Naoyuk!Ohashi

ポニーリーグオフィシャルカメラマン

Naoyuk!Ohashi

ポニーリーグオフィシャルカメラマン

記事一覧

伝えるということ

拳を握り、胸を叩き、言葉で格好でしっかりと伝える。 ピッチャーが孤独になると、その疲労感と焦燥感は観るものの言葉を詰まらせる。 だからこそ、その前にちゃんと伝え…

Naoyuk!Ohashi
7時間前
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今年も暑い夏でした

7/19の開会式から7/24の決勝までの日程で全日本選手権が行われ、今年も九州連盟と関メディベースボール学院ポニーの決勝戦となり、昨年は延長の末、2チームの優勝となりま…

Naoyuk!Ohashi
1日前
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友情

ポニーリーグでは広澤克実杯として、全国各地の連盟の代表選手を選出し、合同チームでの大会があり、そこには日本のポニーリーグの代表選手を選出する選考会がある。 その…

Naoyuk!Ohashi
4か月前
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声が力になる

『押し込め!!』 コーチャーボックスから緊迫の場面で仲間を鼓舞する。 チームでは元気印の存在感。そして今回の第8回全日本選抜中学硬式野球大会を楽しみにしていたこ…

Naoyuk!Ohashi
5か月前
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2024、球春来たる

春と呼ぶにはあまりに寒い2/25。 ポニーリーグ関東連盟の春季大会が開幕しました。 開会式は滞りなく進められたけれど、残念ながら当日は雨が降り出し、関東各地の試合会…

Naoyuk!Ohashi
6か月前
1

ストーリーズ

『ポニーストーリーズ』というのはポニーリーグを撮影するべく集まったカメラマンチームの名前であったのだけれど、今では実質個人の活動となっている。 撮影させていただ…

Naoyuk!Ohashi
8か月前
1

栄冠は君に輝く

Naoyuk!Ohashi
9か月前
4

盛り上がりが足りない?…訳がない

関東連盟で新風吹き荒ぶという記事は書いたが、それはグローイングアップトーナメントに於いても激しく吹いていた。 結果は惜しくも2位だったが、今回の大会で勝ち上がる事…

Naoyuk!Ohashi
9か月前
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少し特別な夏の日を過ごした彼ら

ポニーリーグガールズワールドシリーズが終わって、そう遠くない日に、ポニーリーグで1番アツい日だった選手権の決勝の舞台『江戸川区球場』にて、ハワイのホノルルからポ…

Naoyuk!Ohashi
9か月前
6

新時代

関東連盟秋季大会、今年の優勝、準優勝はどちらもチームの結成数年というポニーリーグにあっての新興チームだ。 昨年、加入後初参戦の秋季大会で優勝したチームは今年のコ…

Naoyuk!Ohashi
9か月前
3

あの日、吹いた風の強さ

昨年の関東連盟秋季大会。 ポニーリーグへ新規加入のチームが一気に頂点まで登りつめた。 豪快なプレーの数々、奔放にも見える格好や所作、自分の知った数年のポニーリーグ…

Naoyuk!Ohashi
9か月前
12

ぃよっしっ!

不慮の怪我だった。 それでもチームを支える献身もあり世界一を掴んだ。 怪我は無理出来るものではない。 先の野球人生も含めて、しっかりと回復させていかなければならな…

Naoyuk!Ohashi
10か月前
6

Be the Hero

これまでの試合の結果を見てもそれだけ出来る選手たちということは感じていた。 実際に見る事で実感した。 監督は謙遜しながらも、常にポジティブで自らチームを鼓舞して…

Naoyuk!Ohashi
10か月前
4

或いはスタートとして

たくさん怒られている場面を見た。 どうしようも無さに複雑な表情でグラウンドに居たこともあった。 それでも続けて、挑んで。 中学生活に於ける最後の公式試合の結果は…

Naoyuk!Ohashi
10か月前
5

プレッシャーが成長させる

緊迫した試合。 チャンスで回ってきた打席でのプレッシャーはどれ程だろう。 何度も言うけど、今年の選手権の決勝の両チームの選手たちは本当に物凄いプレッシャーがあっ…

Naoyuk!Ohashi
10か月前
5

カッコいい

何度も言ってるけど、審判団、カッコいい。

Naoyuk!Ohashi
10か月前
2

伝えるということ

拳を握り、胸を叩き、言葉で格好でしっかりと伝える。

ピッチャーが孤独になると、その疲労感と焦燥感は観るものの言葉を詰まらせる。
だからこそ、その前にちゃんと伝えて、仲間の居ることを知らしめる。

最初に見たのはブロンコの部の日本代表選考会。
ピッチャーの選考でのキャッチャーをしていた。殆どが初めて会う、初めて受ける相手だ。
それでも良い球がくれば、しっかりと褒める。やや思惑と外れたと思われる球が

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今年も暑い夏でした

7/19の開会式から7/24の決勝までの日程で全日本選手権が行われ、今年も九州連盟と関メディベースボール学院ポニーの決勝戦となり、昨年は延長の末、2チームの優勝となりましたが、今年のアツい決勝は筑後リバーズの優勝となりました。

全日本選手権へどのチームも参加出来るという訳でもなく、春の地区大会を勝ち上がりが求められる。

どの場面でも安穏とした気持ちで臨む選手は居ないはずだけれど、全日本選手権で

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友情

ポニーリーグでは広澤克実杯として、全国各地の連盟の代表選手を選出し、合同チームでの大会があり、そこには日本のポニーリーグの代表選手を選出する選考会がある。
その為に各地区での選考会があるわけだけど、各チームから推薦された選手がその場で組まれたチームで試合に挑む。

関東同士だったら顔見知りもいるだろうけれど、今回の選考会では岡山からの選手が2名、関東での選考会に参加する形となっていた。
理由として

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声が力になる

『押し込め!!』

コーチャーボックスから緊迫の場面で仲間を鼓舞する。

チームでは元気印の存在感。そして今回の第8回全日本選抜中学硬式野球大会を楽しみにしていたことで、怪我によるプレーが出来ないことの悔しさは他人が推し量れるものでもなかった。

ただチームの誰もが欠かせない存在である素晴らしい環境下で彼の存在も試合でプレーするだけではない活躍があった。

悔しい敗戦。

だからこそ、きっとまだま

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2024、球春来たる

春と呼ぶにはあまりに寒い2/25。

ポニーリーグ関東連盟の春季大会が開幕しました。
開会式は滞りなく進められたけれど、残念ながら当日は雨が降り出し、関東各地の試合会場で行われるのだけれど、どの会場でも試合が出来ない、もしくは出来ても1試合といった具合の1日でした。

開会式では今年ポニーリーグ50周年を記念し盛り上げるべく公式テーマソングを日本ハムファイターズの公認応援歌を歌われているHARTY

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ストーリーズ

『ポニーストーリーズ』というのはポニーリーグを撮影するべく集まったカメラマンチームの名前であったのだけれど、今では実質個人の活動となっている。
撮影させていただいた写真を販売していたのだけれど、そちらも担当者様の離職により、また新たな方法を構築せねばという、本当に個人としての活動になってきました。

ただこの『ポニーストーリーズ』という名前。初めこそ、こんなものかと思っていたけど、今年で活動4年。

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盛り上がりが足りない?…訳がない

関東連盟で新風吹き荒ぶという記事は書いたが、それはグローイングアップトーナメントに於いても激しく吹いていた。
結果は惜しくも2位だったが、今回の大会で勝ち上がる事を経験したことはこれからの武器だろう。

春から参戦していたけれど、撮影のタイミングが合わず秋季大会予選リーグで初めて撮らせてもらい、惜しくも本戦のトーナメントは逃したものの、グローイングアップトーナメントで勝ち上がり、再度撮影の機会を得

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少し特別な夏の日を過ごした彼ら

ポニーリーグガールズワールドシリーズが終わって、そう遠くない日に、ポニーリーグで1番アツい日だった選手権の決勝の舞台『江戸川区球場』にて、ハワイのホノルルからポニーリーグの選手たちと親善交流試合が行われた。
江戸川区とホノルル市が姉妹都市であることなどで行われたこの催し物に2日にわたって参加させてもらった。準備運動から一緒に行い、拙い言葉でもコミュニケーションを深め、試合では力を発揮するべく和気藹

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新時代

関東連盟秋季大会、今年の優勝、準優勝はどちらもチームの結成数年というポニーリーグにあっての新興チームだ。
昨年、加入後初参戦の秋季大会で優勝したチームは今年のコルト大会(中学3年生大会)でも優勝。

全国的にもポニーリーグへ新たに加入のチームが増えて、これから更に賑わっていくことになるだろう。

第一回の女子野球ポニーリーグガールズワールドシリーズもふたつのディヴィジョンでの優勝。今回の秋季大会の

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あの日、吹いた風の強さ

昨年の関東連盟秋季大会。
ポニーリーグへ新規加入のチームが一気に頂点まで登りつめた。
豪快なプレーの数々、奔放にも見える格好や所作、自分の知った数年のポニーリーグの中にあっても特異な存在であった。
ただ彼らが不埒な存在で無いことは試合をすることで多くの人が感じ、友人として関係を深めていった選手も多かったことだろう。

思えば、たったの一年だったのかというほどの存在感。
この一年、彼らの起こした風が

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ぃよっしっ!

不慮の怪我だった。
それでもチームを支える献身もあり世界一を掴んだ。

怪我は無理出来るものではない。
先の野球人生も含めて、しっかりと回復させていかなければならない。

少し前、「まだリハビリ段階で」と親御さんからお聞きして、シートノックのサポートをしつつ、ランナーコーチを務めて、中盤から終盤での代打起用というのが続いた。

しかし代打で臨むもこれまでの積極的な気持ちも先走り、焦りというかなんだ

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Be the Hero

これまでの試合の結果を見てもそれだけ出来る選手たちということは感じていた。
実際に見る事で実感した。

監督は謙遜しながらも、常にポジティブで自らチームを鼓舞していく。それに呼応する選手たちばかりで気持ちの良い試合が観られる。

三年生がコルトと分けられ、チームの中心が二年生となる中で、チーム事情もあれど一年生が主体で挑む大会でもこれまでもどのチームにも食い下がる様子はこれからの躍進が楽しみである

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或いはスタートとして

たくさん怒られている場面を見た。

どうしようも無さに複雑な表情でグラウンドに居たこともあった。

それでも続けて、挑んで。

中学生活に於ける最後の公式試合の結果は思った様なものでは無かったはず。

それでも自信を持ってグラウンドに立っていた姿にはこれからへの期待を感じさせるものだった。

続けて、挑んで、きっと活躍出来るはず。

これからが或いはスタート地点かも知れない。

プレッシャーが成長させる

緊迫した試合。

チャンスで回ってきた打席でのプレッシャーはどれ程だろう。
何度も言うけど、今年の選手権の決勝の両チームの選手たちは本当に物凄いプレッシャーがあったはず。楽しみとか緊張とか高揚とか不安とか色んなものが入り混じっていたことだろう。

関東連盟の秋季大会決勝トーナメント。
勝ち上がりたいのはどのチームも同じ。
結果はどんなものでも受け入れると思うけれど、悔しさを甘んじて受け入れることは

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