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まな板

誰が興味あんねんって話しかこのブログでしないと思うんですが、今回も誰が興味あんねんってな話題。
まな板の話をします。


当店はそんなに凝ったフードメニューを出さないのでまな板なんて1つありゃ十分と思っていた。
間借りでもまな板は全く使わなかったし。

ところがすぐにもう1つ買うハメになった。
理由は乾いたまな板が絶対必要だったからだ。


例えば、モーニングプレートは今の季節は水菜と紅芯大根のサラダを出している。
野菜を洗って切っておく。
さらにハムがある。
ハムは塊でやってくるからこれを切らなくてはいけない。
薄くスライスして切っておく。
これらの工程ではもちろんまな板を使う。

それらが仕込んであったらいいのだがたまに全部なくなって、仕込みながらオーダーをさばかなくてはいけないという状況に陥るときがある。

そうなると最悪。
なぜかと言うとパンを切るからだ。

パンは半分に切ってお出しする。
でもパンを切るためのまな板はサラダの野菜やらハムを切った後で洗わなくてはいけない。
そうすると焼いたパンを濡れたまな板の上に置く…??
これはダメでしょ。
何度かまな板…!まな板ぁ…!となった記憶がある。
早急にまな板を追加購入しようということになった。

仕込みながらオーダーさばいてたときどうやってパン切ってたんやろう。
もはや覚えていない。
なんとかしてたのでしょう。


ちなみに拭けばええやないかいということなんですが、うちは木のまな板を使っている。
なので洗ったら完全に乾いてもらうのがベストです。

またいつもの話ですが私はプラスチックのまな板には反対。
そのプラスチックのまな板の質がどんなもんかによるかもしれないけど、その上で刃物を使って食材を切るわけである。
プラスチックは脆いと思っているので破片なども一緒に切って食材に紛れ込んでしまわないか不安。
なので私はプラスチックのまな板は使いたくない。

まぁ今考えたけどそんなこと起こらないか。
ただの極度な心配性です。
プラスチックのまな板やそれを使ってる人を否定したいわけではありません。
単なる私の不安解消。


余談ですが、当店にはラップがない。
家にもない。
ラップだけは私は言語道断です。

これは夫に、ラップなんてすぐ破れるしすぐ食材に紛れるし1番異物混入しそうなものなんやから1番気をつけなあかんねんと大昔に教わり、たしかにな…とゾッとしてからラップ反対者になった。

夫も夫で昔厨房で働いていたときにラップの扱いに関しては散々指導されたらしい。


プラスチックって便利だけど人体にはとても有害だからそれを食材のそばで使うのが私には怖すぎる。

食材に使うものはなるべく自然の素材で。
どうやって作られたのかなーと自分が想像しやすいもので選ぶようにしている。

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