プレッシャーが成長させる

緊迫した試合。

チャンスで回ってきた打席でのプレッシャーはどれ程だろう。
何度も言うけど、今年の選手権の決勝の両チームの選手たちは本当に物凄いプレッシャーがあったはず。楽しみとか緊張とか高揚とか不安とか色んなものが入り混じっていたことだろう。

関東連盟の秋季大会決勝トーナメント。
勝ち上がりたいのはどのチームも同じ。
結果はどんなものでも受け入れると思うけれど、悔しさを甘んじて受け入れることはないだろう。

最終回、追い付かねば負けとなる場面。
塁上には仲間たち。大きな1発も欲しいけど、どうにか食らいつくバッティングをしたいところ。

そんな場面で同点タイムリー。

二塁上で拳を上げ腕で顔を拭う姿を見た。
顔を拭いてる程度かと思ったが、彼を追うファインダーの中には緊張から解き放たれたからか、込み上げるものがあったよう。

試合は惜しくも延長でのサヨナラの敗戦となったが、逆境を跳ね返すべくプレッシャーでのチームの勢いはこれからどんどん強くなっていく可能性を感じた。

春が楽しみだ。

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