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悪妻の哲学

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いい妻になれなくて悩む、女性のための哲学帖
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記事一覧

献立を考えたくない日のソリューション

わたしは、食べるのは好きだが料理は大嫌いだ。毎日3食つくること、正直とても苦痛に感じている。自分のつくる料理は食べるたのしみも感じられないし。
しかし最近つくって食べてたのしい料理法を見つけたのでシェアしたい。それはとってもシンプル。

食材をひとつずつ、塩こしょうで炒める。これだけ。
ポイントは、食材や気分によってオイルを変えること。スパイスやにんにくでバリエーションを出す。

買い物のときも、

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占いと家庭マネジメントの話

わたしは、しし座のAB型である。AB型だと知ったのは出産以降なので、基本的に占いは占星術をもっぱら見てきた。

しかし、これである。しし座はとにかくナオト・インティライミ的に書かれがちで、超内向的でインドアでネガティブなわたしには、ほとんど響いてくるものがない。

ところが最近、十二星座を「活動宮、不動宮、柔軟宮」の3つに分類する見方があると聞いて、ひさびさにグっときた。しし座の字面的に、「活動宮

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アラサー女の中にある「MOON PRIDE」

こんなこと言うと笑われるかもしれないけど、セーラー戦士の変身シーンにはこみあげるものがある。毎回ちょっと泣きそうになる。

セーラー戦士たちの変身とは、つまり覚悟だ。愛する人との幸せを守るために彼女たちは戦う。「すべて受け入れる強さ」で運命を受け入れ、「王子様に運命投げず 自ら戦う意思」を持って。まさに「MOON PRIDE」に歌われてることが、彼女たちの「メイクアップ!」の一瞬につまってる。

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夫の話

こういうnoteを書いているから、夫のことが嫌いな人なんじゃないかと思われているかもしれない。

わたしは(聞かれたことはないけど)「あなたの夫はどんな人?」と聞かれたときの答えを、一応はっきりと持っている。

夫は、塔のような人だ。

わたしはよく道に迷うんだけど、夫がいるから、もう一度自分を見つけられる。夫とわたしは、考え方が全然違う。見ているところも全然違うと思う。夫は極端な考えを持つ人なの

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家族を家族と思わないこと

うちの実家は、うまくいっていない。わたしが育った家庭は典型的な現代の都会派で、親戚づきあいもほぼゼロの完全孤立した核家族だ。そこへ祖母の介護話があがった際、両親が各々「自分の利益」をぶつけ合い、家族は崩壊した。嫁いだ娘、自立した息子、子どもたちはもはやかすがいにはならなかった。

でも、うまくいっている家庭って、むしろないよね…と思う。みんな、何かしら問題を抱えている。30歳目前になって、実家を冷

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「夫が家事を手伝ってくれない」という愚痴に、「ロボット掃除機、乾燥機、食洗機買え」と返す奴はアホ

(共働き)子持ちカーチャンの愚痴の鉄板と言えば、「夫が家事を手伝ってくれない」。育児で大変なのに、夫が家事をやってくれない。よく聞く話です。あなたはこの愚痴に、なんて返すだろうか。

よくある返答第一位が「ロボット掃除機、乾燥機、食洗機買え」「家事を手抜きしろ」の類。知恵袋だの小町だのでも、回答数ダントツのナンバーワンだ。しかし、この返答は最悪。アホの極みです。ちなみにわたしのまわりのカーチャンは

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ワーキングマザーはときに社で透明人間になる。

「どうせ新しい仕事は引き受けない」「どうせ17時で帰る」「どうせ飲み会の類は来ない」
それはたしかにそうだけど、それでも一言かけてほしい、検討するのに…というのは、わがままな構ってちゃんなんだろうか。

ときどき、ちょっとさびしい。

なぜ女性は出産をすると、とたんにフェミニストになるのか(わたしももれなく)。

ルンバの話

ルンバがほしいなあと思って、身近なルンバ所有者(3人:独身女性、既婚女性、独身男性)に「どう?」なんて聞いていた。3人とも「とってもいいよ」とのことだった。「家に帰るとキレイになってるので助かる」「(ルンバの通り道をつくるために)床にものをおかなくなるのもいい」だそうで、よっしゃ買うか!なんて思ってた。

ほぼ同時にたまたま夫も「カミさんがルンバほしがってるんだけど」って同僚のルンバ所有者(3人:

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