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「枠」を外すということ
自分は「思考の枠」がずっと邪魔だなぁと考えていました。
自分を防衛する為に存在していますし、
安全圏から逸脱せずに確実な策を選ぶことになりますし、
何より何かをやらない理由になり得ます。
自分のモットーである「チャレンジ」とは最も遠い存在であり、
「枠にはまるな」という「枠」の中で生きてきました。
とは言っても、一旦枠の中にはまってしまうと、
それが固定観念のように固まってしまうので、
いかに自分の「枠」を取り除くかが、
自分としてはとても重要な要素になってくると考えています。
では、どうやったら枠の外に出られるかということについて、
自分なりの経験をお話できればと思っています。
—-
私は最近、貴重な経験をしました。
それは「転職」を起点にして、枠が一気に消える経験をしました。
具体的に言うと、転職先の会社が自分の理想以上の所で、
今後のキャリアが描けなくなってしまった事が挙げられます。
私は、正社員とはいえ障がい者雇用で働いているので、
給与的にはそんなにめっちゃ高いわけでもないですし、
ポジションとしてもそんなに良い位置という訳でもありません。
外資なのに私は英語喋れないので、右往左往する毎日です。笑
そんな状況ではありますが、
「今、(あくまで自分が考える)企業より上が存在しない」
ある種の枠にはまる事によって、今までの
「障がいを理由に諦める」発想から脱却できていると思っています。
より詳しくお伝えすると、今までは
「障がいがあるから、この程度でも毎日働けているだけで自分えらい!」
と思っているところから、
「自分は自分の力を信じて形にしてきて、この先も成果を出し続けるので、
たとえ障がいがあっても、等身大の自分として勝負できるところがある!」
という発想の転換ができています。
—-
もしかしたら、上記の話を聞いて、
私の事が傲慢に感じられる方もいるかもしれません。
ですが、未来が明るいのは分かるが、自分で自分のレールがひけない
現状を踏まえると、飽くなき好奇心を持ち続けることで、
道は開けるのではないかなと本気で思っています。
伝えたい事は、
今まであなたが必死に頑張ってきた事には相当の価値があるし、
その価値を何かしらの形に転換できた時に、
外部的な要因で「枠」は外れるのではないかという事です。
—-
私は、病気が苦しい時に「つらい、きえたい、けしてくれ」という
暗い考えに染まっている時から、「いつかこの状況を脱してやる」と
燃えるような気持ちを持ち、5ヵ年のプランを立てて実行してきました。
時にうまくいく時もあれば、プランからずれたこともあります。
病気で苦しんでいるのに
プランなんて作れないだろうという人もいるかもしれませんが、
ぶっちゃけ、自分がこのまま行くと存在がなくなるという事実が
目の前にやってくると、理想に賭けるしかなくなるんです。
(少なくとも私の場合はそうでした。)
そして、目の前にやってくる課題を
必死に自分なりに最速かつ確実にこなすことを続けると、
自分のことをリスペクトしてくれる人や、
協力してくれる人や、認めてくれる人が現れます。
大事なのは、仲間をどれだけ増やせるかどうかだと思います。
その小さな種、一つ一つが今回たまたま一気に咲いただけで、
努力をしていないのに、本当に手に入れたいものが
手に入ることはあり得ないと思っています。
努力をすることは当たり前です。
勘違いが発生しないように付け加えると、
「苦しい時に無理をしない」「頑張るべき時に頑張る」
両方大事なことだと思っています。
—-
話を戻すと、「枠」は「枠」自体が変容する場合もありますし、
枠が広くなったり収縮する場合もあります。
外部要因で枠の外に出ることもありますし、
広域な枠が見えるようになると、小さな今までの
枠に対する考え方がどうでも良くなったりする場合もあります。
私は枠の外に出た時に、新たな世界を見ることができ、
そこで自分という人間が見ていた景色の狭さを痛感しています。
これから先、英語でのコミュニケーションは必須ですし、
新たな5ヵ年計画も立てる必要があります。
自らのビジネスも拡大しなければならないと思っています。
2歳半の娘がどんどん大きくなる成長力に負けないように、
自分も圧倒的な成長を見せる必要がありますし、
高いピークポイントだけでなく、
どん底を見ることもこれから山のようにあると思います。
でも、「自分の限界」という「枠」を取り除き続ける事により、
自分を更新続けることにより、自分の好奇心を持ち続け、
この先もよりきっと明るくできると信じています。
「枠」の存在を認め、そこから自分がどう動くのか、
もがき続けることこそ、自分の「枠」を取り払う
近道のない近道なのではないかなと今回のことを踏まえて考えました。
今、もがいているあなたは、きっと大丈夫。
根拠なくてなくても、あなたが大丈夫と思えば大丈夫。
「枠」を外し続けて、明るい未来を共に見つけましょう。
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