スコーンへの思い
インスタでもお伝えしたが一旦スコーンの販売を終了することにした。
スコーンは当店の人気商品だしスコーンを目掛けて来てくださるお客さんもいらっしゃるし、やめるか続けるかはちょっと迷った。
でも暖かくなった今の季節、売上は激減。
冬と比べると5分の1ほどになったというのが正直なところだった。
冬は焼いてもすぐなくなってお昼に焼き足してたくらいやったんだが。
やっぱり夏はもそもそしたおやつを食べるのは抵抗があるよね。
私自身もすっきりさっぱり冷たいやつを食べたい。
パン屋さんや焼き菓子屋さんが夏苦戦するという話もよく聞く。
なのでスコーンはやめることにしました。
たぶん、ネクタイといえばスコーン!みたいに考えてる方も少なくないようで、実際暑くなってきてほんの少ししか焼かなくなってからもお客さんには「スコーンください!」と何回も言われて、結局売り切れでお出しできなかったのだけど、みんなこんな暑くてもスコーン食べたいの!?と私は疑ってばかりいた。
とは言うものの実際にスコーンが売れ残る日もたくさんあるしスコーンを注文されることが1日にゼロだったりもするし、泣く泣く捨てたり食べたりしていたのだがお客さんが「スコーンくれ!」と言う日はなぜか集中する。
昨日来たら余ってたのに!と思うことは一度や二度ではない。
人って全くの他人であっても本当に芯の部分でテンポが同じなんだなぁと感じる。
まぁその「スコーンください!」って言われる分のスコーンを仮に焼いていたとしても、冬と比べてかなり少ない。
余って廃棄することの方が多い。
スコーンを求めて来てくださるお客さんには申し訳ないんだが暑くなった季節には焼かない方が私のメンタルが安定する。
やっぱり捨てたり売れ残ったりするのはかなり悲しいからね。
また涼しくなったら焼こうと思います。
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