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自分探しという永遠のテーマ

「自分探しをする」という謎のテーマを描いている人がいる。
大学生や社会人になりたての方に非常に多いと思います。

探す前にそこにあるやん?とか思うものの、
探す人がいるので、自分なりに考えてみようと思います。

まず、「自分探しとは何か?」という定義から入りたくなる。
大辞林によると、下記のように記載がある。

「自分の現状に満足できず、本来の自分の性格、人生の目的など、
 納得できるものを探し求めること。」

ふむふむ、大辞林disってね??
...っていうのは置いておいて、自分探しというのは、
自己のアイデンティティをどう築くかという肯定的な解釈をしてみました。

アイデンティティを構築するにあたり、重要なのは、
言葉の意味である「精神的な同一性」をどう捉えるのかだと思います。

つまり、
・自分はどういう考えをもっているのか?
・自分は社会でどこに向かって生きているのか?
・自分は何を大切にして生きているのか?
・自分は何者なのか?
・自分の人生のゴールはなにか?
といった内容です。

主語が自分である事が殆どの為、
結局は自分との対話が何より大事だと私は感じているのですが、
人は人である限り、他者との関係を切り離せず、
人との関係性の間で築くようなものであるのも事実かもしれません。

でも、他人に対する指向性が高過ぎると、
自分のアイデンティティを失う場合も多くあり、
結果的に、自分との対話こそが唯一の解なのかなぁとは考えています。

学生から社会人になって仕事をすると、急に社会に放り投げられて、
不安になる気持ちも分かりますが、自分探しをする時間があるのなら、
自己分析を徹底的にするべきではないのかなと感じてしまいました。

ビジネスにおいても、自分の考えという芯をもっている人が、
成長の可能性が高まる要因として考えられる為、その意味でも
自分のSWOT分析ぐらいは十分にしておいた方がいいのかなとは思います。

話を元に戻しましょう。
「自分探し」とは私は「自己分析」だと捉えています。

よって、分析する意識が無いと、見つかるものも見つからないと思います。
折角なら生きているのだから、徹底的に自己分析する機会も良いのでは
ないでしょうか。その結果、見つかるものもあると思いますよ。

新社会人、就活生がんばれー!

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