夏の煙

真のチーは高菜明太牛丼。

夏の煙

真のチーは高菜明太牛丼。

マガジン

  • 話シリーズ

    話シリーズ

  • 2016年の君へ

    2016年の自分との対話。

最近の記事

ネタがない!

正直な所、書くことが思いつかない。 何というか、自分の膿と思える要素を絞り出してしまったからだ。 高校の時のエピソードならまだあるけど、 自分の中での興味が薄れつつあって忘れ始めている。書けそうな内容としては以下になる。 初めての友達がゲイで、フラグが立ちかけた話 同じクラスのSくん(任天マン)が発狂して学年のオモチャになる話 困った。ビチャビチャ汁になって落ちる下痢便並みにおもんなさそう。 任天マンの事は1,3年でクラス一緒だったから書きたい。 知能は普通なのに

    • 病めるときも健やかな時も

      はじまり気づけば来年の一月で30歳になってしまう事を自覚しました。 このnoteを始めた動機は、ただ自分が日々感じたことや考えた事を殴り書きたかったからです。 ふとある時自分の文を見返すと、情動でぐちゃぐちゃに乱れた文章がとても気持ち悪くて、自己嫌悪に繋がってしまうのですぐに閉じました。 なので、今回はなるたけ丁寧に自分のこの10年を振り返ってみます。 振り返りまだ人生を語るには早いけれど、 成人になってからの10年はとても「陳腐」なるものでした。 いわゆる「仲良し

      • デッドデッドデーモンズデデデデデストラクションの感想

        初めに俺の中では浅野いにおは漫画家の中でも嫌いすぎて逆に好きという自分の中でも珍しい位置付けの方です。 「あ〜、ソラニンの人ね?」 作者を知らず、そんな認識のままで良かったと思う。 去年の七夕の時期、彼女から「おやすみプンプンが無料公開されたよ?読んでみな〜」と勧められた。 あらすじも調べずに読み始め、脳がぐちゃっと壊れた感覚に陥りながら、全話を1日半かけて読破した事は記憶に新しい。 プンプンは頭に刻み込まれた作品の一つになった。勧めてくれた彼女はとても善良な人間だが、

        • 京浜東北線、春の陽気に誘われ。

          4月になった途端、京浜東北線は混み始めた。 多少乗りやすい大船側の車両でさえ、 有象無象がひしめき合っている。 新卒の社会人達は、研修と変わらぬ張り付いた笑顔で話しながら赤べこの様に首を垂れている。 ここは満員電車でしょうがッ!!! 他人に配慮しなさい!!!! 仲良しごっこもゴールデンウイークまでだよっ!!!!!!お空のパパとママの元に送ってあげるから!!!!!! とグーで頭を引っ叩いて周りたい気持ちを抑え、大きめのものもらいを利目に貰った俺は帰宅している。 春も春

        ネタがない!

        マガジン

        • 話シリーズ
          5本
        • 2016年の君へ
          3本

        記事

          お前を信じろ。

          新社会人の皆さん、入社おめでとうございます。 29歳にもなると年下の人達の優秀さにいつ居場所を失ってしまうのか恐れる日々です。 後に入って来た人たちは皆優秀です。 きっとこれから世のため人のため、時には挫折もして一つずつ成長するのでしょう。 大人(と見せかけた先輩面したいだけのクソモブ達)は皆口々に言うでしょう、いやもうほざき尽くしていると思います。 「飲み会は行かなくていい!」 「いや、飲み会は嫌でも行くべき。」 「同期は大切に!」 「同期と付き合うと面倒だ!」 「

          お前を信じろ。

          好きなこと、将来の展望

          俺は献血が好きだ。 無償で世の中に貢献が出来るからだ。 有り余った健康な血を無駄なく使える素晴らしい行為だと思う。 俺は献血が好きだ。 少しの痛みで困っている人が救えるのなら、 俺は迷わず腕を差し出せる。 たかが400ml、されど400mlの血。 その血が誰を救っているのかは知らない。 それでも、血を提供してる時だけは、 何者でもない自分が少しだけ誇らしいのだ。 きっと、自分の血は循環して誰かの、もしかしたら隣の人にも巡っているのかもしれない。 そう思うとイチモツはバ

          好きなこと、将来の展望

          私的サウナ論

          『サウナは健康に良い訳じゃない』 『整う事は医学的に身体に良くない』 知らん奴がフラッと現れて、 ついでにデカい声で説教して来てうぜえよな。 優等生キャラがメガネクイクイしながら、 「それはね、ダメなんだよね、だからエビデンスは無くて〜……」と宣う人が増えたクソな世の中に唾を吐き散らしたい今日この頃。 インターネットは変わってしまった。 特に元ツイッター現Xは、やれ車椅子がああだの、税金がどうだの、チー牛がああだの。叩かれたら被害者ムーブかまして訴訟の準備に逃げ込む人々

          私的サウナ論

          青春永代供養 淡い話編

          0.はじめに高校時代は思い出したくない事が多く、 頭の中で記憶を消し去っていった。 それでも淡い恋した事を夜更けにふと思い出し恥ずかしくなった。  そんな思い出もさっさと供養したいと思った。 誰にも話す事でもないし、きっともう覚えているのは僕だけだ。 少しだけ楽しかったから、覚えている範囲で記録に残そうと思う。 1.トリップ・ダンサー彼女の事は「3号」と呼称しておこう。 3号は幼稚園で一緒だったが、小中と学区が異なっていたので全く再会する事はなかった。そこまで思い出が

          青春永代供養 淡い話編

          たまごダブルマック食いたい

          ここ数日、連続で悪夢を見た。 夢の内容は昔の友人達が出てきて、グロテスクな展開になる事が殆どだった。 例えば僕が同性同士の旅行に異性が参加してくる夢では、ここ数年会っていない友達が口の辺りから顔が割れて化け物になり、女子供を襲い、最後は逃げる僕に向かって「次はお前だ」と呼び掛けるところで終わった。 ある時は自分が中学生の頃好きだった子と恩師に再会して出掛けることになり、何故か僕はノートPCを開いた。崩れたテクスチャのポップアップが笑いかけてきて、僕はそのポップアップを何

          たまごダブルマック食いたい

          ラストダンス

          恥ずかしい事に僕にも「永遠」を感じられる存在が幾つかあった。 僕は29才になってしまった。 一つの終わりを感じてしまうのは突然だった。 勿論、全部自分が悪いなどと開き直るつもりはない。 自分が悪い点を挙げるならば、こんな電子の海にくたびれた射精の様にダラダラと垂れ流す事だけだ。そして、極端に物事を考える事。 多分、これで良いんだと思う。 先んじて、今までありがとうと伝えたい。 旧くからの友がいた。 スマホの普及と共にグループチャットでやり取りする様になった。何故か人が

          ラストダンス

          旬の過ぎたコロナに罹患した話

          あれだけ猛威を振るっていたcovid-19に今まで感染してこなかった。それは手指消毒やうがい等セルフケアを徹底出来ていた事である証左だと思っている。 しかし、何故か今年になってコロナに罹ってしまった。 そんな今更コロナに罹った人の症状の記録と狂っていく流れを並べ立てようと思う。 1月9日職場の最寄りに到着し、いつものタバコ待ちの並びに着いた。仕事初めからか、無駄に人が多くイライラしていた。タバコをふかして早く帰りたいと考えているといつもより頭がぼんやりしている事に気がつく

          旬の過ぎたコロナに罹患した話

          なんてことない事から苦しんでも、いつかは笑い飛ばしたい日記

          「今年は楽しかった?」 「うん、楽しかったよ。」 他愛もない質問をして、嬉しい回答を受ける。ふと、自分から質問したのに知らない誰かが突然ドカーンと後頭部をぶん殴ってきた。 『いつまでも続くと思うなよ。』 自分の頭に嫌な言葉が降りてきた。 いつかどんな事にも終わりが来るなんて、考えたくもない事だ。 いつまでも続かないなんて事は、頭じゃ分かっているのにどうしても夜になると途端に悲しくなってしまう。文字を書きながら泣きそうになる。 何もかも昔のようには際限なく世界は広がっ

          なんてことない事から苦しんでも、いつかは笑い飛ばしたい日記

          久しぶりの新橋はクソみたいに眩く、やっぱり地元の薄暗い路地裏が心地良いや日記

          クソ日記の続き。ここ一ヶ月ぐらいは気が休まらなかった。 頭の中で色んな感情が温玉乗せサラダの様にぐちゃぐちゃになっていた。 俺が好きだった叔父はコロナ禍の間に離婚したそうだ。母と妹が言うには叔父の不貞行為が原因だったらしい。 叔父は高校生から付き合っていた人と結婚して、子どもが二人居た。その子ども達も大きくなったそうで、久しぶりに会いたいと思っていた所だった。 とてもじゃないが、頭の中で理解する事はできなかった。母が言うには電話越しに大喧嘩して、もう連絡も返って来ないと

          久しぶりの新橋はクソみたいに眩く、やっぱり地元の薄暗い路地裏が心地良いや日記

          寝坊のおもいで

          数年に一度、僕は盛大な寝坊をする。 先日、歯医者を予約していたのにも関わらず予約時間の9時半ぴったりに起きてしまったのだ。社会人の脳にぐるんと切り替え、遅れる理由と到着目処を簡潔に伝えて寝ぼけ眼のまま走った。本当にクソみたいな大人になってしまったと思う。 この手の寝坊は今でこそ頻度はほぼ皆無に等しいが、昔は寝坊癖が酷かった。 人との予定を寝バックレし、ギリギリで起きて「体調が悪くなったから今日は行けない!」などと言って予定を無かったことにする事もあった。 しかし、自分

          寝坊のおもいで

          それでも星々は俯瞰する

          様々な人を運ぶ電車は今日もパンパンに人を詰めて行く。 今日も今日とて、死んだ魚の目で乗る。 列を抜かされてはマスクの下で歯茎を剥き出しにしたり、押してくる人に気付かれるように白目を剥いてみたり、ドアのギリギリで立ってもう乗れないアピールをしている。 電車は旅の時にしか乗りたくないのだ。 仕事に向かう時の電車は自分の悪性が滲みに滲み出て、ヘドロの様に穴という穴から出力されるから好きじゃない。 そんな電車に乗っていたある日、帰りの電車で中学の頃好きだった人を見つけてしまった

          それでも星々は俯瞰する

          飲み会の終わりに寂しい気分になるの、あれなんなんだろうな日記

          前にいた現場の先輩から誘われていた飲み会に行ってきた。 ジョッキがなくなる度、注がれる酒。 元現場の愚痴を聞いて、ケタケタ笑う。 下世話な話を聞きながら笑ってビールを飲む。 「何で現場抜けちゃったんですかー!?」 今更な話を聞かれて、上手く逃す。 アルコールは血を流れ、徐々に徐々に身体を蝕んでゆく。 瞼は重くなり、クラクラする。 話の内容は入ってこない。 それでもこの空気はどこか楽しくて。 楽しい空気の中、僕は2次会を前にして謝り倒して終電間際の南武線に乗った。僕

          飲み会の終わりに寂しい気分になるの、あれなんなんだろうな日記