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【睡眠読書会#14】『睡眠の常識はウソだらけ』を読む -身体は賢い-

本日も『睡眠の常識はウソだらけ』を読んで、眠気への対策を学びましょう。今回も目からウロコの眠気対策です!

1.「いつも〇〇すると眠くなる」理由

身体は賢いです。

ルーティーンを作り出そうとして、繰り返したことを習慣化しようとします。

ただし、その習慣化が常にプラスとなる(本人が望むような)習慣化とは限りません。繰り返すこと自体の良し悪しの判断は、身体だけではできないのです。

ですから、「いつも会議の時に眠くなる」「いつも授業の時に眠くなる」「いつも運転中に眠くなる」のような、「いつも〇〇すると眠くなる」という、眠気を引き起こす習慣が出来てしまうのです。

この習慣は、怖いですね。
すでに眠くなる習慣のある人は、どんどん眠くなる習慣が強化されていく、のでご注意下さい。


ちなみに、「2回繰り返すだけ」で身体は覚え始めるようです。
身体は賢いです。

本の中では「お笑い芸人のバカリズムさんが、ソファに座って服を着たまま尿を出す」というネタを例題にあげていますが、「なるほど」と合点がいく解説がついています。

 

2.対処法と実体験

では、この習慣を変えるにはどのようにすればよいのでしょうか?

対策は、眠気が発生するのと同じ状況を作らないこと、だそうです。


ちなみに私の場合、「朝9時に出社して椅子に座った時点で眠くなる」というかなりダメな社員でした。

今思えばこの眠気は、睡眠のスキルが無いまま朝活をしていた結果、別の原因で発生していた眠気が、そのまま習慣化してしまったものでした。


私の場合は、時間帯とシーンが明確だったので、朝9時にPCの前に座ったら、そのまま作業を始めないようにしました。
代わりに、「タオルを使った肩のストレッチ」を3分程度、行いました。

これを繰り返した結果、朝9時の眠気は無くなり、今ではそのまま快適に仕事に取り組めています。


3.まとめ

「〇〇するといつも眠くなる」は、習慣による影響の可能性があります。

同じシーンで、たった2回、眠気を引き起こすだけで、眠気を引き起こす習慣を身体は学び始めます。

いつも同じタイミングで眠くなるのだとしたら、同じシーンを再現しないようにして下さい。

何か別のことを行い、眠気がどうなるかの観察をしましょう。



睡眠の知識以外でも、早起き習慣化の手助けとして、私が主催している無料の朝活会もぜひ活用してください。

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