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荒川佳洋氏の連載「現代川柳時評1 自己表出の短詩文学」を読む

荒川佳洋氏の連載「現代川柳時評1 自己表出の短詩文学」を読む

X(Twitter)に荒川佳洋氏の連載「現代川柳時評2 川柳評論の現在」を読んで思ったことをポストしていていましたが、noteにまとめてみました。

で、改めて「現代川柳時評1 自己表出の短詩文学」を読んでみました。

初読と同様に引っ掛かったのは次の引用部分。

時評書き出しの一文です。ここで指す「センリュウ」とは何のことでしょう。それと何故「川柳」と書かずにあえてカタカナ表記の「センリュウ」と

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荒川佳洋氏の連載「現代川柳時評2 川柳評論の現在」を読む

荒川佳洋氏の連載「現代川柳時評2 川柳評論の現在」を読む

日本現代詩歌文学館の館報『詩歌の森(第101号)』が届いたので、荒川佳洋氏の連載「現代川柳時評2 川柳評論の現在」を読みました。

第一印象として、これ、“わたしの知らない川柳界”でのお話しをしているようにしか読めませんでした。まあ、わたしの勉強不足であり、“知らない川柳界”のほうが主流なのかもしれませんが。

今回の時評では、限られた誌面の大部分を割いて『川柳作家の戦争協力に関する歴史的検証を川

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とりあえず

Twitterの仕様変更、ツイートもしたけど、

理論上、無課金でフォローしてるのが500だったら、ひとり2ツイート(RTも対象に含まれてる?)したら、もうその日は即API制限にひっかかるってこと?
全フォローがアクティブとは限らないけど、プロモ挟むし、RTなんか普通に複数回するから、ツイ廃とか関係なく即終了だと思うんですけど(´・ω・`)

で、よく分からないので、自分にも他人にも影響を及ぼさな

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自句解説は難しい

自句解説は難しい。

難しいといっても、明確な意図・目的をもって創作したものであれば、どこまで伝わり切るか不安だけど解説することができる。
でも、偶然の産物・無意識の結果としてできた創作について、解説することができない……。

偶然の産物・無意識といっても、もちろん自動手記ではなくて、その時々の「単語と単語の組み合わせだったり」「何となく並べてみたり」という“感覚的なもの”の一言で終わってしまう…

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季語「穀雨」を使った俳句の推敲

Twitterに上げた一句が季重なりであることが分かり、ウンウン唸りながら再考していったら、最終的に推敲トレーニングとなりました。

穀雨から恩寵受けし若緑


↓ 季重なりのため再考


穀雨から恵みの粒が数多かな


↓ 粒々が多いかも


うーんうーん……

→ 穀雨から恵みの粒がぱらぱらり

恵みの粒を纏いたい、という発想から……

→ 穀雨から恵みの粒を纏はばや


↓ 穀雨自

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疑問に思っていること

特定の時代・歌人だけを読んでも、影響を受けて詠んでも良いのではないのですか?

「実景」でも「虚景」でも好きに詠んで良いのではないのですか?

流行りでも視野が狭いでも別に良いのではないのですか?

何故、作者のパーソナルデータを提示しないといけないのですか?

作者は短歌を楽しみながら苦しみながら詠んだ、そのような事実だけでも良いのではないのですか?

例えば、特定の歌人Aを愛してやまない人が「

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「推し」ということ

TwitterのTLを眺めていて、ふと気付いた。わたしには「推し」がいないかも……。まあ、「推し」が不在ということがヘンだと言うことではないけど。

自分の中で突出した存在がいない。作家、歌人、俳人、俳優、女優、声優、アイドル、芸人、芸能人、著名人、などと特定の個人に絞らず、本、歌集、句集、ドラマ、映画、絵画、曲、などと作品単体としても無い。

知り合いから、特定のジャンルのおすすめを聞かれれば、

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小学生の時、結婚を機に退職する先生に向けて、クラスのひとりひとりがお祝いのメッセージを録音する機会があった。真面目にお祝いする子、ふざけすぎてほとんどが叫び声で終わった子。みんな自分の順番を待ちながら、緊張していてもどこか楽しかった。
そして、自分の番がきた。今となっては何を言ったのかすら覚えていない。でも、自分としては良くできたほうだと思っていた。
録音を終盤を迎えた頃、機器の不具合のせいか、上

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ふと思うことがある

中学生の時から本を読み始めた。『ロードス島戦記』から始まり、星新一、綾辻行人、新本格、ミステリ、ホラー、幻想、SF、ファンタジー…。自分のアンテナと人からのお薦めを頼りに国内・翻訳関係なく、ただただ読み耽っていた。
その内、読書仲間ができた。新刊書店で手に入るものだけではなく、古本屋もたくさん巡った。いつの間にか古本仲間もできた。
部屋中が本で溢れるようになっても、買って読んで買って読んで…。新た

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