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泣くこと、強くて弱いこと 2023年度上智大学学業優秀賞受賞にあたって
私は上智大学で何度も泣いている。とてもきれいとは言い難い涙を何度も流してきている。
初めて泣いたのは入試のときで、2011年の2月、大雪が降っていた。神学部の二次選考。圧迫面接でも何でもない、むしろ労わりと配慮さえ感じられる面接で、それでも私は泣いた。
何かが怖かったわけではない。何かが嫌だったわけではない。ただ、感極まってしまった。自分がここにいること。長かった受験生活が終わろうとしてい
「いつか」にいまを潰されたくない。
以前、「小説家になろう」のエッセイジャンルで「死で生を潰されたくない。(なろう内URL:https://ncode.syosetu.com/n5407em/ )」というエッセイを書いた。人間はいつかかならず死ぬし、その可能性はつねにいつも消えないが、たとえば「明日死ぬかもしれないんだよ?」という「正しい」お声がけはお気持ちだけ受け取ってあとはすべてシャットアウトする、という意を書いた、エッセイで
もっとみるどんな子どもにも悪夢はある。それとおなじで、
あまりにも当たり前のこと言うけど、
こう、人間関係的な引きこもりにもいろいろあって
こちらからするとサンプル出して類推してあんたはこうこうこうだからこうよって言いたくはなるけど
やっぱりそこには本人にしかわからない個別的な事情があるんではなかろうか。
私の場合はやっぱり、
「自分が見えているものをないとされる」苦痛がすごかった。
しかもこれほんとにおそろしいのは、じっさい論理的に正しいのは「みん
汎用性と個性の関係性についてのちょっとした仮説
かえってあんま機能追加しないほうがいいのはほんとだよなあ
たとえばラインとかも、あんまりアカ分けとかグループ分けしてもなあ、汎用性高くなるけどそれだとべつにラインでなくてもーとなるし、
まあそんなこととか思ってるとふとはっと思うのです、
これが個性というものの具体的たとえのわかりやすい一例になるのではないか、と。
個性というのはやりにくさも含む。そのぶん、長所にぎゅいんと価値がくるのだ。
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