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人との出会い - ペアnote

今回は、「人との出会い」というテーマで、
最初の上司との思い出をnoteにしたいと思います。

私は新卒で通信会社に入社した際、営業に配属されました。
その時のMGRが私にとっての最初の上司となります。

最初の上司というのは後にも先にも一人しかおらず、
私にとっては強烈な印象があります。

私の所属していた部署は、MGRが0→1でメンバーを集めて立ち上げ、
仕組みが完全には構築しきれていない直販部隊だったのですが、
逆を言えば、自由度の高い仕事でした。

私たちのミッションとしては、
代理店に獲得する施策を打ち、1人でも多くの契約数を獲得する事。
契約に対しての売上、売上に対しての粗利はほぼ固まっていたので、
契約数が唯一のKPIと言える状況でした。

よって、契約数をどう獲得するかが仕事だったのですが、
日々の進捗管理が物凄かったです。

予実管理を行なっているのですが、
予算と実績で、予算部分の予測の精度と責任意識が異常に高い。

毎日、数十の代理店が獲得活動を行なっているのですが、
全ての代理店の獲得数値の予測を±1以上の数値誤差が有ると、
理由を詰められるという営業管理がされていました。

毎日出勤して1時間後には営業数値の確認と、
誤差があれば怒られるという生活を1年間続ける生活になりました。

最初の頃は、獲得数が予算に対して上回っていたとしても、
詰められるので、意味不明だったのですが、
次第に意味がわかりました。「営業として数値に責任を持つ」
「数値予測の精度を高める」「確実性の高い営業活動を行う」
という3つの側面がそこにあると分かりました。

これは営業における管理手法として、
今現在も活きており、大切な大切な資産と考えております。

MGRが私に対して怒るというのも、単純に怒るというのではなく、
仕事として詰める感覚と、「こいつを育てよう!」という気持ちが
ビシバシ伝わってきたので、頑張ろうと思った記憶があります。

そして、仕事終わりにはよく立ち飲みに誘ってもらって、
MGR自身の熱い想いを伝えてもらった経験が貴重です。

というのは、このMGR自身には営業以外の特筆する程の
スキルはないのですが、圧倒的人望と熱狂的な熱量が存在し、
部署を超えてビジネスを構築する類稀な能力を持っている
素晴らしい上司でした。

人望も熱く、人柄も熱く、想いも熱く、仕事振りも熱い、
0→1を作り出す圧倒的な人材であったと思っています。

そんな上司の元だから、当たり前のように
私も数値を残す事ができて、感謝以外の何者でもありません。

私が結局、異動になり、部署を離れる事になったのですが、
その最後に言って頂いたのは、「仕事は問題解決である」という事。

売る時も、パートナーシップを組む場合でも、
相手の課題を把握し、問題を解決する事で、
より生産的な関係に育つ事が出来るという内容です。

確かにその通りで、今でも私の行動の根本になっています。

今回は、人との出会いがテーマですが、私はこのMGRとの
出会いがあったから、今の仕事があると本気で思っています。

人との出会いが考え方を生む側面もあるので、
会う人の質を高めるというのも非常に大事だと思いました。

人との出会いこそ全てかも知れません。

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