自句解説は難しい

自句解説は難しい。

難しいといっても、明確な意図・目的をもって創作したものであれば、どこまで伝わり切るか不安だけど解説することができる。
でも、偶然の産物・無意識の結果としてできた創作について、解説することができない……。

偶然の産物・無意識といっても、もちろん自動手記ではなくて、その時々の「単語と単語の組み合わせだったり」「何となく並べてみたり」という“感覚的なもの”の一言で終わってしまう……もう少し頑張ってみると、単語や助詞や助動詞や接頭辞などと戯れた結果、なんです。
「単語の組み合わせ」のイメージとしては、いわゆる『二物衝撃』ではなくて『キメラ』のほうが感覚として近い。わーこんなんできちゃったすごいー、みたいな。

伝わってます?

「並べ方」は、本当にそのまんま。その時目にした、メモしてある単語の並びに感覚的に助詞や助動詞や接頭辞を嵌め込んでみて、感じた面白味をそのまま句としている。わーなんかおもしろいぞー、みたいな。

えー伝わるでしょうか?

収集して溜め込んだ単語たちの扱い方、嵌め込んだ並び方、の違いがそのまま表れているんだと思うんだけど……。

もしかして、みんな、明確なものを持って作ってるのか……もしかして、感覚的なもので作ってるのは良くないのか……不安しかない。

ちなみに、講座受けたことは一度もないのです。きちんと川柳講座を受けてみた方が良いのかなあ……。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?