摩天楼オペラの”悲しみは僕への罰”という新曲について語ってみる。
皆さんこんにちは。よい日曜日をお過ごしでしょうか。今回は以前にも少し紹介をした「摩天楼オペラ」というヴィジュアル系メタルバンドの新曲が一昨日ラジオにて新アルバム(6月22日発売)の1曲がまた公開されました。
オンエアされた曲名は「悲しみは僕への罰」というタイトル。作曲担当は今年の5月に新しくメンバー入りした優介。
本人曰く、Voの苑が1番歌いやすい、得意なキーに合わせて作曲したと。新メンバーにも関わらずメンバーの長所を活かしてくる天才的なギタリストです。
というわけでこの曲が一体どのような曲だったのか。
悲しみは僕への罰
イントロはクワイア隊を加えた合唱コールとシンセのきいた重いサウンドからスタートします。
Aメロは比較的静かに始まり、おどろおどろしいベースラインが特徴的。Bメロではスネアを聞かせて静かなテンポで走るツーバスもこの曲にあった哀愁さを醸し出している。
サビへ入り、メロディアスな曲調で。
愛してるの意味を知って、あなたを離したくないと
悲しみは僕への罰で•••
などといった歌詞からもこちらも愛と死をテーマにした曲であると感じました。サビはラウドメタルのような楽器隊サウンドでこれに乗ったヴォーカルがまた悲しさを表現できていますね。
そこからサビに入るのですがなんとここからの展開がドラマティックすぎて。優介氏が天才だと再確認できた瞬間でもあった。
まずサビが終わり、ベースソロへ。指弾きで響かせる静かなラインです。そこからやや間を置いてクワイア隊の合唱とドラムの”裏拍”ブラストビートが。怒涛の嵐のような音粒で人間技じゃない。。
その後に泣きのギターソロ。これはもう速弾きやスウィープなどといった技術的な部分ではなくひたすらクサいメロディを奏でている。
サビのメロディをギターでも歌いながら弾くという。まさに悶絶不可避のエモーショナルの極限値ですね。
Cメロ展開も美しいヴォーカルの歌声を響かせつつ、ラスサビへ入る。歌詞には”最期”といった要素を込めて終わる。
いや〜以前紹介した”真っ白な闇がすべてを塗り替えても”という曲の凄すぎたのですが、”悲しみは僕への罰”というこの曲もとんでもなくすごい曲でした。
なかなか見ない3拍子のメタル曲。もう摩天楼オペラ、メタルバンドですね。PANTHEONというアルバムの時期もメタルだったのですが、音の厚みも以前とはまるで違う。
これまでアルバム内の曲では以下、公開されています。どれもとんでもない曲達ですので、是非聴いてみてほしい。
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