をそこまで好んでいないのだが、夫がレシピを考案した当店のナポリタンはすごく美味しかったし、安いくせに結構ボリューミーでお得だったのではと思っている。 実を言うと夫が昔勤めていたあのコーヒー屋のナポリタンを再現している。 そりゃ美味いよな。 京都では有名なあのコーヒー屋なんやから。 だけどナポリタンは辞めた。 理由はワンオペに向かない。 いろんな理由があって詳細はここには書けません
飲食店がオープンすると最初はオープンラッシュでドドっとお客さんが来店し、3ヶ月ほど経つと急にブームが過ぎ去り店は途端に暇になるという話は嫌というほど聞いたし、飲食店開業マニュアルみたいな書籍には必ずと言っていいほど書いてあった。 これをどう乗り越えるかが勝負ってな。 当店もたしかに最初は忙しかった。 1月25日にオープンしてそこからの2月と3月はあんなに厳しい冬だったのにお客さんがわんさか来てくれた。 特に土日のモーニングは毎週忙しくて夫と店内を駆けずり回って、お客さんが
お客さんが外観を撮ろうが店内を撮ろうが何も気にならないと最初は思っていた。 が、一度外観の写真を撮るお客さんに向かって手押し車を引いたご近所さんらしいおばあちゃんがお客さんに声をかけて何かを話していた。 あ、もしや邪魔って言われてる?などと不安に思ったけど実際は和やかな雰囲気だったからきっと深刻な話はしていなかったのだろう。 そのシーンを見てから外観を撮るお客さんのことをちょこちょこ観察してみると、杖をついたおじいちゃんやらゆっくり歩いてるおばあちゃんが写真撮影の人に遠
前回の記事で菓子を温めることをトライしたと書いた。 営業の途中で焼き菓子がなくなった時にオーブンレンジで焼き足すことがあるので、菓子を温めるのにそれは使えない。 長時間使用しているということがないトースターを使って菓子を温めたい…と日々模索していたわけなのだがこれがそもそも絶対無理な話であった。 当店はそもそもオーブンレンジとトースターを同時に使うことができなかったのだ。 事の発端はまぁまぁ忙しい土曜日か日曜日。 朝の段階で焼き菓子がすっからかんになった。 コーヒータ