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【彼氏④】イケメンさわやか奥手ボーイ・Kくん#1

定演が終わり高校3年生になった。受験シーズンの到来だ。
うちの高校は進学校だったので、受験に専念するという理由で別れるカップルもいた。
わたしはというと、そんな時代と逆行していた。
ある日突然一目惚れをしたのだ。
隣のクラスのKくんだった。
地学の授業が一緒で、笑顔がさわやかな高身長・好青年。
頭もいいという噂だった。
彼女いない情報も入手し、進撃開始した。
まずメアドを聞いた。
そこからちょこちょこメールをし、ある日、Aちゃんカップルの協力を得て、Wデートで夜屋台のラーメンを食べに行った。(展開早ッ!)
その時は緊張して全然話せなかったが、最後Aちゃんが彼氏とドロンしたため、(もち作戦)
2人きりになった。
わたしはKくんに告白した。
「Kくんがすきです。付き合ってください。」
するとこんな答えが
「ゆびきゅうさんのこと俺まだよく知らないから、これから友達として知っていって好きになったら俺から告白していい?」という素敵な提案だった。
「いいよ♪」←何故かうえから!?
ってなり、待つことに。

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