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外国人のお客さん

店の周りに小さなゲストハウスがたくさんあるおかげか外国人の観光客のお客さんが意外と多く来る。

平日の雨の日など、日本人のお客さんが全く来ないめちゃくちゃ暇な日でも外国人のお客さんは来てくれる。
まぁそうよね、雨でも平日でも観光に出かけるんやから。
出かける前の朝にモーニングを食べに来てくれることが多くてとてもありがたいです。

しかもドリンクだけの注文は少ない。
ほとんどのお客さんがドリンクと一緒に何かを食べてくれる。
円安だから安いのか。
2回目の、ありがたい。


来る方は欧米から来たらしき見た目の方がほとんど。
なので英語が堪能。

前職のカフェでは英語が全く通じない外国人のお客さんがたくさん来ていてコミュニケーションが大変だったので、英語が話せるお客さんばかりというのは助かる。

ちなみに夫も私も簡単な英語なら喋れる。
これも前職のカフェで培ったスキルなのか、元々夫は頭が良いからなのか…彼がどうしてあんなにお客さんとやりとりできるかは不明。
私は英語を時間かけて勉強してきた人生だったのでもうちょっと喋れよって感じのレベルなのですがそれはおいといて。


たまにアジア系の人も来るけど私らと同じレベルの英語を喋ってくれるのでコミュニケーションは問題ない。

そういえば一瞬だけ韓国人のお客さんばっかり来るね……という期間があった。

知り合いのコーヒー屋にもたくさん韓国人が来るときがあったらしくて、なんでだろうと思ったらある韓国人のインフルエンサーのインスタグラムにカフェが載ったからだったと話してくれた。

うちももしかしたらインスタに載ったのかな!?なんて思っていたけど、韓国人のお客さんラッシュは2,3日という文字通りの一瞬で過ぎ去ったので疑わしい。


総じて外国人のお客さんはほとんど良い人……と言うけど日本人のお客さんとは違ったギャップ(なのか?)に困ることも多少はある。

外国人の方がSNSで「日本に旅行するときは声静かめにな!自分たちの声量、日本ではうるさいんだよ!」とたまに発信しているのを見るが、たしかに店内が会話で包まれる時があって正直疲れることもある(笑)
まぁ仕方ないか。

あとは、ビーガンなのか宗教なのかでモーニングのハムを抜いて卵を抜いて…その分何か追加できるかだったり、カプチーノをショット追加してくれだったり、やったことないことを要求されることが多くてさてどうしようかと迷うことはしばしば。

日本だったらメニューに書いてあることが全て!な文化だけど外国の人は問答無用でコレを違うのにして!とか、自分はコレをこう飲みたいからこう淹れて!などの主張が激しい。

こういうときは英語でのコミュニケーションが必要になってくるので頭をフル回転させる。
できる限りは要望に応えるけど私たちも気が強いのでできないものはできない!やりたくないことはやらない!ときっぱり言う。
まぁそこで折れないのも外国人の方ですがごねられても無理なもんは無理!と、こちらも折れない。

来店された時はどんな声量の持ち主かどんな難しい要望を言ってくるのか…と、身構えてしまうということは否めない。

でもほとんどのお客さんが幼稚園レベルの英語力を持つ私たちに積極的に簡単な英語で声をかけてくれるのでホッとする。
みんな言いたいことは言ってくるけど基本は優しいのです。

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