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記事一覧
青春永代供養 淡い話編
0.はじめに高校時代は思い出したくない事が多く、
頭の中で記憶を消し去っていった。
それでも淡い恋した事を夜更けにふと思い出し恥ずかしくなった。
そんな思い出もさっさと供養したいと思った。
誰にも話す事でもないし、きっともう覚えているのは僕だけだ。
少しだけ楽しかったから、覚えている範囲で記録に残そうと思う。
1.トリップ・ダンサー彼女の事は「3号」と呼称しておこう。
3号は幼稚園で一緒
新卒を半年足らずでドブに捨てた男の話 序章
ある夜に酷い夢を見た。鳥貴族に新卒で入った時の同期と飲んでいて、何故か泣きながら謝られるという内容だ。普段から夢見は悪いのだが、久しぶりに効く内容だった。
─当時の僕に遡ろう。
4回生の夏、周りの大学生達はあんなにも遊び呆けていたのにきっちりと内定を頂いていた。最後のモラトリアムを満喫する中で、僕は何もかも終わりかけていた。
社会不適合者まっしぐらの僕は川崎市の二次試験で落ちた。今でも面接相手
ラーメン屋で気まずい思いをした話
私は人より多少のラーメン狂いだと自負している。
常連と言えるほど通う頻度は高くないが、
自分の生活圏に好きなラーメン屋は何店舗もある。
気が狂いそうな夜勤を終えて、
家から近いラーメン屋へ向かった。
ラーメン界隈では、開店前の先頭一番に並ぶことをポールポジション(通称:PP)と呼ぶらしい。
何かを勘違いした人がPPゲットと息巻いてツイートをしているが、朝っぱらからPPの為にラーメン屋に30