夫は、あなたが一番受け容れ難いことをするもの

短気な父親の元で育ち
穏やかそうな人と結婚したのに、
結婚してみたら
夫もちょっとしたことで怒る。

アルコール依存症の父親で
散々苦労してきたから
お酒を飲まない男性と結婚したのに、
ある出来事をきっかけに
お酒に溺れる様になってしまった。

こんな繰り返しが
起こることがあります。

🔽この記事は、
こんな方に向けて書いています。

✔ できれば家族を大切にしたい
✔ 夫に振り回されない自分軸を作りたい
✔ 真面目に頑張りすぎてしまう

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私たちが抑圧している性質や感情は、身近な人を通して表れる

私たちは、
自分にとって
好ましくないと思える性質や感情を
無意識下に抑圧して生きています。

この抑圧された性質や感情のことを、
心理学では「シャドー」と呼びます。
影のシャドーです。

このシャドーが
身近な人を通して表れて
私たちを振り回してくるのです。

抑圧された性質や感情は
消えてなくなるわけでは
ないからです。

例えば
「いつも頑張らねばならない」
という価値観で生きている人は、
自分の欲求
●楽しみたい
●休みたい
●好きなことをしたい
などを感じないよう、
それらを無意識下に抑圧しています。
　　　　　　　　★
そして
自分の欲求を抑圧している人は、
身近な人が自分の欲求のまま
過ごしているのを見た時に
それをなかなか
受け容れることが出来ません。
相手が好きなことをするのが
許せないのです。

だから、
私たちが抑圧した性質や感情は、
身近な人
つまり夫などを通して
表れるのです。

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それがなぜ、一番受け容れ難いことに繋がるか？

冒頭に述べた様な
短気だったり
アルコール依存などは
抑圧した性質や感情とは違います。

「いつも頑張らねばならない」
「弱みを見せてはならない」
などの性質や感情などを
抑圧しきれなくなった結果、
短気やアルコール依存症など
として表れます。

これを
【アクティングアウト】と言います。

このアクティングアウトのやり方や
アクティングアウトの
対象となる関係性が
どうも家系の中で
繰り返されていく様です。

それが血の繋がりの無い
配偶者であっても
家系の中で似たような
アクティングアウトが
繰り返されていきます。

これを【世代間連鎖】と言います。
ここには詳しく書いていませんが
良い面も世代間連鎖します。

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世代間連鎖は止められる

自分の生まれ育った
家族や家系の影響下から脱して
心理的に自立していくことで
世代間連鎖は止められます。

具体的には
アクティングアウト
（抱えきれなくなった感情を
短気や依存症として表すこと）
の要因となっている
シャドー（抑圧した感情や性質）を
「これも大事な私の一部だった」と
統合していくことです。

そうすれば、
シャドーに振り回されて
アクティングアウトすることが
なくなっていくからです。

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